YOMIURI ONLINE YOMIURI ONLINEの概要

YOMIURI ONLINE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/29 07:44 UTC 版)

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YOMIURI ONLINE
URL www.yomiuri.co.jp
タイプ ニュースサイト
運営者 読売新聞社
設立日 1995年6月16日
現状

ユニークユーザー1800万人/月
ページビュー3億/月
(2012年3月現在)[1]

公称ユニークユーザー約1098万人(2012年7月合計)[2]

2019年2月1日に、YOMIURI ONLINEと有料会員制のサービス「読売プレミアム」を統合し、名称を読売新聞オンライン(よみうりしんぶんオンライン)に改めサービスを開始した[3][4]

概要

YOMIURI ONLINEは報知新聞yorimoと合わせて、約1800万人/月の読者を持つ。「ニュース」「マネー・経済」「スポーツ」など16のカテゴリに分かれており、オンラインショッピングの「読売ダイレクト」も併設している。女性向けのカテゴリである「大手小町」では電子掲示板の発言小町を運営している。ニュースサイトの運営は読売新聞社のメディア戦略局が行っており[5]、コンテンツの一部も製作している。

「ニュース」カテゴリは「政治」「選挙」「社会」など14のサブカテゴリで構成されており、「総合トップ」や「新着順」で一覧することができる。記事は「速報ニュースが1週間、その他はおおむね1年」掲載する[6]。2012年に始まった「YOMIURI PREMIUM」は読売新聞本紙の購読者向けの有料サービスで、追加料金を払うと「スキャナー」や「編集手帳」「人生案内」などの読売新聞本紙のコンテンツを閲覧できる[7]。PREMIUMは、タブレットスマートフォンに対応している。

YOMIURI ONLINEはYahoo!ニュースのようなポータルサイトに記事を配信している[8]。また、メールマガジンの「YOLメール」[9]やRSS[10]などで見出しの配信も行っている(RSS配信は2014年3月末で終了[11])。最近はソーシャルメディアを活用しており、YOMIURI ONLINEのみでも15個のTwitterアカウントを運営している[12]。Yomiuri Onlineのフォロワーは約32万人(2014年6月)いるが、毎日jp朝日新聞デジタルと違い、記者のアカウントを公開していない。

読売新聞グループ本社代表取締役会長の渡邉恒雄は、YOMIURI ONLINEを紙の新聞を補完するメディアとして位置付けている[13]。YOMIURI ONLINEは、ディープリンクや見出しの著作権について厳しい態度をとった時期もあり[14][15]、ビジネスモデルが不確かな新技術の導入には消極的だという[16]

特徴

他の全国紙の有料デジタル版サービスは、デジタル版単独の購読料もしくは紙媒体購読料に1000円程度の追加料金が必要な体系となっているが、読売新聞オンラインは 、2019年のサービス開始時点ではデジタル版単独での購読は出来ず、紙媒体への追加料金もなく、「紙媒体購読者への一律無料サービス」という体系となっている。




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「YOMIURI ONLINE」の続きの解説一覧

読売新聞オンライン

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読売新聞オンライン(よみうりしんぶんオンライン)は、読売新聞東京本社が運営する日本ニュースサイトである。


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  47. ^ “「美術館女子」公開終了 「指摘を重く受け止め」”. 朝日新聞デジタル. (2020年6月28日). https://www.asahi.com/articles/ASN6X4J6XN6XPTFC008.html 2020年7月11日閲覧。 


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