「センダイ」と名の付く動植物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:29 UTC 版)
「仙台市」の記事における「「センダイ」と名の付く動植物」の解説
センダイハギ(千代萩、仙台萩:Thermopsis lupinoides ) ムラサキセンダイハギ(紫千代萩:Baptisia australis) 原産地は北米。 センダイシダレ(仙台枝垂) センダイヤ(仙台屋:Cerasus jamasakura 'Sendaiya')、センダイヤザクラ(仙台屋桜) 仙台藩から移住してきた佐伯氏が、現・高知県高知市中須賀で始めた「仙台屋」の屋敷に植えた桜で、土佐藩主・山内家にも献上された。周辺住民から「仙台屋の桜」と呼ばれていたが、高知県出身で「日本の植物学の父」とされる牧野富太郎が品種として命名した。センダイヤはサトザクラ群の栽培品種で、葉が赤く、花は一重で5枚の花弁が付き、ソメイヨシノより数日遅く濃紅色の花を開花する。虫が付きにくいため、消毒作業による都市環境・自然環境への負荷が低い品種と考えられており、2002年(平成14年)より神奈川県横浜市では青葉区役所付近の鶴見川沿いに植樹されて桜並木を形成しつつある。 センダイヨシノ(仙台吉野) 坂庭清一郎が仙台市で、仙台周辺に多いヤエベニシダレ(八重紅枝垂)と、ソメイヨシノ(染井吉野)とを交配して作った八重咲きの桜の一品種(→榴岡公園)。 センダイソウ(仙台草:Saxifraga sendaica) ロシア人のカール・ヨハン・マキシモヴィッチ博士によって命名された。紀伊半島、四国、九州に自生し、仙台市には自生しない。 センダイゾウ(仙台象:Sinomastodon sendaicus) 絶滅種。 センダイムシクイ スズメ目ウグイス科の渡り鳥。 センダイウイルス (Sendai Virus:Sev) (Hemagglutinating virus of Japan : HVJ) 石田名香雄(元東北大学総長)らにより東北大学医学部で発見された。細胞融合を起こすウイルスとしてバイオテクノロジーの分野で重要視されている。遺伝子治療において、導入する遺伝子を目標組織の細胞に運ぶベクターとして有望視されている。
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