離散一様分布 離散一様分布の概要

離散一様分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/31 05:59 UTC 版)

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離散一様分布
確率質量関数

n = 5 ただし n = ba + 1
累積分布関数
母数

確率質量関数
累積分布関数
期待値
中央値
最頻値 N/A
分散
歪度
尖度
エントロピー
モーメント母関数
特性関数
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確率変数が n 個の値 k1, k2, …, kn を同じ確率でとりうるとき、離散一様分布と言える。任意の ki の確率は 1/n である。離散一様分布の単純な例としてサイコロがある。その場合の k がとりうる値は 1, 2, 3, 4, 5, 6 で、1回サイコロを振ったとき、それぞれの値が出る確率は 1/6 である。2個のサイコロを振って和をとると、もはや一様分布ではなくなり、とりうる値(2 から 12)によって確率が変わってくる。

離散一様分布の確率変数がとりうる値が実数の場合、累積分布関数を退化分布を使って表すことができる。すなわち、

ここで、ヘヴィサイドの階段関数 は、x0 を中心とする退化分布の累積分布関数である。この式は、各転移点で一貫した規定が使われると想定している。




  1. ^ 標本の最大値は母集団の最大値を超えることは決してないが、小さくなることはありうる。したがって、バイアスのある推定値である。母集団の最大値は小さく推定される傾向がある。
  1. ^ a b Johnson, Roger (1994), “Estimating the Size of a Population”, Teaching Statistics 16 (2 (Summer)), doi:10.1111/j.1467-9639.1994.tb00688.x 
  2. ^ Johnson, Roger (2006), “Estimating the Size of a Population”, Getting the Best from Teaching Statistics, http://www.rsscse.org.uk/ts/gtb/johnson.pdf 


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