《塩味》の正しい読み方
「塩味」の正しい読み方
「塩味」は、「しおあじ」の他「えんみ」「しおみ」と読むことがある。どの読み方も正しく、前後の文章や使い方によって読み方が異なるため、それぞれの意味を理解した上で使用することとなる。「塩味」の意味解説
「塩味」とは、「しおあじ」は「塩が付けられた味」のことを意味し、舌で感じるしょっぱさや塩辛さなどのことを指している。「えんみ」は「塩加減」という意味があり、甘味・苦み・酸味・塩味・うま味という人間の味覚である基本味の一つも「えんみ」となる。なお、「えんみ」は「物事のおもしろみ」や「事情や心情をくみ取り処理をすること」という意味もある。そして「しおみ」は、意味は「しおあじ」と似ているが「料理に含まれた塩分」「塩が入った味」ということを指す。なぜ「塩味」と読むのか・理由
「塩」は音読みでは「エン」や「アン」、訓読みでは「しお」となる。また、「味」は音読みで「ミ」、訓読みは「あじ」である。そのため、全体的に「塩の味」を意味することを「塩味」とすることになったが、共に訓読みである「しおあじ」や共に音読みとなる「えんみ」、訓読みと音読みの「しおみ」など意味の違いによって読み方が異なっている。なお、「物事のおもしろみ」という意味の「えんみ」は、人生の途上で起こる辛くも趣のある出来事や心情を、しょっぱいが味のある「塩味」になぞらえて当てはめた言葉となる。「塩味」の類語・用例・例文
「塩味」の類語には「塩加減」や「塩気」などがある。「塩加減」は料理の際の塩の分量や味の具合、「塩気」は塩辛い、しょっぱい味という意味を持つ。例文としては「しおあじ」では「私は甘党じゃないから塩味のスナックの方が好きだな」や、「塩味のラーメンは2番目に人気があります」などが挙げられる。なお、「えんみ」では「舌が塩味を感じるメカニズムが解明されたらしいよ」や「塩味のある日々を過ごしてきたが、悪くはないな」などとなる。また、「しおみ」は「この料理、少し塩味が足りないんじゃない?」や「塩味のきつすぎるものを食べるとのどが渇くね。」などが例文として挙げられる。
「塩味」の英語用例・例文
「塩味」の英語には「salty」や「saltiness」などがある。例文としては「I like salty chocolates.(私は塩味のチョコレートが好きです)」や、「The soup he served was so salty.(彼が出したスープはすごく塩味がきつかった)」などが挙げられる。また、「This dish is saltiness at this stage will ultimately affect the flavor.(この料理は塩味が味を左右すると言われています)や「The saltiness may be adjusted to suit your taste.(塩味は好みによって調整すると良いよ)」なども例文となる。- 《塩味》の正しい読み方のページへのリンク