Padとは? わかりやすく解説

pad

別表記:パッド

「pad」とは、「詰め物」や「当て物」「クッション」といった何かを保護するためや衝撃和らげるために使用される柔らかい素材の厚い部分意味する英語表現である。

「pad」とは・「pad」の意味

「pad」とは英語の名詞動詞である。名詞「pad」として、衝撃を防ぐための「詰め物」「当て物」「クッション」「パッド」、吸収性のある「脱脂綿」「スポンジ」「スタンプ台」「印肉」、形を整える衣料用の「詰め物」「パッド」、動物の「足」「肉球」、人間の「指球」、はぎ取り式の「メモ用紙」、ロケットの「発射台launch pad)」、ヘリコプターの「発着場helipad)」、「生理用ナプキンsanitary pad)」、スイレンなどの「浮き葉lily pad)」、静かな足音」といった意味を指す。またかつては「ねぐら」「家屋」といったスラングの意味持っていた。

動詞「pad」として、衝撃を防ぐために「詰め物入れる」「パッド入れる」、話や文章不必要に膨らませる」「長引かせる」、請求を「つり上げる」「水増しする」、「そっと歩く」といった意味を表現する。またアメリカ英語では、試合得点入れてリード広げる」を意味する

「pad」の語源・由来

「pad」の詳しい語源は不明とされている。おそらく「足の裏」を意味する低地ドイツ語名詞「pad」や、旧フラマン語名詞「pad」に関連があるとされている。英語「pad」が成立したのは16世紀中頃で、当初の意味は「横たわるためのわらの束」であった。「pad」が柔らかいクッションのような詰め物」を指すようになったのは1560年代である。

「pad(ゲーム用語)」とは

「pad(ゲーム用語)」とは、ビデオゲーム用い両手で持つ「コントローラー」を意味する。「ゲームパッドgamepad)」「ジョイパッドjoypad)」を縮めて「pad」と呼ばれるようになった従来家庭用ゲーム機において「pad」が主流であったが、近年では「FPS」の影響で「キーボードマウス」が増えている。ただし家庭用ゲームApex Legends」では、「pad」でのプレイのみとされている。また格闘ゲーム分野では、「pad」以外にレバー操作を行う「アーケードコントローラー」や、すべての操作ボタンで行う「ヒットボックス」が人気である。

「PAD(医療用語)」とは

「PAD(医療用語)」とは、「Peripheral Artery Disease」の略で、日本語で「末梢動脈疾患」と訳される。「末梢動脈疾患」とは、足や腎臓などに血液を送る末梢動脈狭くなり、歩行時に足がしびれたり痛くなったりする。さらに悪化する全身動脈硬化引き起こし心筋梗塞脳卒中生じる。「末梢動脈疾患」は循環器科血管外科治療される日本ではかつて「閉塞性動脈硬化症ASO)」と呼ばれていたが、国際的な呼び方末梢動脈疾患(PAD)」と統一している。したがって「PAD」と「ASO」との違いはない。

「PAD(IT用語)」とは

「PAD(IT用語)」とは、「Problem Analysis Diagram問題分析図)」の略で、「日立製作所」の「二村良彦」らによって開発されプログラム論理記述する方法である。「PAD」はプログラム基本制御構造連接処理」「選択処理」「反復処理」を図にすることで、間違いのない高品質プログラム書くこと目的としている。

「pad」の使い方・例文

「pad」の使い方として、以下の例文挙げられる

・In American football, players wear pads in various places.(アメリカンフットボールでは、選手様々な場所に当て物着用している)
I put a pad of cotton on my elbow to stop it from bleeding.(出血止めるため、私は脱脂綿を肘に当てている)
・I padded my knees for a hard workout.(激し練習をするため、私は膝にパッド入れた
A cat padded up the stairs.(がそっと階段を登ってきた)

「pad」の発音・読み方

「pad」の発音記号は、「pǽd」と表記される。「pad」の読み方は、カタカナで「パド」と表記される。「パド」の「パ」の部分アクセント付けて発音をする。

「pad」の活用変化一覧

名詞「pad」の複数形は、「pads」である。また動詞「pad」の活用形は、三人称単数現在形が「pads」、動名詞現在分詞が「padding」、過去形が「padded」、過去分詞が「padded」と変化する

パット

英語:puttpat、pad

パットとは?

パット(ぱっと)は複数の意味用いられる表現である。

putt

英語の puttカタカナ表記した語。ゴルフにおいて「ボールを転がすように運ぶための軽打」を意味する語である。パットを打つためのクラブパターputter)という。

ちなみに putカタカナで「プット」と表記されることが多く、「パット」とは表記されにくい。

pat

英語の patカタカナ表記patent特許)の略である。

pad

pad のカタカナ表記として「パット」が用いられる場合がある。ただし、発音上、本来ならば「パッド」の方が適切といえる

pad の意味は「当て物」。衝撃摩擦から保護したり、形を整えたりする目的用いられる詰め物などを指す語。段ボール箱梱包する際、内容物衝撃などから保護する目的で底に敷いた最上部に乗せたりする段ボール板を「段ボールパット」のように呼ぶ場合がある。

パッと

瞬間的に事が起こる」「またたく間広がる」さまを「ぱっと広がる」のようにいう。これは日本語の副詞です。ただし普通は「と」までカタカナでは表記しない。

パッド【pad】

読み方:ぱっど

洋服の形を整えたり、体形補ったりするために用い詰め物。「肩—」

医療などに用い吸収性のある当て物。「生理用—」

衝撃摩擦などを軽減するための当て物また、やわらかいクッション敷物など。「ベッド—」

はぎ取り式のメモ用紙便箋など。「リーガル—」

眼鏡ずり落ちないように、鼻の上部を挟むようにして固定する一対部品。鼻当て鼻パッドノーズパッド


ピー‐エー‐ディー【PAD】


ピー‐エー‐ディー【PAD】

読み方:ぴーえーでぃー

peripheral arterial disease》⇒末梢動脈疾患


PAD

フルスペル:Problem Analysis Diagram
読み方パッド

PADとは、1980年頃日立製作所二村良彦らにより開発され問題分析図のことである。

プログラム基本構造は、連接選択反復3つだけで表現できるが、これらの構造を図で示すことで、効率的高品質プログラム開発に役立つとされている。

PADは、処理、選択反復、を示す3つの記号使い骨格とも言うべき処理順序基本構造を上から下へ記述し反復判定構成を左から右に配置するという木構造によってプログラム制御構造明示する。そのため、プログラムネスト深さ一目瞭然になるためプログラム論理構造分かりやすい

PADは、フローチャート比べてプログラム構造をより明確に記述することができるプログラム技法である。ちなみに、JIS/ISO規格にも取り入れられている。


パッド

(Pad から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/06 04:20 UTC 版)

パッドパド (Pad)

脚注


PAD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:17 UTC 版)

マイクロフォン」の記事における「PAD」の解説

カプセル以降アンプに対して過大入力予想される場合出力減衰させるコンデンサーマイク場合カプセル並列に小容量コンデンサー接続することで効果を得る。

※この「PAD」の解説は、「マイクロフォン」の解説の一部です。
「PAD」を含む「マイクロフォン」の記事については、「マイクロフォン」の概要を参照ください。

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「Pad」の例文・使い方・用例・文例

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