「地域ふれあい交流会」実行委員
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「心が叫びたがってるんだ。」の記事における「「地域ふれあい交流会」実行委員」の解説
成瀬 順(なるせ じゅん) 声 - 水瀬いのり 本作の主人公。ボブカットの少女。幼少時は夢見がちでお喋りな性格だったが、自分の言葉がきっかけとなり両親が離婚した過去のトラウマから言葉を発することができなくなり、声を出すと腹痛に襲われてしまう。その影響で、他人とは文書か携帯電話(フィーチャー・フォン)のメールを通して対話している。メールを打つスピードは非常に速い。母の泉と二人暮らしで、泉が多忙で帰宅が遅いため、夕食を自分で作っている。感情は失っておらず、表情や身振りで表現する場面が複数ある(拓実からは仕草で思っていることがわかると指摘されている)。拓実が即興で作った歌を家で口ずさみ、「歌」であれば腹痛にならないことを知り、歌を通して気持ちを伝えようと、拓実に「わたしの言葉を歌にして下さい」と依頼する。 坂上 拓実(さかがみ たくみ) 声 - 内山昂輝 物静かで冷めた性格の男子生徒。DTM研究会に所属。友人はいるものの他人に本音を語ることは少ない。中学生の頃に自身の教育方針を巡って両親が対立し離婚している。父親に引き取られるものの、父は多忙から不在がちで、めったに顔を合わせない。そのため、父方の祖父母と生活している。音楽好きな父親の影響で音楽関係には詳しく、ピアノなどの楽器を扱えるが、両親が離婚する一因になったという思いから長らく演奏していなかった。岩木曰く「押しに弱い」。 仁藤 菜月(にとう なつき) 声 - 雨宮天 チアリーダー部の部長を務め、クラスの女子の中心的存在。相沢からは「優等生」と評されている。拓実とは中学校が同じで、その頃に交際していたが、手をつないだこともないまま関係はうやむやになっている。拓実との縒(よ)りを戻したいと思いつつも、お互いに言い出せずにいる。順に対しては、実行委員として頑張っている姿を見て応援したいと思う一方、拓実との交流を深める様子を見て嫉妬に近い感情を抱いている。口元にほくろがある。 田崎 大樹(たさき だいき) 声 - 細谷佳正 野球部の元エースの男子生徒。甲子園出場まであと一歩という所でチームは敗退し、自身は右肘を痛めて療養中で現在はエースの座を後輩の山路に譲っている。目つきが悪く、実際に口調と気性が荒くわがままに思われやすいが、自分に非がある場合は頭を下げて謝るなどスジを通すまっすぐな性格で、樹をはじめとする彼をよく知る者からの信頼は厚い。夢を突然絶たれたことでやさぐれており、故障してからも部に顔を出して後輩部員を厳しく指導しているが、苛立ちをぶつけるかのように指導する態度ゆえに後輩たちからは陰で「使えないポンコツ」呼ばわりされ内心煙たがられている。
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