蓮田市 地理

蓮田市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 07:28 UTC 版)

地理

蓮田市中心部周辺の空中写真。2019年9月10日撮影の24枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

埼玉県の東央部に位置し、東南部をさいたま市と接する。大宮台地(北足立台地)の一部である市内中央の蓮田台地と東部の白岡(黒浜)台地、その間を流れる元荒川および西から南の境を流れる綾瀬川周辺の低地からなる。JR東北本線(宇都宮線)および東北自動車道が市内を縦断する。高度経済成長期以降にかつて水田・森林等であった元荒川周辺の低地を中心に宅地造成が行われ首都圏のベッドタウンとなっているが、市内北西部や東部には田園や自然が多く残されている。主な工場は蓮田サービスエリア付近に集中している。

市内を国道122号埼玉県道3号さいたま栗橋線が縦断、市内の関山・閏戸にて交差する。埼玉県道3号さいたま栗橋線と交差する国道122号蓮田岩槻バイパスは、計画決定から38年を経て2006年(平成18年)6月11日に開通した。

河川
湖沼

歴史

蓮田の地名発祥由来の地である[3]蓮華院弥陀堂。

約3万年前から人が住んでいたといわれており、市内には多くの貝塚・住居跡等の遺跡が残されている。また、市内の高台を中心に中世武士城館跡が残るなど人々の暮らしの跡がみられる。江戸時代においては、市内域はほぼ岩槻藩領であり(時期や場所により一部天領旗本領等あり)、荒川の付け替えにより元荒川の水量が減少したことや見沼代用水の開通に伴い新田の開発が盛んに行われた。明治時代に入り、鉄道が開通し蓮田駅が開業したことにより、同駅を中心に市街地が形成されていった。

人口

総人口は1999年の6万5千人をピークに都心回帰の影響で減少傾向にある。

蓮田市と全国の年齢別人口分布(2005年) 蓮田市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 蓮田市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

蓮田市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

注釈

  1. ^ ただしJR東日本蓮田駅は、漢字変更にコストがかかることから変更されなかった。

出典

  1. ^ a b 平成23年総務省告示第1号。同日付官報にて。
  2. ^ a b 蓮田市/「蓮田」の「蓮」を1点しんにゅうに変更することなどに伴う手続きについて at the Wayback Machine (archived 2018年12月14日)
  3. ^ 蓮田のいわれ”. 蓮田市役所 (2016年12月1日). 2017年9月23日閲覧。
  4. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1099-1103頁。
  5. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』268頁。
  6. ^ 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』458頁。
  7. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』679頁。
  8. ^ a b 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』81頁。
  9. ^ a b c d 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1429頁。
  10. ^ 統計はすだ 平成30年度版 (PDF) - 蓮田市
  11. ^ 蓮田市 定住・子育て応援促進/より暮らしやすい街を目指して どんどん蓮田”. 2022年10月28日閲覧。
  12. ^ 蓮田市/市長の部屋”. www.city.hasuda.saitama.jp (2022年5月31日). 2022年5月31日閲覧。
  13. ^ 蓮田市/蓮田市議会議員名簿”. www.city.hasuda.saitama.jp. 2020年7月3日閲覧。
  14. ^ 表 市区町村別平均年齢”. 埼玉県 (2015年3月27日). 2015年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月7日閲覧。 (Microsoft Excelの.xls)
  15. ^ 出前健康相談・健康教育” (PDF). 埼玉県 (2015年3月27日). 2015年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月7日閲覧。






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