きたかた‐けんぞう〔‐ケンザウ〕【北方謙三】
北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年(昭22)、佐賀県生まれ。中央大学法学部卒。
1970年(昭45)、同人誌に発表した「明るい街へ」が「新潮」に転載。
1981年(昭56)、「弔鐘はるかなり」を刊行。
1982年(昭57)に刊行した「眠りなき夜」で、1983年(昭58)に第4回吉川英治文学新人賞と、第1回日本冒険小説協会大賞を受賞。
1983年(昭58)に刊行した「檻」で、第2回日本冒険小説協会大賞を受賞。同時にこの作品は1984年(昭59)に第37回日本推理作家協会賞長編部門の候補となる。1983年(昭58)に第89回直木賞候補にもなる。また、この作品は「週刊文春」の83年「傑作ミステリーベスト10」の7位に選ばれる。
1983年(昭58)に「野性時代」に発表した「友よ、静かに瞑れ」が、1983年(昭58)に第90回直木賞候補となる。
1984年(昭59)に発表した「渇きの街」で、第38回日本推理作家協会賞長編部門を受賞。
1984年(昭59)に発表した「やがて冬が終れば」で、第92回直木賞候補となる。
1984年(昭59)に発表した「過去」で第11回角川小説賞受賞。
1985年(昭60)に発表した「明日なき街角」で第5回日本文芸大賞受賞。
1986年(昭61)に「小説新潮」に発表した「霖雨」は日本文藝家協会の「ベスト小説ランド 1987」に収録される。
1989年(平1)に「小説新潮」に発表した「灰」は日本文藝家協会の「現代の小説 1990」に収録される。
1990年(平2)に発表した「破軍の星」で、1991年(平3)に第4回柴田練三郎賞を受賞。
1990年(平2)に「小説すばる」に発表した「岩」は日本文藝家協会の「現代の小説 1991」に収録される。
1994年(平6)に「小説現代」に発表した「道草」は日本文藝家協会の「現代の小説 1995」に収録される。
1995年(平7)に「小説現代」に発表した「試着室」は日本文藝家協会の「現代の小説 1996」に収録される。
1997年(平9)、日本推理作家協会理事長に就任。
2004年(平16)に発表した「楊家将」が第38回吉川英治文学賞受賞。
2005年(平17)、「水滸伝」が第9回司馬遼太郎賞受賞。
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