随時
読み方:ずいじ
随時とは、随時の意味
随時とは、好きな時、気が向いた時にいつでも行うさまのことである。随時の「随」の字には、なりゆきに任せる、条件に従って逆らわずに動くといった語義がある。ビジネスシーンでは、「状況に合わせて」「いつでも臨機応変に」といったニュアンスで用いる。英語では、「随時」に直接相当する単語は存在せず、文全体の意味から keep you updated(更新があれば連絡する)や as needed/as necessary(必要に応じて) などと表現する。随時の類語
随時の類語としては「逐次」や「適宜」が挙げられ、どれもビジネスでよく用いられる用語である。「逐次」とは、一つ一つ順を追って次々に対応するといった意味であり、規則性や順序性はなく「不定期」や「非定型」に流れのままに動くことを意味する「随時」とは、ニュアンスが異なる。また、「適宜」は、その場の状況にぴったりと合っていること、状況に応じて動くことを意味し、自分の意思で状況を判断し行動するといった語義が表現できる。随時の例文、使い方
随時の語をビジネスシーンで用いる際の例文としては、「更新があり次第、公式サイトにて随時公開します」「そのポジションの仕事は随時募集しています」「市の公共施設は随時利用可能です」などが挙げられる。どの例文も「いつでも」「好きなときに」といった意味で「随時」を使用しており、「逐次」や「適宜」では文意が異なるため注意が必要である。随時
読み方:ずいじ
「随時」とは、必要に応じて行うさまのことを意味する表現である。
顧客に対して「随時対応します」と書かれていた場合は、顧客側は何かあればいつでも対応してもらえることになる。まとめて対応されるよりも、早い対応が見込めるため、顧客側としては安心である。他にも、「随時受付中」と書かれている場合は、常に受付をできる状態ということだ。見学や、説明会の予約などで使われることが多い言葉である。
随時と似た意味を持つ言葉に、「適宜(てきぎ)」や「都度(つど)」、「逐次(ちくじ)」がある。適宜は、状況に合った行動をするさまを表す。例えば、「仕事がひと段落着いた人から適宜休憩してください。」と使うことができる。随時と異なる点は、好きな時に行動せず、状況をみて判断し、その場に適した行動をする点である。都度には、物事が行われるたびにという意味がある。例えば、「間違いがあった場合はその都度教えてください。」と使うことができる。随時はいつでもを意味し、都度は毎回を意味する点が異なるところだ。
逐次は、順次という意味で、順を追って物事が行われるさまを表す。例えば、「出口に近い人から、順次避難してください。」と使うことができる。逐次の意味では、順を追って行うということを理解することが大切である。これらの言葉はビジネスにおいてもよく使われるため、意味が曖昧なまま使わずに、辞書で確認してから使うとよい。
随時の対義語には、「定時」が挙げられる。定時とは、一定の時刻や時期を表す言葉で、日時に制限がないさまを表す随時とは、反対の意味となる。
「随時確認します」とは、いつでも必要に応じて確認するという意味である。「します」は「する」の丁寧語で、これより丁寧な言い方にするには「いたします」を使う。「いたします」は、「いたす」の謙譲語にあたる。顧客に対して使う場合は「随時確認します」より「随時確認いたします」の方が丁寧なため、「随時確認いたします」と使う方がよいだろう。
「その都度」とは、そのたびにという意味で、対応すべきことがあれば、毎回行うということである。
・私の会社では入社三年目まで、随時仕事内容を上司へ報告することが義務付けられている。
・私の同期の田中さんは、上司への随時報告を怠ったため、役職を降格させられた。
・アパートを探していたら「随時入居可」と書かれた物件を見つけ、三日後には引っ越しすることが決まった。
・ここのデパートでは随時お得なサービスを行っているため、いつもお客さんがたくさんいる。
・随時対応と書いてあったため電話してみたが、全くつながらない。
・新規会員随時募集中と書かれた怪しいチラシがポストの中に入っていた。
・社会人となり、初めての出社日に上司から「随時報告するように」と言われた。
・顧客の要望に随時対応するため、人員確保を行わなければならない。
・彼が転職を希望している会社は、随時説明会の予約を受け付けているらしい。
「随時」とは、必要に応じて行うさまのことを意味する表現である。
「随時」とは・「随時」の意味
「随時」とは、必要に応じて行うさまや、制限なくいつでも好きな時に行うさまを表す。読み方は、「ずいじ」である。随時は、ビジネスにおいてもよく使われる言葉であり、社内に限らず、顧客に対しても使われる。例えば、社内で上司から「随時報告するように」と言われた場合は、業務上何か変化があった時は、必ず報告しなければならない。顧客に対して「随時対応します」と書かれていた場合は、顧客側は何かあればいつでも対応してもらえることになる。まとめて対応されるよりも、早い対応が見込めるため、顧客側としては安心である。他にも、「随時受付中」と書かれている場合は、常に受付をできる状態ということだ。見学や、説明会の予約などで使われることが多い言葉である。
随時と似た意味を持つ言葉に、「適宜(てきぎ)」や「都度(つど)」、「逐次(ちくじ)」がある。適宜は、状況に合った行動をするさまを表す。例えば、「仕事がひと段落着いた人から適宜休憩してください。」と使うことができる。随時と異なる点は、好きな時に行動せず、状況をみて判断し、その場に適した行動をする点である。都度には、物事が行われるたびにという意味がある。例えば、「間違いがあった場合はその都度教えてください。」と使うことができる。随時はいつでもを意味し、都度は毎回を意味する点が異なるところだ。
逐次は、順次という意味で、順を追って物事が行われるさまを表す。例えば、「出口に近い人から、順次避難してください。」と使うことができる。逐次の意味では、順を追って行うということを理解することが大切である。これらの言葉はビジネスにおいてもよく使われるため、意味が曖昧なまま使わずに、辞書で確認してから使うとよい。
随時の対義語には、「定時」が挙げられる。定時とは、一定の時刻や時期を表す言葉で、日時に制限がないさまを表す随時とは、反対の意味となる。
「随時」の語源・由来
「随時」の「随」は、成り行きにまかせるという意味があり、「時」には、ある一定のときや、そのときという意味がある。この二つの字を組み合わせると、随時の意味になる。「随時」の熟語・言い回し
随時確認しますとは
「随時確認します」とは、いつでも必要に応じて確認するという意味である。「します」は「する」の丁寧語で、これより丁寧な言い方にするには「いたします」を使う。「いたします」は、「いたす」の謙譲語にあたる。顧客に対して使う場合は「随時確認します」より「随時確認いたします」の方が丁寧なため、「随時確認いたします」と使う方がよいだろう。
その都度とは
「その都度」とは、そのたびにという意味で、対応すべきことがあれば、毎回行うということである。
「随時」の使い方・例文
・私の会社が運営する工場では、おととしから随時、工場見学を受け付けている。・私の会社では入社三年目まで、随時仕事内容を上司へ報告することが義務付けられている。
・私の同期の田中さんは、上司への随時報告を怠ったため、役職を降格させられた。
・アパートを探していたら「随時入居可」と書かれた物件を見つけ、三日後には引っ越しすることが決まった。
・ここのデパートでは随時お得なサービスを行っているため、いつもお客さんがたくさんいる。
・随時対応と書いてあったため電話してみたが、全くつながらない。
・新規会員随時募集中と書かれた怪しいチラシがポストの中に入っていた。
・社会人となり、初めての出社日に上司から「随時報告するように」と言われた。
・顧客の要望に随時対応するため、人員確保を行わなければならない。
・彼が転職を希望している会社は、随時説明会の予約を受け付けているらしい。
随時
ずい‐じ【随時】
「ずいじ」の例文・使い方・用例・文例
- ずいじのページへのリンク