デュラムコムギ 栽培面積および生産量

デュラムコムギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 07:54 UTC 版)

栽培面積および生産量

デュラムコムギの栽培面積及び生産量[6]
地域 面積 (1000 ha) 生産量 (1000 トン)
西ヨーロッパ 2,490 5,730
北アメリカ 2,960 5,756
南アメリカ 102 196
中東 4,462 6,950
北アフリカ 3,290 3,214
その他 3,756 3,540
合計 17,060 25,360

赤デュラムコムギは、主に家畜飼料に使われる。

日本でも農業・食品産業技術総合研究機構日本製粉が初の国産品種「セトデュール」を2016年に開発。瀬戸内海式気候が栽培に適しており、兵庫県で100トン以上が生産されている[7]

製造工程

  1. 刈り入れ
  2. 脱穀
  3. 脱皮(だっぷ)

製粉工程へ搬入

  1. 洗浄 異物と収縮あるいは壊れた穀粒を取り除く。
  2. 水分調整(加湿) 種皮と内胚乳を分離しやすくするため水分を調整し、種皮を強化する。
  3. 粉砕 粉に挽き、にかける。
  4. 精製 ふすまを取り除く。

脚注

参考文献

関連項目


  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003年). “Triticum durum Desf.”. BG Plants 和名-学名インデックス(YList). 2014年1月21日閲覧。
  2. ^ Taxon, ARS‐Grin, http://www.ars-grin.gov/cgi-bin/npgs/html/taxon.pl?406896 .
  3. ^ Wheat”. 2014年1月18日閲覧。
  4. ^ DECRETO DEL PRESIDENTE DELLA REPUBBLICA 9 febbraio 2001, n. 187
  5. ^ Hamish Robertson. “Triticum (wheat genus)”. Biodiversity Explorer. 2014年1月18日閲覧。
  6. ^ Bushuk & Rasper 1994.
  7. ^ 「デュラム小麦 産地化実現 兵庫で100トン突破/農研機構 日本製粉 日本向け開発/99%が輸入◆国産パスタで差別化へ」日本農業新聞』2019年11月6日(2019年11月11日閲覧)


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