ほう‐りゅう〔ハウリウ〕【放流】
放流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/19 06:59 UTC 版)
動物に関して言う放流(ほうりゅう)とは、人間が管理下(捕獲・保護・飼育など)に置いている水生動物を、水系の自然環境(川、湖沼、海など)に解き放つことを言う。英語(事実上の国際通用語)では disseminate 等の語を用いて説明がなされる[1]。
- ^ 研究社. “disseminate”. 新英和中辞典. Weblio辞書. 2010年4月5日閲覧。
- ^ “「生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン」の策定経過について” (jp/en). (公式ウェブサイト). 日本魚類学会 (2005年). 2010年2月16日閲覧。
- ^ 松沢陽士・瀬能宏、『日本の外来魚ガイド』、2008年、文一総合出版、27頁
- ^ 松沢陽士・瀬能宏、『日本の外来魚ガイド』、2008年、文一総合出版、p22
- ^ Akira Terui; Hirokazu Urabe; Masayuki Senzaki; Bungo Nishizawa (7th February 2023), “Intentional release of native species undermines ecological stability”, The Proceedings of the National Academy of Sciences (PNAS) 120 (7), doi:10.1073/pnas.2218044120
- 1 放流とは
- 2 放流の概要
「 放流」の例文・使い方・用例・文例
- サケの稚魚を川に放流した
- 子供たちはサケの幼魚を川に放流した。
- 大量の水がダムの水吐き口から放流されている。
- この川にはたくさんの魚が放流されている.
- 貯水池の水は必要な場合に限り放流される.
- 毎年 1,000 尾のウナギの稚魚がこの湖に放流される.
- 彼は小川へのマスの放流を指揮した
- 放流するための稚鮎
- 釣った魚に標識を打ち込んで放流すること
- (釣りで,)釣った魚を放流すること
- 誰(だれ)かがペットを放流したようだ。
- 滋賀県水産試験場の職員は「ピラニアは,在来魚を食べることにより生態系を崩す恐れがある。人間に危害を加えることさえあるかもしれない。湖にこのようなペットを放流すべきではない。」と話す。
- 放流されたアオウミガメが1000キロ旅する
- それは2006年3月に小(お)笠(がさ)原(わら)諸島父(ちち)島(じま)の小学生によって放流された19匹のアオウミガメのうちの1匹だった。
- このアオウミガメは,放流されたときには(甲(こう)羅(ら)の)長さ25センチで2.4キロあった。
- このカメは,体力回復後,再び海に放流される予定だ。
- ニシンの漁獲量を制限したり,ニシンの稚魚を海へ放流したりすることにより,その個体数が回復しているのだ。
- アカウミガメの保護は多くの場合,卵を集め,それらを人工的にふ化させ,子ガメを海に放流することを伴う。
- しかし,人工ふ化したカメはたいてい日中に放流される。
- イトウの稚(ち)魚(ぎょ)は2004年から5度,尻別川の支流に放流されている。
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