帽子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/16 06:35 UTC 版)
各部の名称
本体
- クラウン
- 帽子の山の部分
- 天(天井、トップ)
- クラウンの頭頂部分。
- 腰(サイド)
- クラウンの基部。制帽・軍帽・官帽などでは「鉢巻」と呼ばれることもある。
- ジガミ(マチ、ヨツ)
- 天と腰とをつなぐ部位。4枚の生地を縫い合せて作る。
- 庇(鍔、ブリム)
- 日除け。野球帽のように前部のみのものはバイザーと呼ぶ。
付属部
- 縁(へり)(帯・帽帯・周章)
- 腰の上に巻かれる帯布。蛇腹、リボンなど。これが付かずに腰のままとされることもある。
- 顎紐(あごひも)
- 革製が多いが布製やビニール製、ゴム製などもある。
- 耳章
- 顎紐を腰に留める付属品。主に金属製で、無装飾の場合と、団体の徽章が入る場合がある。
- 帽章
- 主に制帽として用いられる帽子につける徽章。
種類
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宗教
- カロッタ
- 教皇冠
- ミトラ
- ガレーロ、ガレロ(galero)
- カミラフカ
- クロブーク
- ビレッタ帽(berretta, biretta)
- クーコリ
- キッパー(キッパ(kippah))
- ターバン
- ヒジャブ
- カピロテ
儀礼
制帽
軍隊
- 軍帽
- ケピ帽(ドゴール帽)
- 官帽(Peaked cap)
- 戦闘帽
- 山岳帽
- ジープ帽
- パトロールキャップ(Patrol cap)
- シャコー帽
- 水兵帽
- チャプカ(Tschapka)
- バスビー(Busby)
- ブヂョーノフカ
- ベアスキン(Bearskin)
- モンティベレー
- 戦車帽
- GI帽
- ギャリソンキャップ
- キャスケット・ビジャール
学校
その他
スポーツ
- ハンチング帽(ディアストーカー(deerstalker)、鹿撃ち)
- 登山帽
- 野球帽
- スイムキャップ
- スキー帽子
- ヘッドギア(ボクシング用)
- ヘッドキャップ(ラグビー用)
- 乗馬用ヘルメット
- 自転車用ヘルメット
- 自動車競技用ヘルメット
- ランニングキャップ
- アメリカンフットボール用ヘルメット
民族衣装
- ソンブレロ
- ロシア帽
- カッ
- 人民帽
- カウボーイ・ハット(cowboy hat)
- テンガロンハット
- シュトライメル(shtreimel, Streimel)
- スポディク(spodik)
- クーフィーヤ
- フェズ(fez、トルコ帽(turkish hat)、タルブーシュ(tarboosh))
- ナミートゥカ
- テュベテイカ
- グレンガリー帽
実用
防寒
防暑
- 麦わら帽子(ストローハット)
- カンカン帽(ボーター、キャノチエ)
- パナマ帽
- オプティモ
- 笠
- ノンラー
- クバ笠
- ピスヘルメット(Pith helmet、ソーラ・トーピー(sola topee)、トーピー(topee)、サンヘルメット(sun helmet)、コークヘルメット(cork helmet)、トロピカルヘルメット(Tropical Helmet)、サラコット(salacot)、トーピ(topi)、探検帽、 防暑帽)
- サファリハット
- チューリップハット
ファッション
- シルクハット(トップハット、チュリンダー(シリンダー))
- 山高帽(ダービーハット、メローネ)
- メトロ(クルーハット、キャンポベローズ、ファティーグキャップ)
- ソフト帽(中折れ帽、グロブナー、サメト、サメフート(סמט)、ビーベルフート(イディッシュ語: ביבערהוט, biberhut)、フェドーラ、ミルキー)
- オペラハット
- スポーティーソフト帽
- ボルサリーノ
- ホンブルグ・ハット(Homburg, הומבורג, Homburgas, Хомбург, Homburghatt)
- ピルボックス帽
- ポークパイ
ヘルメット
- 兜
- グレートヘルム
- 戦闘用ヘルメット
- ピッケルハウベ(カストディアンヘルメット)
- ヘルメット (ドイツ軍)
- QGF-02ヘルメット
- ACH (ヘルメット)
- PASGTヘルメット
- ECH (ヘルメット)
- 九〇式鉄帽
- 九八式鉄帽
- 66式鉄帽
- 88式鉄帽
頭巾
その他・未分類
- 二角帽子(ビコルヌ、バイコーン、ナポレオン帽、山形帽)
- 三角帽子(トリコーン)
- モンマス帽
- ペタソス
- アルペン
- クラッシャーハット
- テラピンチ
- オスロー
- タンク
- 御釜帽
- キャプリーヌ(キャペリン)
- シャブラック(チャープラーグ(shabrack, csáprág))
- スカルキャップ(Skullcap)
- スキン・キャップ
- ブリム・ハット
- フリジア帽
- ヘッドドレス
- トーク帽
- ムナク帽
- アストラカン帽
- カラークル (帽子)
- クロケット帽(デイヴィッド・クロケット)
- ケーバ帽子
- キャップスキー
- キリー
- ハットスキー
- ハンチングスキー
- バイカケット帽
ギャラリー
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キッパー。帽子の部類に入るかは見解が分かれている
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キリスト教徒のツッケット
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ユダヤ的フェドーラ(中折れ(kneytsh)、縁広など)を被ったラビ・ラスキンと、ユダヤ的ホンブルクを被ったラビ・メッツガー
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サトマール帽、ホンブルクなど様々なユダヤ的帽子をかぶったレオポルトシュタットのダーティーム
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ビーベルフート、サメトフート、サトマール帽をかぶったハシディーム
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ラビの帽子(丸みを帯びている)
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シュトライムルを被り祈るラビ
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一般的な縁に反りの入ったホンブルク。ツマミの入っているものとないものがある
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ボルサリーノ・ブランドのフェドーラ
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ステットソン・ブランドのフェドーラ
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インディ・ジョーンズ・スタイルのボルサリーノ・フェドーラ
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ボウラー・ハット
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シルク製のトップ・ハット(シルクハット。シルク製でないものもある)
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オペラハット(折り畳みのできるシルクハット)
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シルクハット
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シルクハット
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パナマ帽
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ポークパイ・ハット
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カウボーイ・ハットの一種(麦藁製)
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ロシア帽
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ロシア帽の一種であるパパーハとウシャンカ
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米海軍下級将校の制帽
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救世軍の制帽(ショー・クリフトン大将)
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帽振れ(脱帽する挨拶)
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様々な帽子
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ハットケース(hat tin, hat box, etc.)
注釈
出典
- ^ a b 字通,世界大百科事典内言及, 精選版 日本国語大辞典,百科事典マイペディア,ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,デジタル大辞泉,世界大百科事典 第2版,普及版. “帽子とは”. コトバンク. 2022年5月13日閲覧。
- ^ dictionary.com
- ^ a b c “「帽子」の真実を一体どれだけ知っていますか”. 東洋経済オンライン (2016年10月16日). 2022年5月13日閲覧。
- ^ a b c 帽子の変遷 繊維製品消費科学会誌 Vol.41 (2000) No.6 p.519-528, doi:10.11419/senshoshi1960.41.519
- ^ 第2版,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典,精選版 日本国語大辞典,デジタル大辞泉,百科事典マイペディア,岩石学辞典,世界大百科事典. “冠とは”. コトバンク. 2022年5月13日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “死者や幽霊が額につけている白い三角巾について,名称と意味を知りたい。”. レファレンス協同データベース. 2022年5月13日閲覧。
- ^ ハットの予備知識(帽子専門店・文二郎帽子店)
- ^ 古代・中近世史 総論 サイト:外務省 日中歴史共同研究
- ^ “【12-02】中日両国の成人儀礼に関する史話”. spc.jst.go.jp. 2022年5月14日閲覧。
帽子と同じ種類の言葉
- >> 「帽子」を含む用語の索引
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