立命館大学
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組織及び研究
組織
学部
衣笠キャンパス
- 法学部
- 法学科
- 法政展開
- 法政展開には6つの専門化プログラムが用意されている
- 司法特修
- 公務行政特修
- 法政展開
- 法学科
- 産業社会学部
- 現代社会学科
- 現代社会専攻
- メディア社会専攻
- スポーツ社会専攻
- 子ども社会専攻
- 人間福祉専攻
- 現代社会学科
- 国際関係学部
- 国際関係学科
- 国際関係学専攻
- グローバル・スタディーズ専攻(英語を使用言語とする専攻)
- アメリカン大学・立命館大学国際連携学科(アメリカン大学との共同設置学科)
- 国際関係学科
- 文学部
- 人文学科
- 人間研究学域
- 哲学・倫理学専攻
- 教育人間学専攻
- 日本文学研究学域
- 日本文学専攻
- 日本語情報学専攻
- 日本史研究学域
- 日本史学専攻
- 考古学・文化遺産専攻
- 東アジア研究学域
- 中国文学・思想専攻
- 東洋史学専攻
- 現代東アジア言語・文化専攻
- 国際文化学域
- 英米文学専攻
- ヨーロッパ・イスラーム史専攻
- 文化芸術専攻
- 地域研究学域
- 地理学専攻
- 地域観光学専攻
- 国際コミュニケーション学域
- 英語圏文化専攻
- 国際英語専攻
- 言語コミュニケーション学域
- コミュニケーション表現専攻
- 言語学・日本語教育専攻
- 人間研究学域
- 人文学科
びわこ・くさつキャンパス
- 経済学部
- 経済学科
- 経済専攻
- 国際専攻
- 経済学科
- 理工学部
- 数理科学科
- 物理科学科
- 電気電子工学科
- 電子情報工学科
- 機械工学科
- ロボティクス学科
- 環境都市システム工学科
- 建築都市デザイン学科
- 生命科学部
- 薬学部
- 薬学科(6年制)
- 創薬科学科(4年制)
- スポーツ健康科学部
- スポーツ健康科学科
- 食マネジメント学部
- 食マネジメント学科
大阪いばらきキャンパス
- 情報理工学部
- 情報理工学科
- システムアーキテクトコース
- セキュリティ・ネットワークコース
- 先端社会デザインコース
- 実世界情報コース
- 画像・音メディアコース
- 知能情報コース
- 情報システムグローバルコース(英語を使用言語とするコース)
- 情報理工学科
- 映像学部
- 映像学科
- 総合心理学部
- 総合心理学科
- グローバル教養学部(オーストラリア国立大学との共同設置学部)
- グローバル教養学科
II部(二部・夜間部)
現在は夜間のみで卒業する学生を対象とした学習環境は提供されていない。過去には法学部、文学部、経済学部、経営学部、理工学部、産業社会学部の各学部に、1995年までII部(二部・夜間部)が存在した。
立命館大学II部は他大学と異なり、入学試験の受験資格が本来の目的である勤労学生もしくは社会人に限定され、さらに、入学後のII部からI部へ移る制度も設けていなかった[44]。その後1996年よりI部・II部の区分を廃止し、昼間主コース・夜間主コースからなる「昼夜開講制」に移行した。さらには1999年にBKCで先行開始された新昼夜開講制の導入により、実質的な昼夜コース枠組みの撤廃が行われた。
そして2007年1月には産業社会学部の夜間主コースで最終講義が行われ[45]、立命館大学の源流である夜学が107年の歴史を閉じた。
インスティテュート
立命館大学は以前、「国際インスティテュート」(2000年度に設置)と「文理総合インスティテュート」(1998年度に設置)を設けて学部横断的な教育を展開していた。専門性の習得や入試募集の単位の細分化など、改善すべき課題が生じてきたとして、現在は全て募集を停止している。ここでは学生の学籍は所属する学部学科にあるが、実際には卒業の基準や必修も全てインスティテュートの枠組みの中で行われることになる。こうした制度のため、卒業した学生の肩書きは「○○学部○○学科○○インスティテュート卒業」となる。インスティテュート所属生の選抜は入学試験で行われた。また、文学部も1996年度に文学部の学生向けに「人文総合科学インスティテュート」を設置していたものの、2002年度に従来の人文総合科学インスティテュートを学際プログラムと改称した上で、総合プログラムと国際プログラムを新設。この3プログラムを新たな人文総合科学インスティテュートとして再編した。2009年度には、総合プログラムを京都学プログラムと言語コミュニケーションプログラムの2プログラムへと再編したが、2012年度の「学域・専攻制度」の導入に伴い廃止となった。
- 国際インスティテュート
- 国際法務プログラム(法学部の学生が対象)
- 国際公共プログラム(国際関係学部、政策科学部の学生が対象)
- 国際社会プログラム(産業社会学部、文学部の学生が対象)
- 国際福祉プログラム(産業社会学部の学生が対象)
- 国際関係学部は2011年度から、法学部、産業社会学部、政策科学部、文学部は2012年から募集停止
- 文理総合インスティテュート
- ファイナンス・情報・インスティテュート(経済学部、経営学部、理工学部数理科学科の学生が対象)
- 環境・デザイン・インスティテュート(経済学部、経営学部、理工学部建築都市デザイン学科、理工学部環境システム学科の学生が対象)
- サービス・マネジメント・インスティテュート(経済学部、経営学部の学生が対象)
- 経済学部、経営学部、理工学部建築都市デザイン学科は2010年度から、理工学部数理科学科、理工学部環境システム学科は2012年度から募集停止
- 人文総合科学インスティテュート
- 京都学プログラム
- 言語コミュニケーションプログラム
- 国際プログラム
- 学際プログラム
- 言語文化領域
- 芸術表象領域
- 歴史人類領域
研究科
衣笠キャンパス
- 法学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 法学専攻
- 研究コース(前期課程・後期課程)
- リーガル・スペシャリスト・コース(前期課程)
- 法政リサーチ・コース(前期課程)
- 法学専攻
- 社会学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 応用社会学専攻
- 国際関係研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 国際関係学専攻
- 文学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 人文学専攻
- 哲学専修
- 教育人間学専修
- 日本文学専修
- 中国文学・思想専修
- 英米文学専修
- 日本史学専修
- 東洋史学専修
- 西洋史学専修
- 現代東アジア言語・文化学専修
- 英語圏文化専修
- 文化動態学専修
- 行動文化情報学専攻
- 心理学専修
- 地理学専修
- 文化情報学専修
- 考古学・文化遺産専修
- 人文学専攻
- 言語教育情報研究科(修士課程)
- 言語教育情報専攻
- 言語教育学コース
- 言語情報コミュニケーションコース
- 言語教育情報専攻
- 先端総合学術研究科(一貫制博士課程)
- 先端総合学術専攻
- 公共領域
- 生命領域
- 共生領域
- 表象領域
- 先端総合学術専攻
びわこ・くさつキャンパス
- 経済学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 経済学専攻
- 理工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 基礎理工学専攻
- 数理科学コース(前期課程・後期課程)
- 物理科学コース(前期課程・後期課程)
- 電子システム専攻
- 電子システムコース(前期課程)
- コース制なし(後期課程)
- 機械システム専攻
- 機械工学コース(前期課程)
- ロボティクスコース(前期課程)
- マイクロ機械コース(前期課程)
- コース制なし(後期課程)
- 環境都市専攻
- 歴史都市防災コース(前期課程)
- 環境社会工学コース(前期課程)
- 建築都市デザインコース(前期課程)
- コース制なし(後期課程)
- 基礎理工学専攻
- 生命科学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 生命科学専攻
- 応用化学コース(前期課程)
- 生物工学コース(前期課程)
- 生命情報学コース(前期課程)
- 生命医科学コース(前期課程)
- 生命科学専攻
- スポーツ健康科学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- スポーツ健康科学専攻
- 薬学研究科(4年制博士課程)
- 薬学専攻
大阪いばらきキャンパス
- 経営学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 企業経営専攻
- 政策科学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 政策科学専攻
- 公共政策クラスター
- 環境開発クラスター
- 社会マネジメントクラスター
- 政策科学専攻
- 情報理工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 情報理工学専攻
- 映像研究科(修士課程)
- 映像専攻
- テクノロジー・マネジメント研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- テクノロジー・マネジメント専攻
- 人間科学研究科(博士前期課程・博士後期課程)
- 人間科学専攻
- 心理学領域
- 臨床心理学領域
- 対人援助領域
- 人間科学専攻
- 経営管理研究科(専門職学位課程)
- 経営管理専攻
- 企業経営コース
- 企業会計コース
- 経営管理専攻
朱雀キャンパス
附属機関
- 衣笠総合研究機構
- 人文科学研究所
- 国際地域研究所
- 国際言語文化研究所
- 人間科学研究所
- アート・リサーチセンター
- 歴史都市防災研究所
- 地域情報研究センター
- 白川静記念東洋文字文化研究所
- コリア研究センター
- 中東・イスラーム研究センター
- 金融・法・税務研究センター
- 生存学研究センター
- 間文化現象学研究センター
- ゲーム研究センター
- 立命館サステイナビリティ学研究センター
- 環太平洋文明研究センター
- BKC社系研究機構
- 社会システム研究所
- 研究センター群
- イノベーション・マネジメント研究センター
- ファイナンス研究センター
- 医療経営研究センター
- デザイン科学研究センター
- 総合理工学研究機構
- 立命館グローバル・イノベーション研究機構
- 言語教育推進機構
- 言語教育センター
- 言語習得センター
- 教職教育推進機構
- 教職教育総合センター
- 教職支援センター
- 教育開発推進機構
- 教育開発支援センター
- 接続教育支援センター
- 共通教育推進機構
- 教養教育センター
- キャリア教育センター
- サービスラーニングセンター
- 高大連携推進室
- 国際教育推進機構
- 国際教育センター(衣笠)
- 国際教育センター (BKC)
- 日本語教育センター
- 立命館孔子学院
- 産学官連携戦略本部
- 立命館保健センター
- 国際平和ミュージアム
- 大学評価室
- 大学行政研究・研修センター
- 心理教育・相談センター
- エクステンションセンター
附属図書館
理工、情報理工学部、生命科学部、薬学部関連の図書を所蔵する図書館(びわこ・くさつキャンパス)
立命館大学蔵書数(附属研究機関含む/2018年度時点)は、3,285,840冊(和漢書2,300,312冊、洋書985,528冊)[46]。APUライブラリー(立命館アジア太平洋大学)蔵書数は含まない。衣笠図書館は旧第一体育館跡に2016年春に新築移転した。建築費用の大部分が、大学OBで元ニチコン会長の平井嘉一郎の遺産の寄付に賄われたことに因み平井嘉一郎記念図書館と命名された。
- 衣笠キャンパス
- 平井嘉一郎記念図書館
- 修学館リサーチライブラリー
- 人文系文献資料室
- びわこ・くさつキャンパス (BKC)
- メディアセンター
- メディアライブラリー
- 大阪いばらきキャンパス (OIC)
- OICライブラリー
- 朱雀キャンパス
- 朱雀リサーチライブラリー
博物館
西園寺文庫
西園寺文庫は、図書館内にある文庫。西園寺家伝来の貴重な資料のほか、西園寺公望自身が収集した資料を含む。総冊数13,072[47]。
西園寺文庫の資料は、西園寺が生前4回にわたって立命館大学に寄贈した資料を中心に構成されており、その前身は1938年同校に設置された「西園寺公文庫」である。一回目の寄贈は1925年5月に行われたが、これは立命館大学(旧制)が大学昇格条件を満たすために整備した立命館文庫に対して記念寄贈されたもので、英仏書187冊であった。その後、1930年10月16日に和漢書約300冊、1938年6月には西園寺家伝来の和綴本739部881冊の寄贈がなされた。この和綴書には、宮中儀式、有職故実関係、改元記録、和歌関係などの貴重文書が含まれている。そして最後、すなわち四回目の寄贈は1940年(昭和15年)5月に行われている。この最後の寄贈資料は和漢書6,671冊にもおよび、西園寺公が特に愛読していたと思われるものが大量に含まれているのが特徴とされる。
研究
21世紀COEプログラム「文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点」
21世紀COEプログラム
21世紀COEプログラムとして、4件のプロジェクトが採択されている。
- 2002年
- 人文科学分野
- 京都アート・エンタテインメント創成研究
- 生命科学分野
- 放射光生命科学研究
- 情報、電気、電子分野
- マイクロ・ナノサイエンス・集積化システム
- 人文科学分野
- 2003年
- 機械、土木、建築、その他工学分野
- 文化遺産を核とした歴史都市の防災研究拠点
- 機械、土木、建築、その他工学分野
グローバルCOEプログラム
![](https://weblio.hs.llnwd.net/e7/redirect?dictCode=WKPJA&url=https%3A%2F%2Fupload.wikimedia.org%2Fwikipedia%2Fcommons%2Fthumb%2Fe%2Fe2%2FArt_Research_Center%2528Ritsumeikan_Univ_Kyoto%2529.jpg%2F220px-Art_Research_Center%2528Ritsumeikan_Univ_Kyoto%2529.jpg)
21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテイメント創成研究」拠点、グローバル COEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点
グローバルCOEプログラムとして、3件のプロジェクトが採択されている。
- 2007年
- 人文科学分野
- 日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点
- 学際・複合・新領域分野
- 「生存学」創成拠点
- 人文科学分野
- 2008年
- 機械、土木、建築、その他工学分野
- 歴史都市を守る「文化遺産防災学」推進拠点
- 機械、土木、建築、その他工学分野
教育
採択されたプログラム
- 魅力ある大学院教育イニシアティブ
- 国際通用性を高めた言語教育専門家の養成
- 国際力を備えた技術系大学院生の育成
- ローカル・ガバナンスの政策実践研究
- プロジェクトを基礎とした人社系研究者養成
- 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
- 国際貢献型<地球市民法曹>養成プログラム
- 大学・大学院における教員養成推進プログラム
- 学校教育臨床研修プログラムによる教員養成
- 派遣型高度人材育成協同プラン
- 文理連携型コーオプ教育
- 現代的教育ニーズ取組支援プログラム
- 大学教育の国際化推進プログラム
- 大学院留学生の入学前教育プログラムの開発
- 海外先進教育研究実践支援プログラム
- 特色ある大学教育支援プログラム
- 産官学地域連携による人材育成プログラム―京都地域におけるインターンシップの展開―
- ツイニングによる国際化への積極的取組
立命館土曜講座
立命館土曜講座は、大学の社会的開放および生涯教育への対応として実施している無料公開講座。当時の学長であった末川が提唱して開講されたもので、第一回目の講座は1946年3月31日に実施された。また、これに関連して、1962年から1965年にかけて、読売テレビと共同して『テレビ大学講座』を制作していた。現在は、衣笠キャンパスで実施している土曜講座のほかに、びわこ・くさつキャンパスで『立命館びわこ講座』、学校法人立命館の学校や事務所なども使用して公開講座が開催されている。
留学
海外留学に関する教育プログラムが用意されている。詳細については他大学との協定に関する説明を多数含むため、留学協定を参照。
情報処理技術者試験
情報理工学部では国家資格の情報処理技術者試験の合格に力を入れている。また、基本情報技術者試験(FE)の午前の部の免除制度の認定校にもなっている[48][49]。
注釈
- ^ 使用例は、『立大前鍼灸接骨院』等がある
- ^ 桑原武夫の研究(「左派の長者」『追悼 末川博』(1979年)有斐閣 pp.247-248)によると学生が「禁衛隊」を名乗り京都御所の警護を申し出ていたために、GHQは神宮皇學館とともにとり潰す大学の筆頭としたという。
- ^ 山崎有恒は中川の教育理念について中川の発言を以下の通り引用する:「私は学園の園丁である。自由放任主義で干渉しない、諸君を立派な有望の人物としたい。勉強することを望む。諸君も『国家有為の在幹』となるため勉強することを望んでいるはず。目的が一緒なので放任主義でいく。諸君は勉強してほしい。そのための条件は私ができる限り整える」。その上で山崎は、「要は自由放任主義だった。自由放任主義だからこそ生まれてくる力強さ、たくましさ、それこそが中川にとって、もっとも美しいものであって、これは<中略>学生育成方針に反映されていた。<中略>戦前の立命館大学に、極めて自由な空気が流れていた原点はここにあった」と述べている(「中川小十郎の教育理念と戦後を創った卒業生たち : 戦前期立命館大学再考」『立命館史資料センター紀要』 第1巻 (2018年3月)立命館史資料センター p.10)。
- ^ 改組後も「大学」の学生募集は行わており、5月に全面改正された寄附行為においても財団法人立命館が設置経営する学校として「大学令ニ依ル立命館大学」を挙げていた[22]。
- ^ このマークは、1960年(昭和35年)に法学部三回生だった学生によりデザインされたもの。学園創立60周年を記念して新たなマークを公募した中から選ばれた。デザインがカメに似ていることから、当時の学生からは「カメ・マーク」「亀の子マーク」等と呼ばれていた
- ^ この大学対抗戦のみ、立命館大学の他の大学対抗戦とは異なり、例外的に「立名戦」とは称さずに、名古屋大学側と同じ「名立戦」と公式に称している(立命館大学クイズソサエティーの公式ホームページ[要文献特定詳細情報]でも「名立戦」と記述している)。これは「立名」とすれば同大学の略称の一つである「立命(りつめい)」と読みが同じとなることから、混乱を防止するためである。
- ^ a b 立命館総長だった中川小十郎は、「何も知らずに買った土地が本校が大変御世話になっている西園寺公の御先祖が住まはれた土地であったことがわかり今更因縁浅からざるを痛感した」と述べている[62]。
- ^ 「元来衣笠山周辺一帯の地域は西園寺家の所領であったが、足利三代将軍義満が所望して、大和の某地を替地として交換したという古い記録がある。校地の整地中、西園寺家の定紋である左巴のついた古瓦が、続々と掘り出された事実と称号して、この地がかつて壮麗を誇った西園寺の遺址であることは明らかである。いずれにしても西園寺公望に臣仕した中川小十郎(総長)が、その終生の事業をこの地に選んだことは、偶然とはいえ奇しき因縁といわざるを得ない[63]。」
- ^ 島津久光は洛北衣笠山のふもとに、1万6千余坪の土地を取得し調練場にした。場内に弾薬庫、陣屋、休息所、勤番所を設け、常に動番士10数名を置いた。西郷隆盛を従えてたびたび小松原の陣屋を訪問したという[64]。
- ^ 薩摩藩家老の桂久武による『桂久武日記』には、「この日、きん笠山(衣笠山)下へ調練場おとりなされたき吟味もこれあり候処、見分(検分)のため参るべしと申し談ず」と記されている[65]。
- ^ 1991年、溥儀の弟である愛新覚羅溥傑が中華人民共和国全国人民代表大会代表・同常務委員会委員として立命館大学第19号名誉法学博士号を得ている。また、愛新覚羅烏拉熙春が現在立命館アジア太平洋大学で教鞭をとっている。
- ^ 立命館大学[畑中和夫名誉教授は、愛新覚羅溥傑氏への名誉法学博士号贈呈の経緯について問われた際、以下のように述べている。(以下、引用)『昭和14,5年頃の日満高等学校の設立にあたり、当時のお金で50万円という巨額の寄付を愛新覚羅溥儀から受けた。そのうち20万円で、衣笠の6万坪の土地を購入し、校舎を建て、さらに学生向けの奨学金の基金も創設できた。満州国皇帝からの寄付を受けたのは立命館と秋田工業専門学校(現秋田大学の前身)の2つだった。この寄付の一件について、満州国と立命館の仲介をしたのが、当時、満州国駐日大使として日本にいた溥傑氏であった。月日が流れて、溥傑氏が中国全人代の中の常務委員としての肩書きで訪日し、清水寺を訪ねた折のこと、思い出話の中で、この寄付の一件を溥傑氏が覚えていて「そのような縁のある立命館を見てみたい」と言っているとの話が、清水寺ルートで畑中教授に伝わった。この話を受けて、畑中教授が学内外の人と相談を重ね、「まさか返してくれとはおっしゃるまい」など心配もしながら、元侯爵嵯峨氏などにも相談し、嵯峨侯爵から「然るべき処遇をすれば良い」とのアドバイスを得て、総長の判断で、当時の溥傑氏肩書きに相応しい名誉学位としての「法学博士」号を贈ることとなった。』(立命館大学千葉校友会サイト「ちば校友の集い」[要文献特定詳細情報]にて、畑中和夫名誉教授談として紹介)
- ^ 1939年(昭和14年)3月16日、満州国補助金交付の通達が財団法人立命館に発せられた。補助金の内容は1939年度30万円、40年度20万円の二カ年継続合計50万円であった[67]
出典
- ^ <懐かしの立命館>「自由と清新」「平和と民主主義」の始まり-建学の精神、教学理念は何時できたのか?-
- ^ 立命館憲章2006年
- ^ 山崎有恒「中川小十郎の教育理念と戦後を創った卒業生たち : 戦前期立命館大学再考」『立命館史資料センター紀要』 第1巻 (2018年3月)立命館史資料センター pp.5-27.
- ^ 山崎有恒「中川小十郎の教育理念と戦後を創った卒業生たち : 戦前期立命館大学再考」『立命館史資料センター紀要』 第1巻 (2018年3月)立命館史資料センター p.10
- ^ 立命館大学父母教育後援会『この歩み 立命館』1994年
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- ^ 立命館大学学園通信『百二十年の歴史を訪ねて』
- ^ 立命館大学学園振興委員会『像とともに未来を守れ』,1986年
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- ^ a b c d e 立命館大学西園寺公望伝編集委員会『西園寺公望伝』岩波書店,1990年
- ^ 京都日出新聞1932年9月23日付夕刊紙面、伊藤之雄『元老西園寺公望』文藝春秋,2007年
- ^ <学園史資料から>「京都法政大学」案内 立命館あの日あの時 2020年1月17日閲覧。
- ^ 『立命館百年史』 通史第一巻、186-187頁
- ^ <懐かしの立命館>立命館中高 北大路校舎誕生物語 第1部 広小路から新天地北大路へ 立命館あの日あの時 2020年10月8日閲覧。
- ^ 『官報』 1924年5月22日
- ^ 朝日新聞社 『運動年鑑 昭和七年度』 1932年、40頁
- ^ a b 愛新覚羅溥儀からの寄付で衣笠キャンパス用地を購入し、学生基金を設立。[リンク切れ]
- ^ 林義男、野口龍弘「【座談会】戦中の立命館と終戦直後を語る」(pdf)『立命館百年史紀要』第5号、1997年3月25日、83頁。
- ^ <懐かしの立命館>戦前「最後の立同戦」 - 立命館あの日あの時
- ^ 『京都新聞』 1943年11月22日朝刊
- ^ 『立命館百年史』 通史第一巻、777頁
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- ^ 『立命館百年史』 通史第二巻、262頁
- ^ 『立命館百年史』 通史第二巻、264-265頁
- ^ 『立命館百年史』 資料編第二巻、165-166頁
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- ^ 学園歌集・音源 | 立命館 史資料センター | 立命館大学
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- ^ 基本情報 | 立命館慶祥中学校・高等学校
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- ^ “立命館大学史上初、ソフトテニスでインカレ優勝!”. 立命館大学 (2018年9月14日). 2019年4月21日閲覧。
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固有名詞の分類
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