ぐい

デジタル大辞泉

ぐい

［接頭］動詞の連用形または連用形名詞に付いて、そのまま、すぐに、一息に、勢いよく、などの意を表す。「—飲み」「—寝」

「まあおれと一所に—登って」〈洒・新吾左出放題〉

グイ【GUI】

読み方：ぐい

《graphical user interface》⇒ジー‐ユー‐アイ（GUI）

ぐ‐い【愚意】

読み方：ぐい

自分の気持ちや考えをへりくだっていう語。愚見。愚案。「—を申し述べます」

高松の方言

ぐい(植物)

方言	意味
ぐい(植物)	バラ。昔は「野イバラ」をさして「ぐい」といったが，今ではすべてのバラをいう。語源はよくわからないが，一説には，棘(とげ）に「グイ」と刺される恐れがあるので，その危険防止語として生まれたのだろうという。

隠語大辞典

ぐい

1. 一般警察官吏。〔第二類　人物風俗〕

グイ

読み方：ぐい

1. 共犯者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・京都府〕
2. 共犯者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・大阪府〕
3. 共犯者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・兵庫県〕
4. 共犯者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・三重県〕
5. 党類ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・長野県〕
6. 共謀者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・岡山県〕
7. 共犯者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・山口県〕
8. 共謀者ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・香川県〕
9. 連類則チ共犯者ノ事ヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・北海道庁〕
10. 共犯人－犯人仲間ノ意。〔第二類　人物風俗〕
11. 共謀。〔第三類　犯罪行為〕
12. 共犯人仲間を云ふ。〔関東地方〕
13. たぐいのこと、つまり仲間、共犯者。〔一般犯罪〕
14. 共犯者。〔掏摸〕
15. たぐいのこと。つまり仲間、共犯者。

分類 三重県、京都府、兵庫県、北海道庁、大阪府、山口県、岡山県、掏摸、犯罪、長野県、関東地方、香川県

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「ぐい」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はグラスのビールをぐいと飲み干した
• 少年はぐいとズボンを引き上げた
• たぐいまれな美しさ
• 魚を水からぐいと引き上げた
• 彼は首をぐいと回して私を見た
• そこでは台所用品やそのたぐいのものを売っていた
• 小さな男の子が道に飛び出そうとしたとき母親がぐいと彼の腕をつかんだ
• 君は掃除や皿洗いといったたぐいのことを頼まれるだろう
• 彼女は頭をぐいとそらした
• 「出ていけ」と彼女は頭をぐいとそらして叫んだ
• 彼女は母親のそでをぐいと引いた
• ロープをぐいと引く
• 家に入る前に靴をマットでぬぐいなさい
• 彼はドアの取っ手をぐいと回した
• 彼がすぐいまの仕事を始めたわけではない
• はい、手ぬぐいはすべて30％オフです。
• それは手ぬぐいといって、風呂に入って体を洗うときや、手を洗ったあとに手を拭くのに使います。
• 『うぐいす侍』人間愛とユーモア溢れる侍物語。
• 母はひろしの夜具をぐいと引き剥がした。
• この鍋物はえぐいだよ。