やられ技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 10:13 UTC 版)
デッドリー・ドライブで投げられる コーナーに登りダイビング攻撃を狙ったところを対戦相手に察知されて派手に投げつけられ、リングの中央付近まで跳躍しサマーソルト・ドロップのような体勢で着地するという定番ムーブ。ハーリー・レイスもジャイアント馬場との試合でよく見せていた。 投げられる前に相手に許しを請う(恐れおののいた表情で首や手を振る)のが基本。何の技を繰り出そうとしてコーナーに登ったのかは誰も知らないとさえいわれている。投げられる際タイツをつかまれて尻が丸出しになったまま飛んでいくことも度々だが、本人いわく「ハウス・ショー(テレビ中継がない大会)でしかやらない」とのこと。 2005年にフェイスターンした頃、コーナーダイビングはやられ技では無く確実に成功する技となったことがある。レッスルマニア24での引退試合では、投げられずにダイビング・クロス・ボディを決めた。 なお、対戦経験に乏しい相手の際には、コーナーポスト上で「どこを持って投げれば良いか」をフレアーが相手に「指導」しながら技を受ける事もあった。実際、1991年のWCWスーパーブロウルI(英語版)での藤波辰爾戦では、コーナーポストに登ったフレアーのタイツを藤波が右手で掴んだ際、藤波の左腕をフレアーが取り、自らの胸元に宛てがわせて「投げろ」と合図を送った後に投げられる局面が見られた。 前のめり受身(フェイス・ファースト・バンプ) 相手の連続攻撃を食らったあとに、フラフラ歩いて前方に倒れる。「顔面受け身」とも呼ばれ、倒れるモーションで観客を沸かせてしまうというフレアーならではのれっきとした「見せ場作りの技」である。 なお、この技が「フィニッシュ・ホールド」となった試合もある。2010年10月7日にインパクト・レスリングで行われたミック・フォーリーとのラストマン・スタンディング・マッチでは、互いに大流血する壮絶なハードコア・レスリングの果てに、折畳テーブル上に寝かせたフォーリーにフレアーが(珍しく)コーナーポストからのダイビング・ボディプレスを決め、観客の誰もが「最後に立ち上がるのはフレアーだろう」と思った瞬間、フレアーは「大量の画鋲が散乱した」リングにフェイス・ファースト・バンプで倒れ込んで「敗戦」、フレアーの真骨頂を見せ付ける結末となった。 コーナーに投げられ、そのまま1回転して場外転落(ターンバックル・フリップ) 現在はショーン・マイケルズなども行っている、1回転してエプロンサイドに立ち、そのままコーナーに登ることもあった。 フレアー・ウォーク(ネイチ・ウォーク) "元祖ネイチ" バディ・ロジャースの「ロジャース・ウォーク」を受け継いだ、伊達男のようにかっこつけながら大げさに歩くムーブ。この後に「Woooo!」とトレードマークの得意気な雄たけびを上げたり、起き上がった相手に反撃されたりする。 Oh, No! 不利になったときに両膝をついて相手に許しを乞う。または後ずさりをする。体勢としては両手の平を顔の前に出し、首を振る。この直後にサミング・急所攻撃をすることもしばしばで、ここから反転攻勢に移るのが定番の展開であった。
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やられ技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:20 UTC 版)
馬場との対戦では、トップロープに登ったところをデッドリー・ドライブで投げられるのがお約束だった。受身技術では当時世界最高レベルと評価されたレイスならではの「見せ場づくり」のムーブである。このムーブもリック・フレアーに受け継がれている。
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やられ技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 07:45 UTC 版)
「カール・アンダーソン (プロレスラー)」の記事における「やられ技」の解説
バーナードとのタッグをアンダーソンがコントロールしているという見方が強まった時期からあまり見られることはなくなり、シングルプレイヤーとして活動するようになってからはほとんど見せていない。 コーナーへの股間打ちつけ 相手を対角コーナーにハンマースルーした後に串刺し攻撃を狙うもそれを回避され、コーナーポストへ抱き付くように股間を強打する。 このさい「アァー!」と甲高い裏声で悲鳴を上げるのが特徴的。 場外へ放り出される 勢いよく相手のもとへ走り出すも、相手に頭を掴まれ放り投げられる。 上記同様、悲鳴を上げることもしばしば見られる。 返り討ち タッグマッチなどで待機中に、不意にパートナーの背中または肩を叩いてやる気満々で相手に挑むも、逆に返り討ちにあう。 この後パートナーにタッチを求めるも、無視されることが定番だった。 なお、返り討ちにされる方法はほとんどが中西学の逆水平チョップである。
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