引っ掛け問題
ひっかけ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 02:56 UTC 版)
「クイズマジックアカデミーのクイズ概要」の記事における「ひっかけ問題」の解説
QMA2から、○×・四択・タイピング・文字パネル(四文字言葉)の各形式において、早押しクイズにおける「ひっかけ」が採用された。たとえば、 【例】「ゴジラの愛称で知られる元野球選手は誰?」 というタイピング問題があるとする。この問題の正解は「まついひでき(松井秀喜)」だが、「…野球選手は」のあとウェイトが入り「松井秀喜ですが、…」と、正解が別の物になるパターンが存在する。しかも分岐先は1つだけではなく、例えばこの例題では「赤ゴジラの愛称…」(正解は「しましげのぶ(嶋重宣)」)「リトルの愛称…」(正解は「まついかずお(松井稼頭央)」)は「メガゴジラの愛称…」(正解は「あきひろゆうと(秋広優人)」)といったケースがある。 因みにこの「…ですが」のひっかけはクイズの世界では「パラレル」あるいは「複合並立型」といい、古くは『アップダウンクイズ』から、昨今では『マジカル頭脳パワー!!』での「マジカルシャウト」など、クイズ番組で使われてきた定番の出題方法である。この「パラレル」の見極めができるかどうかが、早押しクイズの鍵となる。 ○×・タイピング以外ならば、問題文の最後が「?」で終わっているか否かで、ひっかけの有無を判別できる。「?」が文末についていない場合はまだ問題文が続く(ひっかけである)という目印になる(タイピングの文末は基本的に「答えなさい」で統一されている。○×はもともと?が付かないので、この方法では区別できない)。 問題文が中央揃えで表示されるという仕様を逆手に取り区別できる問題、タイピングクイズにおいてタイプ文字が平仮名か片仮名かという点で分岐の有無や分岐先が区別できる問題、問題文が長く後述の減点開始の時間の相違により分岐が判別できる問題、検定試験のテーマによって分岐先の複数ある問題がテーマによって確定できる問題もある。 【例】「漫画『ときめきトゥナイト』の第1部の主人公である魔界の女の子は?」 という文字パネル形式のクイズがあり、正解は「江藤蘭世」である。この問題は通常第3部の主人公である江藤蘭世と真壁俊の娘は?(正解は真壁愛良)というものと、その弟である狼男の少年は?(正解は江藤鈴世)に分岐し、パネルのセットはこの3つが作れるものが出てくる。この問題はQMA7とQMA9の「ヒロイン検定」で出題されたが、後者の分岐はヒロインというテーマに合わないため、分岐するとすれば前者にしかしない。そのため、この問題はウェイトがかかった瞬間に分岐が確定できる。 後述の通り、残り制限時間によって得点が減点されるため、満点を取るにはひっかけを承知で早い段階で解答しなければならない。
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