盛唐とは? わかりやすく解説

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せい‐とう〔‐タウ〕【盛唐】

読み方:せいとう

中国唐代文学史4期区分した、その第2期玄宗先天元年(712)から、代宗永泰元年765)までの約50年唐詩黄金期で、詩人李白(りはく)・杜甫(とほ)・王維孟浩然(もうこうねん)らが出た。→初唐中唐晩唐


盛唐(8世紀初頭 - )

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:52 UTC 版)

「唐」の記事における「盛唐(8世紀初頭 - )」の解説

712年先天元年)、李隆基睿宗から譲位され即位した玄宗)。翌年太平公主処刑した玄宗治世前半開元の治謳われ、唐の絶頂期となる。この時期、唐の羈縻支配冊封政策中央アジアにまで及んだが、751年トランスオクシアナ支配権巡ってアッバース朝との間に起こったタラス河畔の戦い敗れた玄宗は、長い治世後半には楊貴妃溺愛して政治への意欲失い宰相李林甫ついで貴妃一族楊国忠専横許した楊国忠は、玄宗楊貴妃寵愛されていた節度使安禄山対立し、危険を感じた安禄山755年反乱起こした節度使玄宗時代増加した官職で、辺境駐留する藩師に軍事指揮権一部行政権与え制度である。北方3州節度使兼ね大軍握っていた安禄山はたちまち華北を席巻し、洛陽陥落させ大燕皇帝称した。 都の長安占領され玄宗は蜀に逃亡、その途中で反乱の原因作ったとして楊貴妃楊国忠誅殺された。失意玄宗譲位し皇太子粛宗として即位した。唐は名将郭子儀らの活躍回鶻ウイグル)の援軍太子護ら)によって、763年に乱を平定した。9年及んだ反乱は、安禄山その死後乱を主導した配下史思明の名をとって安史の乱呼ばれる安史の乱によって、唐の国威大きく傷付いた以降、唐は次第に傾いていく。 軍事力増強のために藩鎮増やした結果内地節度使増加した各地節度使置かれた状態は、後の五代十国時代まで続いた

※この「盛唐(8世紀初頭 - )」の解説は、「唐」の解説の一部です。
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盛唐

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:41 UTC 版)

固有名詞

せいとう

  1. 唐代四分した第二期713年765年

発音(?)

せ↗ーとー

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