アメリカ軍の作戦任務報告書による徳島市の爆撃データ
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「徳島大空襲」の記事における「アメリカ軍の作戦任務報告書による徳島市の爆撃データ」の解説
ミッション250 爆撃日時 1945年7月4日 午前1時24分から同3時19分(日本時間) 爆撃部隊 アメリカ軍第21航空軍所属、第314航空団 所属基地 マリアナ諸島グアム島北基地 アメリカ軍による徳島市の戦略的把握 ・重要な農業生産地域として、神戸・大阪などの大都市に対する重要な食糧供給基地であること。 ・船舶の航路として重要な役割を果たす瀬戸内海の東の入口に位置すること。 ・市内に軍需工場として紡績工場や製糸工場が存在すること。 徳島市への出撃命令機数 141機(うち4機は離陸に失敗、さらに8機は和歌山などの爆撃に参加。) 徳島市への爆撃機数 129機 徳島市への爆撃ルート 【出撃】グアム島北基地→硫黄島→ 和歌山県すさみ町→和歌山県日ノ御碕→新町川河口付近→徳島市 【帰還】徳島市→阿南市蒲生田岬→硫黄島→グアム島北基地 爆撃方法 優秀な電波技術者が搭乗した12機の先導機が本隊機を先導。徳島市街地上空へ到達した先導機の投弾によって引き起こされた火災を目標として、後続の本隊機が低空から大量の焼夷弾を投下。 投下した焼夷弾の種類、量 AN-M47A2油脂焼夷弾 403.8米トン AN-M17テルミット・マグネシウム焼夷弾 647.0米トン 計 1050.8米トン 徳島市の破壊、焼失面積 74%、1.7平方マイル(4.4平方キロ)
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