「キセキの世代」関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 00:58 UTC 版)
「黒子のバスケ」の記事における「「キセキの世代」関連」の解説
キセキの世代 帝光バスケ部史上「最強」と呼ばれ、無敗を誇った黄金世代。黄瀬涼太・緑間真太郎・青峰大輝・紫原敦・赤司征十郎の5人の総称。彼らは全員が10年に1人の天才でありながらもそれぞれがオンリーワンの才能を秘め、そのセンスは他のプレイヤーを圧倒する。 また、5人の同世代黒子テツヤが「6人目(シックスマン)」としてレギュラー入りしていた。ただし、本人によると先の5人は本物の天才であり、自分とは到底異なる存在であるとのこと。 元々は他の選手より少しだけバスケが巧い選手達だったが、中学時代に才能が開花していった。しかし、それによって周囲との実力差が開いたため、次第にバスケへの情熱を失い、試合でも相手チームへの誠意を欠く行動をとるようになる。プレースタイルもチームプレーから圧倒的個人技を駆使したバスケに変わっていった。当時はモチベーション低下を防ぐため、1人1試合に20得点のノルマが課せられていた(黒子は役割上免除された)。 弱点としては、未だに身体ができていない中高生でありながら、激しいプレイを行うために体に過度な負担がかかりやすいことが挙げられる。また、前述のように個人技を重視していたため、味方にパスを出すのを嫌う傾向がある。 5人はそれぞれ別の強豪校に進学しており、黒子によればその中のどれかが頂点に立つという。彼らを獲得した高校は、それだけで全国上位の力を手にすることと同義であるとされ、全国大会の優勝争いの一角をになうことが確実視される。「キセキの世代」幻の6人目(シックスマン) 黒子テツヤの異名。帝光中で6人目としてパス回しやスティールに特化することでチームを勝利に導いた。徹底して影に徹したスタイルをとっており、目立つことがなかったため、その存在は、うわさ程度にしか知られていない。 本来のバスケ用語では、シックスマンは「ベンチスタートのサブメンバーの中でも特に活躍できる選手」を指す。基本的に何度でも選手交代が可能なバスケでは重要な存在であり、NBAではNBAシックスマン賞という専門の賞が存在する。現実でも作中の黒子テツヤのような、身長・技術・スタミナなどに問題があるためフル出場には向かないが、特別な働きで試合の流れを変える選手(クラッチ・シューターが多い)が選ばれる。 無冠の五将(むかんのごしょう) 中学時代に「キセキの世代」と渡り合った選手5人の総称。天才と呼ばれるほどの確かな実力を持ちながらも、「キセキの世代」のあまりに突出した才能の前にかすんでしまったため、そう呼ばれている。 「キセキの世代」の1学年上に当たり、メンバーは「鉄心・木吉鉄平」「悪童・花宮真」「夜叉・実渕玲央」「剛力・根武谷永吉」「雷獣・葉山小太郎」の5人である。 なお、無冠の五将の名字には、「木の構成要素」に関する文字が入っている(木吉・花宮・実渕・根武谷・葉山)。 天才 10年に1人の確率で生まれてくるとされている常人では有せない技術を持っている人間の総称。作中で明言されているのは火神・キセキの世代(5人)・無冠の五将(5人)の計11人。彼らに準ずる黒子については個性であり技術とは評せず、氷室は凡人の延長線上である「秀才」とされている。
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