離散ボロノイ図とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 離散ボロノイ図の意味・解説 

離散ボロノイ図

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/03/26 02:35 UTC 版)

離散ボロノイ図(りさんボロノイず、英語:Discrete Voronoi diagram)は、画素の集合からなる平面上で考えたボロノイ図である。

画素毎に最も近い母点へ所属させる。離散ボロノイ図のボロノイ領域は多角形ではなく画素の集合で表され、遠くからは通常のボロノイ図と同じに見える。通常のボロノイ図では勢力分割線の交点を求めなければならないが、離散ボロノイ図では任意の画素にとってどの画素が最も近いか決定すればよい。その方法として、母点のある画素から距離の順に母点の所属を決めていく波面法がわかりやすい。通常のボロノイ図では母点が多くなると計算誤差の累積のためにアルゴリズムが破綻をきたすが、離散ボロノイ図ではアルゴリズムが簡単であるために破綻しにくい。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「離散ボロノイ図」の関連用語

離散ボロノイ図のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



離散ボロノイ図のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの離散ボロノイ図 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS