《裏起毛》の正しい読み方
「裏起毛」の正しい読み方
「裏起毛」の正しい読み方は、「うらきもう」である。「裏」は「うら」、「起」は「き」、「毛」は、「もう」と読む。「裏起毛」の意味解説
裏起毛とは、服の裏地に施される加工のことだ。また、この加工が施されている生地のことだ。その加工とは、裏地の繊維を起こし、一定の長さでカットするものだ。そうすると、柔らかくてふわふわとした肌触りの生地になる。また、繊維を毛羽立てているので、空気の含有量が多くなる。毛羽が体温で暖められた空気をキャッチし、逃がしにくくするので、保温効果が高くなる。冬に着用するのに適した生地となっている。ポリエステルなどの化学繊維が使われている場合が多い。スウェット生地が使われているトレーナーやパーカーでよく目にする。このスウェット生地は、表地と裏地の2層構造になっている。そして裏地は裏起毛になっているものがよくある。
なぜ「裏起毛」と読むのか・理由
裏起毛という語の構成は、「裏」+「起毛」だ。それぞれの語の「うら」、「きもう」という読みがそのまま組み合わされた形で、「うらきもう」と読むのである。「裏」は訓読み、「起毛」はどちらの字も音読みされている。「裏起毛」の類語・用例・例文
「裏起毛」の類語は、単語ではなく、「裏地の繊維を起こし、一定の長さにそろえた生地」とか、「裏地に施された加工で、ふわふわさせる」など、説明的になる。冬になると、裏起毛の商品は多く売られるようになるので、具体的にイメージしやすい言葉だ。それでは、用例・例文を挙げる。・裏起毛のトレーナーは暖かい。
・裏起毛の生地は、裏地に、まるで、綿が付けられているかのようだ。
・生地と生地の間に綿が入れられているわけではないのに、生地への加工で、この暖かさが実現できたとは、驚きだ。
・裏地の繊維が起こされているので、ふわふわしていて、暖かい。
・裏起毛のパーカーとキルト生地の上着、どちらを今日は着ようかな。雪が降りそうな天気なのだが。
・裏地がふわふわしているのは、どうやら裏起毛の生地が使われているかららしい。しかし、暖かくなってきたので、足が少し汗ばんできて気持ちが悪い。
・裏起毛の服は、多少厚みがある。
・寒くなってくると、裏起毛のトレーナーを買いたくなる。
「裏起毛」の英語用例・例文
「裏起毛」は、英語で表現すると、「brushed lining」となる。brushedは、「ブラシで毛羽立たせた」という意味だ。「lining」には、「裏地」という意味がある。次に「brushed lining」を使った例文を挙げる。・My sweatshirt is brushed lining. (私のトレーナーは、裏起毛だ。)
トレーナーは、「sweatshirt」と表現する。
・I'm wearing brushed lining sweatshirt.(私は、裏起毛のトレーナーを着ている。)
《裏起毛》の正しい読み方
「裏起毛」の正しい読み方
「裏起毛」の読み方は「うらきもう」である。生地の裏(うら)が起毛(きもう)している、という意味の表現である。「裏起毛」の意味解説
「裏起毛」は、洋服の裏側にある繊維を起毛させたものである。起毛とは、特殊加工によって繊維を毛羽立たせることを指している。もこもこした肌触りをしており、風を通しにくいのが特徴だ。毛羽立たせた繊維の中にたくさんの空気を含むことができるため、とても保温性が高く、寒い時期に重宝されている。パンツやパーカー、ワンピースなど、裏起毛を採用したアイテムはとても多い。一方で、内部が蒸れやすく、吸水性に乏しいため体温調整が難しいという一面も持ち合わせている。なぜ「うらきもう」と読むのか・理由
「裏」の音読みは「リ」、訓読みは「うら」「うち」である。「起」の音読みは「キ」、訓読みは「お-きる」だ。そして、「毛」という漢字は、音読みで「モウ」、訓読みで「け」と読む。したがって、「裏起毛」という言葉の場合は「うらきもう」と読む。「裏起毛」の用例・例文
・この保育園では、裏起毛の洋服は禁止されています。
・裏起毛の洋服のおかげで、寒い時期に子供と外遊びする時でも体が冷えにくくなった。
・彼は、裏起毛特有のもこもこした肌触りが気に入ったようだ。
・裏起毛のアイテムは、生地にボリュームが出るため、着ぶくれしないようコーディネートには注意する必要がある。
・今日は寒いので、裏起毛のソックスで防寒対策をしっかりしておこう。
・彼はもともと肌が弱いので、裏起毛の洋服だと痒くなってしまうこともあるようだ。
・裏起毛と裏毛は、どちらも似た漢字を使っていますが、全く異なる特徴を持っています。
・冬にスポーツをする時は、汗をかくため裏起毛ではなく裏毛の衣類を選ぶようにしましょう。
・今日は気温が低くなる予報が出ていたので、裏起毛のタイツを選びました。
「裏起毛」の英語用例・例文
「裏起毛」は英語では、「wool lining」や「brushed lining」「back brushing」などのように表現できる。「裏起毛」の英語を使った用例・例文
・I'm looking for back brushed pants(私は、裏起毛のパンツを探しています)
・Clothes with brushed back are very heat-retaining.(裏起毛の洋服は、とても保温性が高いです)
・It's going to be very cold tomorrow, so I'm planning to wear wool lining tights.(明日はとても寒くなりそうなので、裏起毛のタイツを履く予定です)
・If you have sensitive skin, you should avoid brushed back clothing.(もし肌が弱いのであれば、裏起毛の洋服は避けた方がよいだろう)
- 《裏起毛》の正しい読み方のページへのリンク