お‐まつり【▽御祭(り)】
お祭
- 男女の交会を云ふ。「お祭りも渡り初めは橋の上」などいへる古き川柳多くあり。これによりて交会を単に「お渡り」とも称せり。淫行を政事と云ひしより転ぜし語か。
- 御祭。性交の異称。俗語。「おまつりを渡す」といふ。次条(※「おまつりをわたす」)参照。「習俗雑記」に「異性の接触をお祭りといふ事はよく世間につかはるる言葉で「すててか、寝ててか、ホンマかへ、実(じつ)お祭りか、あけなきやドンドン」の俗歌の如きもお祭りを此意義に解しないと通じないのである」とあり。「お祭りの前が太皷の騒ぎなり」「山の神荒れてお祭りのびるなり」「祭り前気ばかりせきこむ提灯屋」「人形の所作はお祭り前のこと」「お祭りに泣くは機嫌のよいのなり」。
- 交会の隠語。宝永三年版『新色三ツ巴』二の巻に「てふさやよふさやの祭りをわたし云々」とあり、「祭をわたす」といふは古き詞なるを知るべし。
- 男女交接のこと。
- 鳴物入りだから。つまり、情交のこと。江戸ッ子が用いた。〔風流〕
お祭
お祭り
(お祭 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/25 16:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動お祭り・お祭(おまつり)とは、
- 宗教的は祭祀・祭礼やある物事を記念した年中行事 →「祭」を参照。
- 歌舞伎の演目『松栄祝嶋台』(まつのさかえ いわう しまだい)の通称、『お祭り』。
- 歌舞伎舞踊の演目『再茲歌舞伎花轢』(またここに かぶきの はなだし)の通称、『お祭』。
- 釣りにおいて、自分と隣で釣っている人の糸同士が絡まること[1]。巻きつくように絡まることを指す「纏る」(まつる、まつわる)に由来する。
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「お祭」の例文・使い方・用例・文例
- お祭りの群衆が通りをふさいだ
- 独立記念日にはお祭りがあります
- お祭りの季節
- お祭り気分で
- あらゆる人々がそのお祭りに来た
- そのお祭りは何事も無く終わった
- お祭り会場に流れるその陽気な音楽に、みな浮き浮きさせられた。
- 日本人だけでなく、外国人もそのお祭りに来ます。
- 私は週末にお祭りに行きます。
- お祭りはどうでしたか?
- お祭りでは花火が打ち上げられた。
- 今晩私の家族は近所のお祭りに行くでしょう。
- お祭りへおいで。
- 私はお祭りには参加しないかもしれません。
- お祭りは来週日曜まで延期された。
- 先週末はお祭りがありました
- それはまるでお祭りのように楽しい。
- このお祭りはイタリア各地で行われます。
- そのお祭りは300年間続いています。
- お祭りに行きませんか?
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