『ウォーズマンビギンズ』におけるウォーズマン
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「ウォーズマン」の記事における「『ウォーズマンビギンズ』におけるウォーズマン」の解説
サブタイトルは「仮面の告白!の巻」。出生の設定が詳しく描かれており、ウォーズマンの本名が判明。コスチュームを装着する場面も描かれている。 父親の名前はミハイル・ボルコフ。彼は超人レスリング東欧チャンピオン「ミハイルマン」として絶大な強さと人気を誇り、妻ナターシャと共に幸せな生活を送っていた。しかしある日、機械超人研究の第一人者であるチェコの医師ユーリ・コピィロフの存在を知り、永遠の強さを欲したミハイルはナターシャの制止を振り切りチェコへ旅立つ。半年掛かりで機械超人として改造され、変わり果てた姿でナターシャの元へ帰った。それでも彼ら夫婦の愛は変わらず、遠征生活のさなか息子・ニコライを授かる。 だがある日の試合中、ミハイルマンの体に異常(オーバーロード)が起こり、対戦相手とレフェリーを虐殺してしまう。我に返ったミハイルは「神の領域に手を出した報いを受ける」と言い残し、自爆装置によりリングの上で爆死。残されたナターシャとニコライは貧しい生活を送っていたが、やがてナターシャも病死し、ニコライは孤児となる(死期を悟ったナターシャは、ニコライにそれまで隠していた父ミハイルの秘密を語る)。 10年が経ち青年となったニコライは、彼に受け継がれる機械超人の力に目をつけたソ連(クレムリン)の超人育成組織「SKGB(超人レスラー国家保安委員会)」にスカウトされる。黒いマスクとプロテクター、ベアークローなどを受け取って身につけ、その出で立ちに相応しいリングネームとして「ヴァイナー・ムシーヌイ(英語名「ウォーズマン」)」の名を与えられた。 SKGBでの想像を絶する過酷な訓練にも拘らず、暖かい毛布で寝られ、飢えることもなく訓練に打ち込める生活に喜びを感じており、ロビンマスクの隠し技「パロ・スペシャル」を遠隔感知能力によって体得するなど、充実した日々を送っていた。だが、SKGBの真の目的は戦争用のロボ超人兵士の量産だった。 自分はロボ超人兵士の実験台でしかないという事実を知ったウォーズマンは幹部たちを倒して脱走するが、同じく訓練を受けていたロボ超人・カマーンダスに行く手を阻まれる。しかし一部始終を見ていたバラクーダことロビンマスクのアドバイスにより、カマーンダスをパロ・スペシャルで撃破。これ以後、ロビンマスクのもとに弟子入りする。
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