ガンダム (架空の兵器)
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その他のガンダム
パーフェクトガンダム
宇宙世紀を舞台とする作品ではない漫画『プラモ狂四郎』の主人公の京田四郎が作中でスクラッチビルドによって製作した模型作品として初登場し、同時期に展開していた『MSV』の一環としてもプラモデル化された。『MSV』ではあくまで『狂四郎』のものとして宇宙世紀の設定とは関連させていないが(ただし、本機をベースにデザインされたフルアーマーガンダムが宇宙世紀の機体としても設定されている)、のちに発行された書籍では連邦軍が情報操作用に制作したCGによる架空の機体としているものもある[113](型式番号:PF-78-1[114] / RX-78[115])。
- 設定の経緯
- もともとはテレビシリーズに原画マンとして参加していた板野一郎が仕事の合間に描いた落書きで、パーフェクトジオングとの近接戦が描かれていたが、この時点で両者ともデザインはほぼ完成していた。
- 『狂四郎』では、増加装甲は機体と一体化しており脱着不能であったが、『MSV』としてプラモデル化される際に小田雅弘によって一部デザインが見直され、1/100スケールキットでは装甲が脱着可能となった。後にカトキハジメによって再度リファインされたものが、「GUNDAM FIX FIGURATION」「SDガンダム BB戦士」各シリーズで商品化された。なお、「BB戦士」ではオリジナルの要素として、頭部に装着する「ヘッドギア」と支援メカである「Gキャリアー」が設定されている。
- 設定解説
- ガンダム本体と同様のトリコロールを基調とした増加装甲を胸部・肩部・腰部・下脚部に装着し、右腕部に直付け式の2連装ビームガン、背部には大型のパックパックとそれに直結した肩部大型キャノン、左腕部に装着されたシールドにはビームサーベルを3本と機雷投下ユニット、脚部増加装甲にはスラスターを追加するなど、さまざまな武装を施している。ただし、『狂四郎』では推力は強化してあるものの重装備なだけに鈍重な機体であり、同巻で対戦した軽装なセミアーマードガンダムの運動性能に翻弄され、惨敗している。また、その反省から後継機としてパーフェクトガンダムII(フルアーマーガンダム)、パーフェクトガンダムIII(レッドウォーリア)、HCMパーフェクトガンダムも製作されている。
- 劇中での活躍
- ガンプラを題材とした2013年のテレビアニメ『ガンダムビルドファイターズ』の最終話では、クライマックスの場面で主人公の父親、イオリ・タケシのガンプラとして登場し、主人公を援護する場面が描かれた。わずか数秒ではあるものの初出から30年越しにテレビアニメへ登場したことから、Twitterのトレンドワードとなったり、『プラモ狂四郎』の原作者であるやまと虹一が個人ブログでイラストを添えたコメントを寄せたりするなど、大きな反響があった[116]。なお、この場面の原画は同アニメに原画マンやメカニック作画監督としても参加していた大張正己によるものである[117]。
パーフェクト・ガンダム(サンダーボルト版)
漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト』に登場。陸戦仕様のサイコ・ザク マークIIを宇宙仕様にするため、装甲やパーツをジオン残党軍が隠匿していたガンダムの物に換装した機体。
ガンダム量産型
ツクダホビーのシミュレーションボードゲーム拡張キット『トワイライト オブ ジオン』に登場(型式番号:RG-79AV)。
- 設定解説
- ガンダムの簡易量産型で、腰部ヘリウム・コアが除かれ、V字アンテナをもたない。カメラ・アイの形式は判別不能(ユニットのイラストが小さいため潰れてしまっている)。ガンダムと同様にビーム・ライフルとビーム・サーベル2本、ハイパー・バズーカを携行する。生産性が悪く、10数機で生産は打ち切られている。
GEEM(ジーム)
『サイバーコミックス』01掲載小説「TOP GUNDAM」に登場(型式番号:RMS-114)。名称は"Gundamtype Experienced Exertion Mobilesuit"の略で、ガンダム系の発展量産機とされる。カメラ・アイはジム系のゴーグル・タイプ。
- 設定解説
- 武装は180mm径のエレ・カートリッジ式ビーム・ライフルを携行する。宇宙世紀0089年から部隊配備が開始されている。
- 作中での活躍
- 宇宙世紀0082年に設立されたMSパイロット訓練学校「トップガンダム」に在籍するシェイド・ノヴォトニー中尉が搭乗し、ド・ダイIIに乗りバグダッドのジオン残党のスティルスザク3機と交戦、機体にダメージを受けながらも奇策により殲滅に成功する。
アクア・ガンダム
『SD CLUB』第18-19号掲載のたけばしんごの漫画「シークレット・フォーミュラー 水中型ガンダム」に登場。題名では「水中型ガンダム」だが、作中では「アクア・ガンダム」または「ガンダム」と呼ばれる。同じく『SD CLUB』で発表された(のちにM-MSV)水中型ガンダム(アクア・ジムがベース)と外観に共通点が多く見られるが、肩部などが異なり、作中でジム系がベースであるとは語られていない。武装は右腕のハンド・アンカーは装備されず、ガンダム2号機と同型のビーム・ライフルを携行する。移動の際には小型潜水艦「Gマリナー」に搭載される。
- 作中での活躍
- 宇宙世紀0079年12月23日、3機がグリーンランドを出港してのテスト航海を50パーセント消化し、護衛の原子力潜水艦「リオグランデ」と合流してジャブローへ向かう予定であった。しかし合流地点で同艦は既に沈没されており、待ち伏せていたジオン公国軍のユーコン級潜水艦「U-31」のズゴック2機と交戦、隊長の1号機はGマリナーとともに撃沈される。2号機(パイロットはアラン、Gマリナーはデューク)はGマリナーから右腕のみを出し、ビーム・ライフルで1機撃破。3号機(パイロットはマリオン、Gマリナーはロイ)はその後現れたグラブロにGマリナーのメイン・バラストを破壊され着底するが、本機を射出。2号機と連携して残りの敵を殲滅する。なお、2号機と3号機はモノクロながら塗装の違いが確認できる。
ソロモンエクスプレス
「電撃ホビーマガジン」の雑誌企画『ソロモンエクスプレス』に登場(型式番号:RX-78-2)[118]。
- 設定解説
- ソロモン攻略プランの一つとして極秘裏に検討されていた、RX-78-2の核攻撃用装備。追加装備されるそのユニットは、2発の大型多弾頭熱核反応ミサイル、背部に装着される大型の化学燃料高機動ブースター2基および中型宇宙艦艇のものを転用した熱核反応炉4基、背部の熱核反応炉に直結された大型メガビームライフルと腰部の実験用Iフィールド発生ユニット、上半身に装着される対宇宙塵用の増加装甲、耐核シールドなどから構成されている。
- 想定されていた運用方式はブースターによる大速力を生かした一撃離脱戦法であり、ソロモンの開口部へ熱核反応ミサイルを発射したのちは、戦域を離脱しつつ全装備を分離し、最終的にはコア・ブロックのみが回収される予定だった。RX-78-2を用いて熱核反応炉1基のみを搭載した状態での加速試験が行われたが、その際にブースターの故障が発生しており、それに加えてあえて南極条約に違反することへの懸念もあったことから実戦配備は見送られ、代わりにソーラ・システムが投入されることとなった。
- その後、ソロモンエクスプレス用のユニットはルナツーで保管され、搭載されていた熱核反応弾のみがガンダム試作2号機に転用されたとされている[119]。
ホワイトデビル
雑誌企画『ソロモンエクスプレス』に登場。
- 設定解説
- ソロモンエクスプレスと同様に開発されていたG-3ガンダム用の核装備プラン。基本的な装備はソロモンエクスプレスに準じているが、武装はソロモンエクスプレスのものと同型の大型メガビームライフルのほか、2基の核バズーカと6発の熱核反応弾、60mmバルカン砲の砲口を流用した頭部後方のビームライフルとなっており、耐核シールドも2基に増強されている[119]。
- ア・バオア・クー攻略用とされていたが、ソロモンエクスプレスと同様に実戦投入は見送られた[119]。
ハーフガンダム
漫画『機動戦士ゼータガンダム1/2』に登場。
- 設定解説
- ティターンズがガンダムMk-IIを開発する際に、RX-78-2 ガンダムを徹底的に解析するために、各基地に現存するRX-78系の補給用パーツをかき集めて製造した機体。オリジナルのパーツの含有率は52%で、残りは現用機のパーツで補填されており、名称の由来となっている。ただし、この数値は外部装甲も含まれる可能性も指摘されており、実際にどれくらいオリジナルに近かったかは不明となっている(作中では、ジムIIより弱いとされている)。
- 各スペックはマグネット・コーティング時に記録されたRX-78-2のデータをもとに同等に調整されている。コア・ブロック・システムは装備されておらず、カメラ・アイが緑色で左胸にセンサーが増設されているのが外観上の主な違いである。また、足首のアーマーにはプロトタイプガンダムのようなスリットが確認できる。武装は頭部バルカン砲とビーム・サーベルのほか、Mk-IIと同型のビーム・ライフルを携行するが、シールドは装備していない。
- 作中での活躍
- Mk-IIの完成後は、同機の優秀性を実証するため何度も模擬戦闘をおこなうが、テスト・パイロットのカン・ウー大尉が体を蝕む程の過酷な操縦テクニックを用い、エドガー・エドモンド・スミスが搭乗する最新鋭機のMk-IIを圧倒し、勝ち続ける。業を煮やしたフランクリン・ビダンは実戦装備での模擬戦を命じ、その際にウー大尉が気を許した一瞬にコックピットを直撃され、撃破される。
- 宇宙世紀0138年に童話作家シシリア・マディンの遺品より発見された『エドガー・エドモンド・スミスの日記』に登場する機体であり、当時の宇宙世紀世界でも実在するかは議論が分かれているとされる。
ガンダム(RX-78F00)
動く実物大ガンダムプロジェクト「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」で設定された機体[120]。
デザイン上の特徴としては、全体的にシャープとなった形状や、肩や肘、膝などの関節部にホイールなどの張り出しが存在すること、股と脛の長さが均一なことなどがある[121]。実物は全高18m、重量25t[122]。
- 設定解説
ガンダム GUNDAM | |
---|---|
型式番号 | RX-78F00 |
所属 | 地球連邦軍 |
生産形態 | 試作機 |
頭頂高 | 18m[123] |
武装 | ビーム・ライフル ビーム・サーベル×2 シールド[124] |
- 一年戦争後、極東アジア地区YOKOHAMAで保管されていたものが大量に発見されたRX-78タイプの各部パーツをもとに、研究と分析を目的として地球連邦軍関連施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」にて再構成された機体。パーツに関しての記録は残されておらず、未発見のパーツや資料も存在していたため、実質的に新型MSの開発と同様のプロセスを経て、約2年の研究・開発期間の後に起動実験が行われることになる[125]。
ゲームの「ifルート」に登場するガンダム
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』シリーズでは、戦争の流れにおけるif(公式の歴史設定とは異なる架空の流れ)が楽しめるよう作られたため、ルートによっては地球連邦軍以外の勢力でもガンダムの製造が可能となる。
キャスバル専用ガンダム
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』に登場。シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンの乗機として製作されたガンダム(型式番号:RX-78/C.A)。
「ニュータイプの理想を実現するべく、キャスバル・レム・ダイクンがネオ・ジオンを率いて決起したら」というIFの歴史に基づいた設定のMS。キャスバルはニュータイプの象徴としてガンダムを用いている。ガンダムの設計図を基にキャスバルに合わせて独自の調整がされており、他のシャア専用機同様、赤を基調としたカラーリングになっている。
性能面では攻撃力などは普通のガンダムより若干上程度だが、運動性と限界が倍近く高く、耐久は若干下と、シャアらしい機体になっている。パイロットが赤い彗星だけに、コア・ファイターまで赤系統のカラーリングとなっている。
なお、ガンダムシリーズを代表するMSとキャラクターの組み合わせということもあり、他の「ガンダム」を題材にしたゲームやプラモデル・フィギュア等で登場することも多い。
また、本機に近い機体としてゲーム『戦士達の軌跡』にシャア専用ガンダムが登場する(形式番号:RX-78 Ver.CHAR)。キャスバル専用と同じくシャアのパーソナルカラーで彩られた点では同じだが、性能は普通のガンダムとほとんど変わらない。ジオン公国製の武器を装備できる。
- ゲーム『ガンダムバトルロワイヤル』では、通常のガンダムに比べて格闘重視のセッティングがなされていて、アクションにおいてはビームサーベルによる斬りではなくキック連発という動作になっている。また、『SDガンダム GGENERATION』シリーズにおいても、武装の中にキックが存在する。
- プラモデルのマスターグレード「RX-78-2 ガンダム Ver.1.5」の成形色替えで発売。一部パーツは成形色の都合でガンダムとパーツ分割を分ける必要があるため、専用パーツが新たに製作されている。また、玩具「ハイコンプリートモデルプログレッシブ」では、地球連邦軍のマークをモチーフとしているガンダムの盾の十字星と腰のVマークを別のマークにした新規造形となっている。
ガンダム(ティターンズ仕様)
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』に登場(型式番号:RX-78T)。
「宇宙世紀の史実よりも早くティターンズが成立していたら」というifの歴史に基づいた設定のMS。ティターンズカラーである濃紺に塗装されているのが特徴。
同ゲームで登場するキャスバル専用ガンダムに比べ立体化される機会は少なく、わずかに玩具「MIA」の「ガンダム(セカンドバージョン)」、プラモデル「BB戦士」の「ゼータガンダムMSコレクション」、香港バンダイ限定商品「可動戦士ガンダム」の「ティターンズカラーバージョン」程度である。また、『SDガンダム GGENERATION ギャザービート』にも同じカラーリングのガンダムが登場するが、この作品ではティターンズが登場しないストーリーのため「ガンダム・ムラサメ研究所仕様」の名称になっている。
ガンダム(ジオン仕様)
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 特別編 蒼き星の覇者』に登場。
「ジオン軍がガンダムを鹵獲し、開発していたら」というifの歴史に基づいた設定のMS。深緑に塗装されており、ゲルググと同タイプのシールドを装備しているのが特徴。
また、「ジオン軍によって鹵獲されたガンダム」という設定の機体は、ゲーム『機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX』にも登場している。
ガンダム(フル装備)
ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望 アクシズの脅威V』に登場。サブタイトルはテム・レイ軍シナリオ時。指導者テム・レイ搭乗。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』におけるガンダム
漫画・アニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では原作アニメと異なり、一年戦争開戦以前からガンキャノン(最初期型)がアナハイム・エレクトロニクスにより開発・生産されて連邦軍で運用されている設定となっている。しかし、対MS戦闘を考慮していないためにジオン公国軍のブグおよびザクIとの史上初のMS同士の戦闘で完敗を喫し、その教訓から同社のMS開発部長テム・レイの指揮のもと、新たに対MS戦に特化したMSとして本機が開発されることとなる。
- 設定解説
ガンダム(THE ORIGIN版) | |
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型式番号 | RX-78-01(1号機) RX-78-02(2号機) |
開発 | アナハイム・エレクトロニクス |
頭頂高 | 18.0m[126] |
武装 | ビーム・ライフル ハイパー・バズーカ ビーム・サーベル×2 頭部バルカン砲×2 ショルダー・キャノン(オプション) ガトリングガン (前期型:右肩・左前腕、中期型:両肩) ショルダー・マグナム×2(前期型) シールド |
搭乗者 | ヴェルツ(1号機) ウィリー・ケンプ(2号機) アムロ・レイ(2号機) |
- 前期型
- 原作と異なり、固定武装が多い。頭部バルカン砲のほか、左肩口に2連装のショルダー・マグナム、右肩口(開閉式)と左前腕部甲に[126]ガトリングガンを装備する。また、オプションとしてランドセル左側に、ザクIIを一撃で撃破する威力を誇る中距離タイプの[126]ショルダー・キャノンを装備可能となっている[注 35]。ビーム・ライフルの形状も原作と異なる。
- 大気圏突入装備はもっておらず、突入の際はシールドで摩擦熱を防ぎつつホワイトベースの陰に入ることで成功させている。また、コア・ブロック・システムも搭載されていない。
- 中期型
- 2号機はジャブローで徹底的なオーバーホールを受けるとともに[127]、若干の仕様変更がおこなわれる。コックピットはコア・ブロックとなるコア・ポッドに換装され[注 36]、生残性の向上が図られるほか、システムの安定性も向上している[127]。ほかに、ガトリングガンが両肩口に装備され(左前腕部甲は撤去)、肩アーマーにフックを追加、ビーム・ライフルも原作と同型のものになっている。
- 劇場アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』に登場する機体もこの仕様であり、型式番号も "RX-78-02" とされる[128]。
- 後期型
- 2号機がモスク・ハン博士によってマグネット・コーティングを受けた際には、それだけでなく機体各部に宇宙戦闘用の高機動バーニア[127]が追加されている[注 37]。ランドセルのバーニアも追加され5発になっている。
- 劇中での活躍
- 漫画版の作中冒頭では、2機がサイド7で機体のテスト並びにパイロットの訓練をおこなっている。アムロが搭乗する機体は従来設定と同じく2号機であり、塗装もトリコロールであるが、大河原によって改めて設定画が描かれており、細部が原作版と異なる(後述)。正規パイロットのウィリー・ケンプ中尉は搭乗前にザクIIの攻撃に巻き込まれ死亡、2号機だけでもホワイトベースに搬入しようとするも移送中のレールで立ち往生し、原作同様偶然居合わせたアムロの操縦により起動する。
- アニメ版『THE ORIGIN』は原作より前の時代の物語のみであるため本編に実機は登場しないが、アナハイムの社内会議でテム・レイが本機の開発について説明するシーンでは、モニターにCG(前期型と同じ)が映し出される。また、アニメ版スタッフが試作した、2号機が「大地に立つ」場面を描いたショート・ディレクショナル・ムービー『GUNDAM RISING』がYoutubeで公開されている。
- 漫画版におけるオデッサ作戦前夜のジブラルタルでのシャア専用ザクIIとの決闘は、スマートフォンゲームアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』のイベント「0079ジブラルタル」の一部としてサンライズ制作でアニメ化された。なお、このときの本機は中期型であるが肩のフックがない。
ロールアウトカラー
2号機の前期型以前のロールアウト時の仕様。テレビ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第3弾エンディングで開発風景が描かれ、第12話版ラストの開発スタッフとの記念写真に登場(脚部は未完成状態)。『ガンダムセンチュリー』のRX-78プロトタイプ[129]およびプラモデル「1/144 プロトタイプガンダム」のボックスアートに描かれた「もう1機のガンダム」[130]をモチーフにしており、名称は『MSD』(後述)による。
カラーリングは白とライト・グレーを基調にしており、頭部アンテナはガンキャノン最初期型と同タイプのもの(後頭部に垂直に2本)となっている[131]。ほかに中期型と同じ肩アーマーのフックや、左前腕部甲に前期型との差異が認められる[注 38]。のちに、ガンキャノン機動試験型で試作されたV字アンテナに換装され、カラーリングもトリコロールに変更される[131]。
試作1号機
漫画版に登場する1号機は2号機の前期型と同様であるが、黄色を基調とし、格子状のラインとマーカーが入った衝突実験用のダミーを思わせる塗装となっており、頭部ツインアイはヘビーガンダムのようにバイザーで覆われている。また、ランドセルはショルダー・キャノン装備型に換装されている。
- 作中での活躍
- ヴェルツ大尉が搭乗し、サイド7の工事ブロック(実際は演習場)で訓練中に潜入して来たザクII(C-6/R6型)の小隊と交戦し1機を撃破するが、2機目を至近距離からビーム・ライフルで撃破したため誘爆に巻き込まれ、穴の空いたコロニーの外壁から宇宙へ吸い出されて行方不明となる。
- 映画館の特設ブースで期間限定公開されたVR作品『-RISING-』にも登場する。
局地型ガンダム
メカニックデザイン企画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Mobile Suit Discovery (MSD)』に登場。『THE ORIGIN』ではガンダムは宇宙で開発されているものの地上での運用も想定されているため、同機がサイド7で実働試験をおこなっている時期に、工期短縮のため地球での環境試験を並行して進めていたチームがいたはずだろうという発想をもとに設定された[132]。
- 設定解説
局地型ガンダム GUNDAM LOCAL TYPE | |
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型式番号 | RX-78-01[N] / RX-78[N] |
全高 | 18.0m |
重量 | 43.4t |
武装 | MS用マシンガン×1 ビーム・サーベル×2 シールド×1 ショルダー・キャノン×1 |
- 地球での耐環境試験のために開発された試作機で[133]、ガンダム試作1号機 (RX-78-01) とは別のチームが担当し[134]、試作1号機の余剰パーツと地上で調達されたパーツによって製造される[133]。完成当初は試作1号機と同様のイエローで塗装され、地上試験がおこなわれている[134]。当時、チーム内ではこの仕様を「RX-78[N]」と呼称している[134]。その後、白と紺のツートンカラーに変更され[134]、地上試験で不要とされた宇宙用装備が地上用・水中用のものに換装されており[133]、後世にはこの仕様を分類上「RX-78-01[N]」と呼んでいる[134]。関節部に暫定的に防水用シーリングが施され、ランドセルをハイドロジェット推進器搭載型に換装して、洋上試験がおこなわれている[134]。これら耐環境試験は宇宙世紀0078年に終了し[135]、結果はサイド7に送られ、ガンダム2号機に反映されたといわれる[134]。さらに、ジオン軍の水陸両用モビルスーツに悩まされる連邦海軍の提言により[134]、本機の洋上試験のデータからアクア・ジムや水中型ガンダムが開発されている[133]。
- 劇中での活躍
- テレビ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』の第12話版エンディングでは、腕部が取り付けられていない本機が海上で起動テストをおこなう様子が描かれた。
- 『THE ORIGIN』のスピンオフ漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、黒を基調に一部がオレンジに塗装された「北米戦仕様」が登場。地上試験時と同型のショルダー・キャノン付きランドセルを装備している。宇宙世紀0079年10月頃に[135]北米の砂漠地帯で、ジオン軍のいくつかの部隊を全滅させている。
ガンダムFSD
『MSD』に登場。
- 設定解説
ガンダムFSD GUNDAM FSD | |
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型式番号 | RX-78-01[FSD] |
頭頂高 | 18.0m[136] |
武装 | 試作型ロングレンジ・ビーム・ライフル×1 ビーム・ライフル×1 ビーム・サーベル×1 ガトリング・ガン×1 シールド×1 大型シールド×1 |
- 局地型ガンダムのテスト終了後、改めてガンダムタイプの部隊運用を視野に入れ、各種装備や機器の強化・改修を目的に開発された機体[133]。「FSD」は「Full-Scale Development(全規模開発)」の略[133]。局地型ガンダムとパーツを共用しつつ、量産化を前提に再設計され、基本性能と生産性の向上を達成している[133]。外観は胴体部が局地型ガンダムと異なる。ランドセルは局地型ガンダムのロールアウト時および北米仕様と同型だが、ランドセル左側のショルダー・キャノンは携行武装のマウントラッチに変更されている[137]。武装は、小型ビーム・ガンにロングバレルとスコープを組み合わせた試作型ロングレンジ・ビーム・ライフル、フォアグリップ部分をドラム型エネルギーCAPに換装したビーム・ライフル、ランドセル右側のビーム・サーベル、右腰のマガジンからのベルト給弾式と小型ドラムマガジンの弾倉式から選択できる[136]右前腕のガトリング・ガン、局地型ガンダムと同型の小型シールド、新規格の折りたたみ式大型シールド[137]。
- 本機で得られたデータによってRX計画はさらなる展開を見せ、FSWS計画へと移行してゆく[136]。
- 作中での活躍
- 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島』では、ジャブロー防衛戦でロングレンジ・ビーム・ライフル装備の白い機体と、ガトリング・ガン装備の黒い機体が実戦参加している。
ガンダム (Ver.ka)
雑誌企画「ガンダム・センチネル0079」に登場。
いわゆるアニメ版のガンダムの解像度をあげたもの。1989年、当時最新のガンダムであったガンダムNT-1アレックスのデザインを見た、あさのまさひこの「ガンダムとアレックスは実際は同じ機体なのでは?」という発想から、カトキハジメが「アレックスのデザインから逆算したRX-78 ガンダム」としてデザインしたものである。そのため頬当てや鎖骨部のダクト、腰のアーマーの形状やヘリウムコアの形状などアレックスのデザインとの共通点が見られる。さらに、対ジオング戦での、ラストシューティングを既存のガンプラのように肩ブロックを回転しないで大河原邦男のめぐりあい宇宙のイラストのように可能にするために、肩装甲が展開して腕が真上にあげられるデザインが考案され、テレビ版初期や映画版で安彦が原画を描いたRX-78にも多大な影響を受けている。モデルグラフィックス誌の『センチネル0079後編』での1カットの為に模型作例が細田剛+高梨令withセンチネルワークスによって製作され、カトキのデザイン画と共に誌面に掲載されファンの注目を集める事となり、「HG 1/144 RX-78 ガンダム」の組み立て説明書イラストやLDパッケージなどで、胸部ディテールなどが一部簡略されて掲載された。また『ガンダム・センチネル0079』に登場したGM後期生産型はガンダムのデザインが完成後に逆算的にデザインされた。その後Ver.ka(バージョンケーエー)と称されるようになったのは、Bクラブがガレージキットとして発売する際、当時バンダイとモデルグラフィックスがセンチネルの版権問題で揉めており、「ガンダム・センチネル」の名称を使用できなかったため、苦肉の策として、センチネル連載当時にカトキが読者投稿コーナーなどでの自身のコメントであると示す為に使用されていた「ka」という表記を使用した事が発端である。
その後数多くのガレージキットメーカー、および個人ディーラーなどの手によって幾度となく立体化されるのみならず、バンダイのプラモデル「マスターグレード」と完成品TOY「GUNDAM FIX FIGURATION」でも立体化された。
ガンダムG40(Industrial Design Ver.)
2020年、「機動戦士ガンダム40周年記念 ガンダム×KEN OKUYAMA DESIGN×LDH JAPAN“G40プロジェクト”」として制作・公開されたスペシャルWEBムービー(通称『ガンダムG40』)に登場。2019年12月には、このプロジェクト用にリ・デザインされたガンダムの設定を基にしたガンプラも販売された。(以下、リ・デザインされたガンダムを「G40」と呼称)
※ 以下の記述のソースは右記出典のリンク先を参照[138]。
プロジェクトの起点は上述のガンダム40周年関連プロジェクトの一つとして、マイルストーン的なガンダムのプラモデル(ガンプラ)を生み出そうという事で、バンダイ側が「ガンダムを実在の工業製品としてデザインする」というアイデアを出したことに端を発する。ここから現実社会で実在する工業製品のデザインを多く手掛けている奥山清行(KEN OKUYAMA)の協力を得てRX-78ガンダム(以下「RX-78」)のデザインを「再解釈」してG40が生み出された。よってG40の諸元や武装は基本的にはRX-78と同一である。
1970年代のリミテッドアニメ映像で動かす事を前提にしてデザインされたRX-78は、その後ガンプラとして立体物として数多の商品化がされた際、各部位の可動に独自の解釈がされるケースが発生。代表的な例としては「腰部のアーマーを可動させて複雑な動作の再現に対応」などが挙げられるが、G40はスペシャルWEBムービーの監督である松尾衡による進言もあり、実際の工業製品と同様の環境で設計し、3DCGで動かしやすいような再解釈が成されてデザインされている。前述した腰部アーマーも非可動となった替わりに人体関節に近づけた球体関節を各部位に採り入れ、人体の動きの基本である「ひねり」の入った動作(大地を踏みしめてビームサーベルを振り下ろす など)が人体に寄り近い形で再現できるという触れ込みになっている。(実際、G40のガンプラはアクションフィギュア並みの柔軟なポージングが可能になっている)
また、WEBムービーではコア・ファイターが変形してコア・ブロックとなりガンダムのボディと合体する際、RX-78は垂直に合体するのに対しG40は水平に差し込まれて合体するという差異も確認出来る。
注釈
- ^ 富野による初期シナリオ案やモビルスーツのコンセプトが記されたメモ。一部の案はMSVやMS-Xに再利用されている。
- ^ サンライズでは当時、安彦良和にかなりの権限があり、安彦が作画を手掛ける作品では、デザインのフィニッシュワークをすべて安彦が手掛けていた。『勇者ライディーン』でも、スタジオぬえの絵をもとに、安彦がデザインを作ってしまった[5]。
- ^ 大河原としてはふくらはぎがデザインのポイント[5]。当時ロボットの腕や足のデザインは円柱、角柱が一般的だったがそれには飽きていたので、人間の筋肉みたいなものを取り入れたデザインにしようとふくらはぎを付けたとされる[5][6]。
- ^ 頭部は丁髷(ちょんまげ)がモチーフである。またザンボット3の頭部は三日月、ダイターン3は鍬形の前立てをモチーフにデザインされている[5]。
- ^ 富野の念願だった全身白一色の主役ロボットは後に『重戦機エルガイム』で実現する。
- ^ 記録全集など最初期の資料では「超鋼合金属ルナ・チタニウム」と記述されていたが[17]、現在ではその呼称は使われていない。
- ^ 尚、RX-78機体群は、参考となるザクIIのデータ入手から最初の実機RX-78-1試作初号機の完成までにわずか半年しかかかっていない。これは、人間の不眠不休の労働ではなく、全自動のCAD CAMシステムが設計製造をおこなったからである。ジオン軍は設計補助にしかコンピュータを使わず、可変生産システム「FMS」でMSの開発製造をしていた。これは、ただでさえ連邦に対して国力に劣るジオンが、兵器の生産速度でさらに後れを取る原因となった[23]。
- ^ a b なお、『マスターアーカイブ』での1号機から3号機の塗装の変遷は『MSV』の設定と異なる。
- ^ 発砲金属、ポロン複合材、カーボンセラミック等をサンドイッチ状に重ね、表面に臨界半透明液をコーティングした複合装甲を採用し、敵の攻撃を受けた際衝撃を発砲金属がクラックする事で相殺、装甲は共通パネル化され交換可能とした資料もみられる[21]。
- ^ a b c S-(数字)やSerial(数字)の部分は製造番号。現時点では腕部、脚部、動力源を除いて具体的にどの機器を指すコードなのかは明示されていない。
- ^ 『機動戦士ガンダム 記録全集』に掲載された本機の透視図には、関節部にサムソニ・シム電動モーター、核融合炉(エンジン)にタキムNC-7ほか、アンテナにスーズ式79タイプ、聴音器にマツムS-4といった記述がみられる[30]。
- ^ フレームの代わりにボディが機体の強度を保つ構造[31]。放送当時はモノコックボディを採用した自動車が普及し始めた時代で、その当時の「現実の最新技術」を取り入れたものだった[31]。
- ^ 同時代のMSの標準的な動力源として、ミノフスキー・イヨネスコ型核融合炉を搭載する[34]。一方で、それ以前の設定としては新機軸の磁場制御技術によって小型化された核融合炉を搭載、電力変換にはMHD発電を用いるとした資料も見られる[40]。
- ^ アニメ第5話「大気圏突入」では、大気圏に再突入したガンダムが、空力加熱に耐えられるようにBパーツ下腹部中央のポケット「耐熱フィルム(フィルター)カプセル」に収納された耐熱フィルムを展開して機体を覆い、無事に生還している。この耐熱フィルム(フィルター)はRX-75 ガンタンクにも同様に装備されている[41]。映画版では耐熱フィールドに変更された。これは股間部から噴出するエアー(冷却気体)を前方に構えたシールドに吹きつけ、ガンダム本体を覆うフィールドを形成し加熱を防ぐ方法である
- ^ 化学燃料を用いたロケットとする資料もみられる[25]。また、重水素とヘリウム3を燃焼材にしたレーザー核融合パルス推進と、科学ロケットを混合したとする資料も見られる[40]。
- ^ 『機動戦士ガンダム』TVアニメ第9話においてはスラスター(作中ではロケットノズルと呼称される)によるジャンプ力を利用し、空中への飛翔と降下を繰り返してドップを撃破する姿も見られた。
- ^ 第18話でアッザムの攻撃を受けた際は、実行している作業を音声で報告した。
- ^ 『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』の小説版(上巻)では、シロー・アマダが陸戦型ガンダムを囮として使うため、オートパイロット機能で起立させている。OVA版においても、シローがコックピット内で睡眠を取っていても、自動的に基地まで徒歩で帰還している描写がある。
- ^ 「ASG56-B3S」[47]「ASG86-B3S IV」[48]と記載した資料もある
- ^ テレビシリーズではガウのメガ粒子砲をやすやすと防ぐ描写もあったが、これについては後にムック『ロマンアルバム・エクストラ42 機動戦士ガンダム 劇場版』の記事において、脚本・設定担当だった松崎健一が考証ミスであると断言している[要ページ番号]。
- ^ ガンプラのマスターグレード「ガンダム Ver.ONE YEAR WAR 0079」では、シールドの裏に、ビーム・サーベルに加えてビーム・ライフルとハイパー・バズーカを装着することができる(銃にそのための起倒式の突起がある。なお、HGUC版では新旧ともにこれらが省略されている)
- ^ 『1/100MG RX-78-2 ガンダムver.2.0』付属解説書にも「広域を焼却するためのものと考えられる」という記述がある。
- ^ バンダイのゲーム作品では「連邦の白い悪魔」、バンプレストのゲーム作品や一部書籍では「連邦の白き流星[63][64]」
- ^ 『ギレンの野望 ジオン独立戦争記』では、ガルマが「V作戦」のファイルを読んでいる映像がある。
- ^ 「ガンダーX-78型」を連邦軍部内での初期開発名称とする資料もある[38]。
- ^ 初出の『ガンダムエース』2013年8月号での名称は「プロトタイプガンダム(ロールアウト)」。
- ^ 本当は「口があると描くのが大変だから」という理由だった[13]。
- ^ のちに「ロールアウトカラー」と称して、このカラーリングを「色替え」でRX-78-2仕様のガンダムに施した立体物がいくつか商品化されたが、設定上はRX-78-1のみである。
- ^ 前面からの設定画では右腰だが、背面からでは左腰になっている。
- ^ 『マスターアーカイブ』では、スペックは全てRX-78-2と同じとされる。
- ^ G-3ガンダムを「2号機にマグネット・コーティングを施し、運動性能を倍加させたもの」とする資料もある[90]。
- ^ 2号機も、マグネット・コーティング処理後に型式番号をRX-78-3に改めたとする資料がある[93]。また、同仕様を「RX-78-2 ガンダム(G-3仕様)」とする資料もある[87]。
- ^ 『MSV』版のG-3ガンダムの胴回りは無塗装で、ルナ・チタニウム合金が露出しているとされる[94]。
- ^ 20パーセントとする資料もある[101]。
- ^ 作中ではランドセル(バーニア5発で通常型より1.5倍の推力[127])ごと交換しているが、プラモデルなどの立体物では通常型のランドセルのビーム・サーベル基部と換装する。
- ^ なお、漫画でもコア・ファイターは登場するがデザインが異なり、コア・ブロックには変形しない。
- ^ 追加箇所は両肩口(ガトリングガンと交換)、両肩アーマー(フックと交換)、両膝、両脹脛。
- ^ 設定画では、いわゆるアキレス腱に当たる部分にも差異が見られるが[131]、プラモデルでは前期型と同型となっている。
- ^ 最終的に無くされたが最初は口もあった。
- ^ TV版製作時の没画稿ではジムと同様のデザインのビーム・スプレーガンや、複数の装備をフル装備した画稿も存在した[140]。また、玩具用にジャベリンやバズーカ、電撃鞭などもデザインされており、このうちバズーカとジャベリンが採用されている[141]。
- ^ 派手なトリコロールカラーの塗装は「デモンストレーションを目立たせる必要がある試作機だから」としたことなど。
- ^ 「商品上の都合」という表層的なものとガンダムのリアルな世界観のモビルスーツという2つの要素の中で揺らいでいるのがガンダムのデザインのポイント[13]。
- ^ 『機動戦士ガンダム30周年プロジェクト』のプレスリリースでは「18mの等身大立像」としているが、一般に等身大とは人の身長と同じ大きさのことであり、主要新聞などでは実物大と表記されている。
- ^ 『とくダネ!』2009年12月17日放送の1コーナーで語られた実物大ガンダム解体後の現状をサンライズに電話取材した際のコメントによると、「複数のブロックに分解して、国内数カ所の某所に保管されており、マニアに場所を突き止められないように定期的に保管場所を移動している」とのこと。
- ^ 全体の形状は変わっていない。
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- ^ “全高18mのガンダム、ついに動く ライトアップが作り出した「脅威のメカニズム」”. ITmedia. 2021年3月27日閲覧。
- ^ 【特集】実物大のガンダムが動く!ガンダムGLOBAL CHALLENGE|“新成長時代”をつくる 工作機械産業 特設サイト|日刊工業新聞電子版
- ^ 感動のご対面! 実物大ガンダムがTGSに再臨! 【TGS 2009】
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