インターネットによる標準時の配信
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:39 UTC 版)
「日本標準時」の記事における「インターネットによる標準時の配信」の解説
1992年(平成4年)国立天文台に設置されているセシウム原子時計を時刻源とする、協定世界時 (UTC) に同期した時刻を保持するサーバをインターネットに公開する方針で準備が始まる。 1994年(平成6年)春国立天文台の天文保時室で「世界で初めてUTCに同期したセシウム原子時計直結の Strutum 1 サーバー」(NTPサーバー)が本格運用を始める。 1995年(平成7年)8月31日通信総合研究所が、インターネットによる標準時の供給に関し、(株)インターネットイニシアティブと共同研究開始。 2001年(平成13年)1月6日中央省庁再編により総務省設置法や総務省組織令が施行され、郵政省通信総合研究所から総務省通信総合研究所に組織変更。 4月1日独立行政法人通信総合研究所発足。 10月24日通信総合研究所の日本標準時表示システムを総務省本省ロビーに設置。 2004年(平成16年)4月1日独立行政法人情報通信研究機構 (NICT) 発足。 大学共同利用機関法人自然科学研究機構が発足し、国立天文台がその大学共同利用機関として設置される。 2005年(平成17年)2月8日情報通信研究機構が日本標準時を利用したNTP本格サービス提供開始。 2006年(平成18年)6月12日情報通信研究機構が世界最高性能のインターネット用時刻同期サーバによる日本標準時の配信開始。
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