ほくほく線・北陸新幹線開業による運行体系の見直しとは? わかりやすく解説

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ほくほく線・北陸新幹線開業による運行体系の見直し

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:45 UTC 版)

上越新幹線」の記事における「ほくほく線・北陸新幹線開業による運行体系の見直し」の解説

東北・上越新幹線では、東海道・山陽新幹線同様の新幹線運行管理システム」(COMTRAC)などの運行管理システム用いられていたが、システム陳腐化北陸新幹線開業など運行形態複雑化見据えて新たなシステムとして「新幹線総合システム」(COSMOS)を1995年11月導入した上越新幹線では開業以来速達タイプ「あさひ」と各駅停車タイプ「とき」う列愛称であった。しかし、東京駅 - 高崎駅間などの近距離需要増大に伴い「とき」比べて所要時間の短い「あさひ」の乗車率高くなり、長距離利用客指定席取りづらくなっている一方高崎駅以北各駅停車「とき」乗車率大きく減少する傾向にあった加えて1997年平成9年)は、東京 - 長野北陸方面において運行体系大幅な変化生じた1997年3月北越急行ほくほく線開業に伴い東京から石川県東部富山県新潟県西部へ鉄道最短ルート越後湯沢駅ほくほく線経由在来線特急「はくたか」乗り換えルートになることで、越後湯沢駅利用客増加すること、さらに同年10月北陸新幹線 高崎駅 - 長野駅間(長野新幹線)の開業に伴い東京駅 - 高崎駅間に乗り入れる列車本数増加増加することなどから、運行体系大幅に見直す必要が生じたそれに伴い1997年10月1日北陸新幹線開業合わせて上越新幹線においても運行区間基本とした運行体系変更された。近距離需要および越後湯沢駅乗り換え利用客向けに東京駅 - 高崎駅越後湯沢駅間の各駅停車タイプ27本から39本に増発し愛称「たにがわ」とした。また、遠距離需要主とする東京駅 - 新潟駅間の列車愛称は「あさひ」に統一した。これにより、上越新幹線において各駅停車タイプとしての「とき」愛称廃止された。しかし、長野新幹線「あさま」上越新幹線「あさひ」は一文字違いであり紛らわしいことから、2002年12月ダイヤ改正速達タイプ列車名「とき」変更した長きにわたり上越新幹線北陸地方へのアクセスルートの一部担ってきたが、2015年3月ダイヤ改正では北陸新幹線 長野駅 - 金沢駅間が開業し東京駅 - 富山駅金沢駅間の主要ルート北陸新幹線となった。これにより、高崎駅以南での北陸新幹線直通列車大幅な増加や、越後湯沢乗り換え在来線特急「はくたか」運行終了など、東京 - 北陸方面運行体系に再び大幅な変化生じた上越新幹線においても運転本数見直しが行われ、「とき」東京駅 - 新潟駅間1往復「たにがわ」東京駅 - 越後湯沢駅間7往復東京駅 - 高崎駅0.5往復削減された。

※この「ほくほく線・北陸新幹線開業による運行体系の見直し」の解説は、「上越新幹線」の解説の一部です。
「ほくほく線・北陸新幹線開業による運行体系の見直し」を含む「上越新幹線」の記事については、「上越新幹線」の概要を参照ください。

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