校 正とは? わかりやすく解説

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校正

読み方:こうせい

校正とは、校正の意味

校正とは、記事制作過程において、現在の原稿1つ前の原稿比較し誤りを見つける作業のこと。また、誤字脱字衍字などの誤りを見つける作業のこと。

校正は、赤字照合突き合わせ分類できる赤字照合とは、1つ前の原稿書き込まれている修正内容が、現在の原稿正しく反映されているかどうかチェックする作業のことである。突き合わせとは、1つ前の原稿指摘した内容現在の原稿正しく反映されているかどうかを1文字ずつチェックする作業のことである。

誤字脱字衍字などの誤り発見して指摘する作業も校正という。これらは赤色ペン校正記号使って指摘する

校正と校閲の違い

校正とよく似た言葉校閲がある。校閲とは、記事の内容誤りがないかどうかチェックすることである。例えば、「富士山標高は2776メートルでっす。」という文の場合、「でっす」の誤り指摘するのが校正作業で、「2776」の誤り指摘するのが校閲作業である。

校正の校の意味

なお漢字の「校」という字には「二つ見比べて正す」という意味があり、「校正」「校閲」「勘校」「対校」などと言う場合は、この意味で「校」が用いられている。

こう‐せい〔カウ‐〕【校正】

読み方:こうせい

[名](スル)

文字文章比べ合わせ誤り正すこと。校合(きょうごう)。

印刷物仮刷り原稿照合し誤植体裁誤り正すこと。「ゲラ刷りを—する」

測定器が示す値と真の値の関係を求め目盛補正などを行うこと。国家標準定められ標準器や、あらかじめ物理的量や化学的な純度などがわかっている標準試料用いて校正する較正検定キャリブレーション

「校正」に似た言葉

校正

標準器、標準器などを用いて機器又は装置の表す値とその真の値との関係を求めることである。測定器は、定期的に校正をする必要があり、校正すべき測定器として①電気量計器電圧・電流計、各種抵抗器デジタルマルチメータオシロスコープ、ユニバーサルカウンタ等)、②機械計器マイクロメータノギスゲージ類等)、③指示計器三次元測定器材料試験機圧力計等がある。

こうせい 【校正】

校正刷りなどをもとに、指示した通りであるかどうか確認すること。

校正

読み:こうせい
英語:proofing

製版工程の各画像処理作業の後あるいは印刷工程画像出来具合確認のために行う検査をいう.製版印刷所内で行う校正を「内校」といい,クライアント示して行う校正を「外校」という.

校正(Calibration)

校正とは測定器から供給または表示される値が「真の値」に対してどの程度の差があるのか明確にすること。同時にその差を出来る限り小さくし「真の値」に近づけることをいう。


校正

「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  栄養共生  栄養段階  栄養生殖  校正  核内分裂  核分裂  核型

校正

読み方:キョウセイ(kyousei)

写本案文正文照合し誤り直したり、間違いのないことを確認すること。

別名 校、正校


校正

作者アイザック・アシモフ

収載図書ロボットの時代 決定版
出版社早川書房
刊行年月2004.8
シリーズ名ハヤカワ文庫SF

収載図書コンプリート・ロボット
出版社ソニー・マガジンズ
刊行年月2004.8


校正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 09:45 UTC 版)

校正(こうせい、英語: proofreading)は、印刷物などの字句や内容、体裁、色彩の誤りや不具合を、あらかじめ修正すること。校合(きょうごう)ともいう。


注釈

  1. ^ ヒキタクニオ『角』(光文社文庫、2005年)では角の生えた麻起子の上司が「日本語は我々潮光社校閲部が守る!」という気概をもっている設定だった[要ページ番号]
  2. ^ オノレ・ド・バルザックはしばしばこの段階で多大な変更を行ったので、十校以上にも及ぶことがあり、植字工・校正者泣かせであった[要出典]
  3. ^ フィルムから直接印刷することは、印刷の原理上できない。

出典

  1. ^ 色校”. 賢者の印刷用語集. ウイル・コーポレーション. 2024年1月15日閲覧。
  2. ^ 福地源一郎『『懐往事談』附録の「新聞紙実歴」』改造社(文庫)、1941年、197-200頁。 
  3. ^ 宮木あや子校閲ガールKADOKAWA、2014年、44頁。 
  4. ^ 責了”. 賢者の印刷用語集. ウイル・コーポレーション. 2024年1月15日閲覧。


「校正」の続きの解説一覧

校正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/18 16:45 UTC 版)

下向きTHEダイヤモンド」の記事における「校正」の解説

歴代3人の人間が行っていた。(主婦OL非常勤国語教師

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校正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/04 14:08 UTC 版)

漢化組」の記事における「校正」の解説

監督から送ってきた図源翻訳文誤字脱字訳文不自然さ修正改良し、校正訳文監督に送る。 漢化界の翻訳レベルが低いため、校正は監督信頼してもらえるレベルの高い翻訳任せている。 翻訳訳文あまりにもだめで、校正は校正するのに翻訳の2倍以上の時間がかかることも多い。最高の翻訳求めて、組全体翻訳が校正をする組も存在する

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校正(Galley Slave)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/02 03:35 UTC 版)

ロボットの時代」の記事における「校正(Galley Slave)」の解説

ロボットEZ27号は、一般的な機能持っていたが、本の校正をすることも得意だった。一冊の本のページ次々とめくって読み、どのページのどこが間違っているかを指摘できた。大学使われることになったEZ27号は、ある教授書いた本を読んであちこち間違い指摘した間違いなどしていないという教授は、理事会議題として持ち込んだ確かに著者自身間違いや、活字工のミスもあったが、ほとんどは間違いとは言えないものだった。その教授ロボット嫌いだったので、この事件裁判にまで持っていった。裁判にはスーザン・キャルヴィン博士同席していた。彼女にロボット工学第一条のことが頭にあったロボット人間危害加えてならないという原則のことが。ここでいう危害範疇には、肉体的なことはもちろん、精神的なものも含まれるその本出版されることで、危害を受ける人間がいるかもしれないのだ。

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校正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 13:05 UTC 版)

コリオリ式質量流量計」の記事における「校正」の解説

質量流量密度いずれの測定も管の振動利用しているため、管の剛性変動すると校正に影響する温度圧力変化も管の剛性変動させるが、その効果温度圧力の値に応じたゼロスパン調整を行うことで補償可能である。 さらに、管の経時劣化による剛性変化もまた校正係数狂わせてしまう。劣化原因には孔食クラック異物付着腐食エロージョンなどがある。このような経時変化ダイナミックに補償することは不可能なので、計器管理のため定期的な校正もしくは検証チェック心掛けなければならない経時変化疑われる致命的ではない場合引き続き正確な測定を行うには既知の校正係数オフセット加えるなどの手段を講じる必要がある

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校正

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 03:26 UTC 版)

圧力測定」の記事における「校正」の解説

圧力計は、圧力直接的に読み取るものと、間接的に読み取るものの2つがある。静水圧利用したもの、あるいは部品変形利用したものは、圧の力が直接加わって (気体分子衝突する力を読み取って)針が動くので、直接的に読み取るタイプである。一方熱伝導率式圧力計電離真空計は、実際に気体圧力ではなく密度測定する装置であることから、間接的に読み取るタイプである。間接的に読み取るタイプは、直接的に読み取るタイプよりも、周囲条件影響を受けやすい。 校正に使われることが多い圧力計 (または圧力発生装置)次のようなものである重錘型圧力計 (Dead weight tester) ピストンに錘を載せて圧力発生させる装置ピストン内径と錘の重さから、決まった圧力発生させることができる。 マクラウド真空計 前の説明参照のこと。水銀柱発生する圧力を、水銀柱の高さから計算できる電離真空計と質量分析法の併用 前の説明参照のこと。間接法ではあるが、質量分析法気体組成分析することで、正確な圧力計算できる

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校正

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 05:57 UTC 版)

異表記・別形

名詞

 こうせい

  1. 文章体裁誤植などを正すこと。
  2. 原稿校正刷とを照合して文字誤り体裁などを正すこと。
  3. 測定器出力されと、測定対象となる値との関係比較する作業

発音(?)

こ↗ーせー

動詞

活用

サ行変格活用
校正-する

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