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ドラゴンボールZ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/15 01:03 UTC 版)
(DBZ から転送)
| ドラゴンボールZ | |
|---|---|
| ジャンル | 格闘アニメ |
| アニメ | |
| シリーズディレクター | 西尾大介(199話まで) |
| シリーズ構成 | 小山高生 |
| キャラクターデザイン | 前田実→中鶴勝祥 |
| アニメーション制作 | 東映動画 |
| 製作 | フジテレビ、東映 |
| 放送局 | フジテレビほか |
| 放送期間 | 1989年4月26日 - 1996年1月31日 |
| 話数 | 全291話 + スペシャル2話 |
| コピーライト表記 | ©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・ 東映アニメーション |
| ■テンプレート使用方法 ■ノート | |
| ウィキプロジェクト | アニメ |
| ポータル | アニメ |
『ドラゴンボールZ』(ドラゴンボールゼット、DRAGON BALL Z)は、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』を原作とするテレビアニメ。1989年4月26日から1996年1月31日まで、アニメ『ドラゴンボール』の続編としてフジテレビ系で放送された。全291話 + スペシャル2話。略称は「DBZ」。
目次 |
概要
鳥山明の漫画『ドラゴンボール』其之百九十五のサイヤ人編から最終話までをアニメ化。前作『ドラゴンボール』からタイトルを変更し、新番組として制作された。
『ドラゴンボール』のアニメ化作品では最も長い、約6年10ヶ月ものロングランとなるなど、人気面で絶頂を迎えた作品である。これは東映および東映アニメーションが製作したアニメ作品としては、2007年に『ONE PIECE』に記録を塗り替えられるまで、最長の年数であった。
日本のみならず世界40カ国以上で放映された。平均視聴率は20.5%で、当時の裏番組を半年で打ち切りに追い込むほどの人気作となる。フジテレビは子供達の楽しみも考え、水曜日のプロ野球中継を減らしていた。特に人造人間編の頃には、優勝決定などの重要な試合以外は本作を通常放送し、番組終了後の19時30分から野球中継する場合もあった。初代オープニングテーマ『CHA-LA HEAD-CHA-LA』も170万枚[1]のヒットとなった他、本放送中に劇場公開版アニメが断続的に制作され、本放送中の春と夏に東映系の映画館にて公開された。
2003年には、全話とTVSP2話に加え、OVA「サイヤ人絶滅計画」を収録したDVD-BOXが発売。また2006年より、単品DVDが各巻5話〜6話収録で発売された。BSフジだけでなく、東京MXテレビなどの地方局などでも再放送されている。
2009年4月からタイトルを『ドラゴンボール改』としたデジタルリマスター版を放送(2011年3月終了)。ストーリーを原作漫画に近づける形で再構成し、HD放送が行われている[1]。
作品解説
放送形式
アニメ本編は冒頭でナレーションが入り、サブタイトルという流れで始まる。第2話以降は主に前回までのあらすじをナレーションで説明するという形式をとっている。
次回予告は、前作から続く悟空の「オッス、オラ悟空!」から始まり、悟空と次回に活躍しそうなキャラクターや、そのキャラクターに関わる人物と掛け合いをし、悟空がタイトルを告げ最後に悟飯が一言コメントするという形だった。これは孫親子どちらかが死亡などで本編に登場しなかったり、セル戦以降に悟飯が一時的に主役扱いになっていたときも変わらなかった。初期の頃は悟飯も掛け合いをしていたが、悟天は予告内で喋ることはなかった。
番組のタイトル
タイトルの『Z』は鳥山明本人によって命名されており、鳥山によれば「ドラゴンボールを早く終わらせたくてアルファベットの最後の文字である『Z』にした」とのことである[2]。本作放映直前のジャンプ1989年18号収録の『ドラゴンボール』ピンナップポスター裏に書かれた本作の特集記事の見出しでは、『Z』とは「究極」、「最強」と説明されていた。
また当時発売されたTVゲームなどの媒体では悟空達はZ戦士とも呼ばれるようになり、サブタイトルにも使われた。アニメスタッフは悟飯が主人公になると考えていたため、タイトル案には『ドラゴンボール 悟飯の大冒険』もあった[3]が、このような作品名は劇場版3作目の『摩訶不思議大冒険』で既にあったため没となった。
タイトルロゴは、「DRAGON」「BALL」と2行に描かれ、右端に大きく「Z」の文字を取り、下端のフリガナは「ドラゴンボールゼット」という番組本編で使用されたものとは別に、「DRAGONBALL Z」と1行で描かれ、下端のフリガナは「ドラゴンボール」となっている別バージョンがあり、TVゲームや関連グッズ等では後者の表記が使用されている。
制作状況
ナメック星編で展開が原作に完全に追いついてしまい、アニメの制作スケジュールが逼迫するようになると、前回のあらすじの時間を多くとる、原作のアクションシーンを大幅に膨らませる、各キャラクターによる回想などで展開を遅くするなどの苦肉の策がとられ、30分の放送時間内で劇中では数分しか経過していないことも起こるようになった。極端な例では「ナメック星消滅まであと5分」から消滅するまでの5分間を描くのに10話もかけている。これについては、制作スタッフが鳥山からまだ墨も入れていない下描き段階の原稿を送ってもらっていたというエピソードが残っている[4]。
これには冒険を主体にしていた前作に比べ、戦闘を主体としたZはオリジナルのサイドストーリーを挿入しにくかったことが主な理由に挙げられている[4]。後期にはスポーツ中継を2週連続で挟むなど、番組を中止にすることで原作と引き離す方法もとられるようになった。原作が終了した後にも最終回直前まで展開を引き延ばしたり、1ヶ月も放送を休止することもあったが、これは続編『ドラゴンボールGT』の制作が決定したのと、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件といった社会的大事件で番組が直前に報道特別番組に差し替えられたり、プロ野球、サッカー中継などで度々休止となったためである[5]。
商品展開
前作より平均視聴率はわずかではあるが落ちたものの関連商品は好調で、バンダイから発売された同作のゲームソフトはシリーズ化、他にも、カードダス、食玩などの関連ヒット商品が続々発売された。また、「ドラゴンボールZ ミニトマト」は1600万パック出荷[6]。
2000年代に入るとDVD化や完全版コミック・ゲーム発売により、新たな世代にも本作が知られるようになったことで再び関連商品が発売されるようになった。『ドラゴンボール改』の放送に伴い現在ではそちらのタイトルが採用されているが、実質『Z』としては現在に至るまで多くの商品が発売されている。
声優変更
前作はゲストのわずかな再登場でも多くは不動だったキャストが、今作では多くの変更が見られた。
- ウパ - 堀江美都子(前作)→大倉正章(Z13話)→草尾毅(Z285話)
- 孫悟飯 (孫悟空の育ての親) - 阪脩→あずさ欣平(Z63話 - 64話の間、フリーザ編スペシャル)
- チチ - 荘真由美(前作、〜Z87話)→渡辺菜生子(88話以降、荘の産休による降板のため)
- ブルマの母 - 向井真理子(前作、〜Z123話)→川浪葉子(124話以降)
- 桃白白 - 大塚周夫(前作)→岸野幸正(Z170話及び174話)
- 占いババ - 滝口順平(前作、Z序盤)→田中真弓(Z190話以降)
- 神龍 - 内海賢二→佐藤正治(Z192話 - 193話、Z劇場版)
- 天下一武道会アナウンサー - 内海賢二(前作)→鈴置洋孝(Z)
- カリン - 永井一郎(前作、〜Z169話)→龍田直樹(Z217話以降)
- ボラ - 銀河万丈(前作、Z13話)→江川央生(Z285話)
- スノ - 渡辺菜生子(前作)→田中真弓(285話)
- 亀仙人 - 宮内幸平(前作、〜Z287話)→増岡弘(288話以降、宮内の急逝のため)
また、Z本編で初登場した、あるいは劇場版から登場したキャラクターについても変更がある。
- ゴズ - 佐藤正治→龍田直樹、田中亮一(95話)→江川央生(195話)→堀川亮(280話)
- メズ - 戸谷公次→鈴置洋孝(95話)→佐藤正治(195話)→郷里大輔(280話)
- 最長老-滝口順平(初登場〜99話)→佐藤正治(100話以降)
- ガーリックJr. - 神谷明(劇場版4作目)→千葉繁(108話 - 117話。神谷のスケジュールの都合のため)
- ベジータ王 - 銀河万丈→岸野幸正(Z124話)、佐藤正治(映画『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』)
- コルド大王 - 郷里大輔(118話 - 121話)→佐藤正治(195話以降)
- リクーム - 内海賢二→江川央生(Z195話)
引退や急逝などのケースもあり、前作から長年演じ続けてきた声優が数多く交代した。旧キャストのうち本放送中に故人となった宮内を除けば、多くの声優は後にゲームなどで一度は復帰している。しかし『ドラゴンボールZ』本放送から長期間経過し、老界王神・天津飯やミスター・サタンなどの声優が逝去しているため、完全なオリジナルキャストのゲーム作品は存在しない。
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- ^ NHK「トップランナー」制作班(編)『トップランナー Vol.9』、KTC中央出版、1999年、95頁。ISBN 487758126X
- ^ a b ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明×中鶴勝祥対談」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、92・97頁。
- ^ 「神龍通信 第5号 アニメドラゴンボールメインスタッフ座談会第2回」『ドラゴンボール大全集』別冊付録、集英社、1995年。
- ^ a b ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、88頁。
- ^ ただしバレーボールワールドカップで放送休止になったことは後期にはなかった。
- ^ マーチャンダイジングライツレポート1990年8月号
- ^ サイヤ人編からあの世一武道会編までは新規BGMや前作のBGMおよび『Dr.スランプ アラレちゃん』のBGM、劇場版やOVAのBGMなどを中心に多用していたが、魔人ブウ編からは同じ東映作品の『仮面ライダーシリーズ』や『超人バロム・1』、『変身忍者嵐』、『闘将ダイモス』、『ゲッターロボ』、『ゲッターロボG』、『UFOロボ グレンダイザー』、『大空魔竜ガイキング』、『惑星ロボ ダンガードA』や制作会社が異なる『吸血鬼ゴケミドロ』、『昆虫大戦争』、『新造人間キャシャーン』、『鉄人タイガーセブン』、『電人ザボーガー』、『闘え!ドラゴン』のBGMが多用されるようになった。
固有名詞の分類
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