ござ・る【御座る】
読み方:ござる
[動ラ四]《四段動詞「ござある」の連体形「ござある」の音変化》
2 「ある」の意の尊敬語。おありになる。
「茗荷(めうが)をこし召さぬほどに、御失念は―・るまい」〈虎清狂・鈍根草〉
3 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
「いや、誰ぞと存じたれば、やれやれようこそ―・ったれ」〈虎清狂・禁野〉
㋐恋をする。ほれる。
「内儀は―・ったふりしてしなだれかかれば」〈浮・夫婦気質・下〉
㋑食べ物が腐る。
「なんと、腹が少し、―・ったぢゃあねえか」〈滑・膝栗毛・四〉
6 (補助動詞)補助動詞「ある」「いる」の意の丁寧語。…でございます。…ております。
[補説] 室町時代から江戸時代までは広く用いられたが、否定形には室町時代には「ござない」が、江戸時代では「ござらぬ」が使われた。また、江戸時代に入ると「まする」「ます」を伴う形がしだいに一般化し、現代では特殊な場合を除いて「ございます」の形が普通になった。
ござる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 01:48 UTC 版)
【動】いらっしゃる。(例)待ってござる(待っていらっしゃる)
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ござる
厶
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