わ・れる【割れる/▽破れる】
読み方:われる
1 強い力が加わるなどして、固体がいくつかに分かれ離れる。こわれて細かくなる。「茶碗が—・れる」「卵が—・れる」「氷が—・れる」
2 裂け目ができる。また、傷がついて開いた状態になる。「地震で地が—・れる」「ぱっくりと—・れた額」
3 まとまっているもの、組織などが二つ以上に分かれる。分かれてまとまりがなくなる。分裂する。「意見が—・れる」「党が—・れる」「票が—・れる」
4 そろえた両膝の間が空く。「浴衣の膝が—・れて素肌が見える」
5 隠れていたものなどが現れる。秘密などが明らかになる。「底が—・れる」「身元が—・れる」「犯人(ほし)が—・れる」
7 (「われるような」「われんばかりの」などの形で、比喩的に用いる)物事の程度がはなはだしいさまをいう。「場内—・れんばかりの拍手」「頭が—・れそうに痛い」
8 割り算で、余りのない答えがでる。わりきれる。「九は三で—・れる」
11 (「縦に割れる」の形で)野球の投球で、上下に大きく曲がるさまをいう。「—・れるカーブ」
やぶ・れる【破れる】
読み方:やぶれる
1 裂けたり、穴があいたり、つぶれたりして、もとの形がこわれる。また、割れさける。「靴下が—・れる」「おできが—・れる」「水道管が—・れる」
2 今まで続いていた状態が損なわれる。「静寂が—・れる」「ついに均衡が—・れた」
3 成り立たずに終わる。こわれる。「恋に—・れる」「夢が—・れる」
4 (ふつう「敗れる」と書く)勝負などで負ける。「横綱が—・れる」「宿敵に—・れる」
5 けがをする。傷つく。
や・れる【▽破れる】
「 破れる」の例文・使い方・用例・文例
- 突然、試合中に彼の服が破れる。
- その鞄は破れる。
- この布はすぐに破れる.
- 将軍は敵を打ち破れると確信していた.
- チームは初戦で破れるという憂き目を見た.
- できものが破れる
- 風船が破れる
- 腫れ物が破れる
- 平和が破れる
- ロシアのチェス・マスターで、1975年から1985年まで、ゲイリー・カスパロフに破れるまでの世界チャンピオン(1951年生まれ)
- 性交によって女性の処女膜が破れること
- ばりっと音を立てて破れるさま
- 音を立てて破れるさま
- 布や紙などが音をたてて破れるさま
- 調和が破れる
- 静寂が破れる
- (物が)引っぱられて破れる
- 砕け破れる
- 敵に破れる
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