どさ

デジタル大辞泉

どさ

地方。田舎。演劇・演芸などでいう。

津軽語辞典

どさ

方言	意味
どさ	何処へ行きますか

隠語大辞典

どさ

1. ①賭博の手入。混雑取り込みの「どさくさ」、多人数の入込む様より。〔博〕　②上下を真幣で中味を他の紙でつくつた贋札の束。詐欺の手口土砂流しの「土砂」より、「あんこ」「とうふ」に同じ。〔贋〕
2. 〔芸〕①犯人の潜伏場所や犯行現場に警官が手入れに来ることをいう。ばくち場の手入等。「がさ」ともいう。②贋造通貨のことをいう。③田舎者のこと。

分類 博／贋／犯罪、芸能界、落語界

どさ

1. 警察官ノ犯人潜状場所又ハ賭博現行場所其他臨検捜索。〔第四類　言語動作〕
2. 〔犯〕賭博場などに手の入つたこと。どさくさの意。「ドサを喰ふ」など云ふ。
3. 賭博手入れのことをいふのである。〔刑事〕
4. 〔隠〕賭博手入れの事をいふ。
5. 踏み込まれること。
6. 賭博の手入のことをいふ。
7. 犯人の潜伏場所や犯行現場等に警官が手入れに来ることを云ふ。
8. 賭博の手入。前橋。
9. 賭場に網が下りること。賭博者検挙。又は手入れのこと。
10. 〔犯〕賭博場へ手が入ること、どさどさと入り込むの意。
11. ばくち場の手入れ。〔一般犯罪〕
12. 家宅捜査、がさと同じ。〔掏摸〕

分類 ルンペン／大阪、刑事、掏摸、犯、犯罪、犯罪者、犯罪語、賭博

どさ

1. 贋造通貨。〔第七類　雑纂〕
2. 仮装の偽紙幣を云ふ。
3. 贋造通貨を云ふ。

分類 詐欺犯／犯罪

どさ

1. 偽拾得金品のことをいふ。〔犯罪語〕
2. 〔犯〕偽拾得品のことを云ふ。「オ天気師」などが使用するもの。

分類 犯、犯罪語

どさ

1. 田舎者のこと。「あの野郎、とばはいいけれど、人間はどさだね」など。〔芸能（寄席・落語）〕
2. 〔隠語〕田舎者。

分類 寄席、寄席／落語

どさ

1. 旅。

分類 芸能

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「どさ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はかばんを床にどさっと下ろした
• どさっと倒れる
• 私はちょうどさっき起きました。
• 「店のばーさんは、すげー愛想悪いんだけどさー」「大輝、聞こえとるぞ」「げっ・・・」
• 盛大な溜息をつきながら、テーブルの上にどさどさとパンを置き、椅子にどっかりと腰掛ける。
• 「おかしいよね。予定では今頃みんなＵＦＯを目撃して、一丸となって研究してるはずだったんだけどさ」「目撃からしてアリエネー」
• 彼女はちょうどさらを洗い終わりました。
• 彼は親切な男だったが、その話のくどさは人をいらいらさせた。
• 彼は就寝前にポケットから小銭を取り出して、テーブルの上にどさっと置く。
• 彼はどさくさにまぎれて行方をくらました。
• 事故で車は全損って嘆いているけどさ、怪我がなくてなにより、命あっての物種だよ。
• 結婚式のことだけどさあ、君の一世一代の晴れの舞台なんだから、地味婚などといわないで、パーッと派手にしたらどうなのさ。
• トラックは砂を地面にどさっと落した。
• その男は床にどさっと倒れた。
• この寒さは５０年ぶりのひどさでした。
• トラックは砂利を道路にどさりと下ろした.
• (どさっと)地面に落ちる.
• その重い包みをどさっと降ろした.
• ソファーにどさっと座る.
• 粉袋をどさんと落とす.