アイランド1降下作戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 23:18 UTC 版)
「バジュラ (マクロスシリーズ)」の記事における「アイランド1降下作戦」の解説
ランカとブレラはバジュラ幼生「あい君」に導かれてバジュラ本星へと辿り着くが、行動を監視していたグレイスに捕捉され、ブレラはインプラントによる強制コントロール、ランカは洗脳を受け、歌声からバジュラネットワークに介入するためのプロトコルを解析される。フロンティア船団もランカの歌声からバジュラ本星の位置を特定し、新天地(フロンティア)への突入作戦を断行する。V型感染症の末期状態にあるシェリルの歌声から微弱なフォールド波が検出され、シェリルはランカの代役となることを受諾する。 フロンティア船団は30光年の短距離フォールドでバジュラ本星付近に移動し、シェリルの歌声を支えに攻勢をかけるが、本星上に巨大なランカの幻影が現われ、かつて人類を勝利に導いた「愛・おぼえていますか」を歌うと形勢は逆転する。そのとき戦場にマクロス・クォーターが現れ、ギャラクシー船団の陰謀と三島による大統領暗殺を明らかにする。新統合軍に編入していたS.M.S隊員、早乙女アルトが巨大ランカの正体に気付き、マクロス・クォーターがこの幻を打ち消すことで、幻の中心だったギャラクシー軍旗艦バトル・ギャラクシーが出現。ギャラクシー船団が画策していたバジュラを巡る陰謀のすべてが明らかとなる。 バトル・ギャラクシーは、条約違反の存在であるゴーストV9を戦場に投入する。そのあいだにグレイスはバジュラクイーンの頭部と融合してバジュラネットワークの掌握に成功すると、人類を屈服させるべくバジュラの群れを地球や惑星エデン、マクロス11船団等へと差し向ける。 V型感染症によるフォールド波でネットワークに繋がっているシェリルの歌と、フォールドクォーツ製のイヤリングを介してネットワークに繋がったアルトの呼びかけで、ランカは洗脳状態から覚醒。シェリルの体内のV型ウイルスが、ネットワークを介したランカの干渉を受け頭部から腸内へと移動したことで、シェリルも死の淵から回復する。シェリルとランカ、ふたりの歌姫によるデュエットはバジュラクイーン(グレイス)のフォールド波を凌駕し、「あい君」以下バジュラ群の大半はフロンティア船団の援軍にまわる。S.M.S・フロンティア統合軍とバジュラの連携で、バジュラクイーンの展開した次元断層の突破とバトル・ギャラクシー撃破を果たし、被弾によってインプラントの呪縛から解放されたブレラの乗るVF-27とアルトの乗るVF-25F・APが連携攻撃にてバジュラクイーンの頭部を切り離してグレイスを倒し、ギャラクシー船団の野望は阻止される。 その後、バジュラの群れは人類を敵ではないと認識し、交配のため別の銀河へと旅立つ。戦闘による環境維持の限界を迎えていたアイランド1は入植のためにバジュラ本星に降下し、バジュラ戦役は終結を迎える。
※この「アイランド1降下作戦」の解説は、「バジュラ (マクロスシリーズ)」の解説の一部です。
「アイランド1降下作戦」を含む「バジュラ (マクロスシリーズ)」の記事については、「バジュラ (マクロスシリーズ)」の概要を参照ください。
- アイランド1降下作戦のページへのリンク