E-NEWS E-NEWSの概要

E-NEWS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/06 01:19 UTC 版)

三菱電機が開発したMISTY方式により、アナログテレビ垂直帰線区間の10番目から13番目(10H~13H)を用いて放送を行った。

日本での地上波テレビ向けデータ放送サービスとしては最も早く、1996年4月には試験サービスを開始、1996年10月には商用サービスを開始した。内容は産経新聞の記事および情報誌"ぴあ"からの情報であった。

受信には専用の端末が必要であり、三菱電機がその製造を行った。この端末は受信部と携帯できる表示部に分かれており、毎朝受信部に表示部を接続して受信を行ったあとは、取り外して携帯しながら閲覧することが可能だった。

当初は、フジテレビのサービスエリアである関東地方の1都6県を対象とし、順次拡大する予定になっていた[1]が、受信端末セットが約4万円、購読(受信)料が3か月前納で4050円と高価であり、普及が進まなかった[2]ことから、1997年3月31日をもって有料サービスは終了し、その1年後にはサービスそのものが終了した。フジテレビはその後ビットキャスト方式でデータ放送を開始した。

関連項目




「E-NEWS」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「E-NEWS」の関連用語

E-NEWSのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



E-NEWSのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのE-NEWS (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS