送球とは? わかりやすく解説

そう‐きゅう〔‐キウ〕【送球】

読み方:そうきゅう

[名](スル)

1 球技で、ボールを他の選手へ送ること。「二塁に―する」

2 ハンドボールのこと。


送球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/30 11:20 UTC 版)

一塁へ送球するマイサー・イズトゥリス

送球(そうきゅう)とは、ボールを所持している野手が、ある目標に向かって、手及び腕でボールを投げ送る守備行為を指す。投手の打者への投球とは区別される。

好送球と悪送球

目標の野手に向けて迅速かつ精確にボールが送られることは、しばしば好送球(こうそうきゅう)と呼ばれる。好送球を実現する為には、肩の強さや高い技術や経験の豊富さなどが要求される。

外野へ打球が飛んだ際に進塁を狙う走者をアウトにするための外野手の送球(返球とも呼ぶ)や、盗塁しようとする走者をアウトにするための捕手の送球は、特に高い技術が必要となる。長い距離にある目標に向けて速くて滞空時間の短い送球を必要とされるため、仰角が浅く最高点が低く軌道が直線的でなおかつ初速が速いものが要求される。このような好送球は「レーザービーム」としばしば形容される。

目標の野手の位置から送球が逸れてしまうことは、しばしば悪送球(あくそうきゅう)と呼ばれる[1]。これが原因で野手がボールを所持できず、その時間を利して走者が進塁すると、送球した野手には失策が記録される。また、悪送球がスタンドやベンチに飛び込んだ場合、ボールデッドとなり、各走者に2個の安全進塁権が与えられる。悪送球の多い野手は、しばしば野球選手としての資質を疑われる。このため、キャッチボールは野球の練習の基本として最重要視される。

投手の送球

投手は、軸足(投げる腕側の足)を投手板に触れたままでも、投球に関連する動作を起こすまでなら、いつでも塁(ただし本塁を除く)に送球することができる。また、投手板から軸足を後方に外せば、どこへでも自由に送球することができる。これらを牽制球と呼ぶ。

三塁走者が得点を試みて本塁に向かっている際、これを阻止するために、投手が投手板から軸足を後方に外して、捕手に向けて送球することがある。打者には、送球をバットで打つ権利がない。打者が投手の送球をバットに当てると、捕手への守備妨害になる。

なお、投手が軸足を投手板に触れたまま各塁に送球し、それが逸れてそのままスタンドやベンチに飛び込んだ場合は、各走者に与えられる安全進塁権は2個でなく1個である。軸足を外していた場合は他の野手の送球と同じく、2個の安全進塁権である。

脚注

  1. ^ 捕手が普通の守備行為を行っても捕球できないような投球は暴投といい、悪送球とは区別される。野手の悪送球を暴投と呼ぶことは適切ではない。

関連項目

  • ポップタイム - 捕手が投手の投球を捕球してから送球が二塁もしくは三塁に到達するまでの時間

送球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 10:20 UTC 版)

「捕手」の記事における「送球」の解説

走者が出た状況では、捕手は盗塁の阻止や走者の牽制などで素早い送球と送球技術が必要である。 捕手の盗塁阻止の成績を示す指標として盗塁阻止率があるが、盗塁の阻止には捕手の肩の強さよりも、投手の球を捕球してから二塁などへ送球する動作の素早さの方が重要であり、またプロ野球チームでは、盗塁の阻止には捕手よりも投手が投球動作を素早くするクイックモーションの方が重要視されている。盗塁阻止の送球が内野手へ届く所要タイムの短縮には、捕手の送球そのものの球速(捕手の肩の強さ)や捕手の送球動作の素早さよりも、投手の投球動作を素早くする方がタイム短縮に効果があるためである。 「投手 → 捕手 → 二塁」への送球に要する時間は通常3.2秒 - 3.4秒であるのに対し、走者が一・二塁間27.43 mを走るタイムは通常3.6秒 - 3.8秒前後かかるため、投手・捕手・内野手が動作のタイムロスを無くせば、通常は、捕手の肩が平均レベルでも盗塁は阻止される。また、盗塁時に、走者は投手の投球動作の癖を盗んでスタートを切るため、投手が癖を盗まれないようにすることが極めて重要である。 このように、盗塁阻止は投手と捕手の共同作業であり、盗塁された場合には捕手よりも投手の責任の方が大きいとされている。 盗塁阻止での捕手の役割は、 投手陣がクイックモーションを身に付けるよう指導すること。これは監督・コーチとも共同で行なう必要がある。 相手チームの盗塁の意図やサインを見抜くこと。 投手に牽制球を投げさせ、内野手も走者を牽制する動作をするよう捕手からサインを出し、捕手自身も走者を牽制すること。 狙ったベース上の位置へ正確に送球するために、正確性を高める練習を重ねること。盗塁は、許しても直ちに失点には直結しない(盗塁されても後続の打者をアウトにすれば失点はしない)が、捕手が悪送球をすると相手走者に進塁され、失点を招くため、捕手の送球は肩の強さよりも正確性が重要視されている。 送球そのものの球速(捕手の肩の強さ)よりも、捕球から送球への動作を素早くする練習を重ねること。 などである。

※この「送球」の解説は、「捕手」の解説の一部です。
「送球」を含む「捕手」の記事については、「捕手」の概要を参照ください。

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送球

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 12:29 UTC 版)

名詞

送球(そうきゅう)

  1. 球技において他の選手にボールを送ること。
  2. ハンドボールの漢字表記。

「送球」の例文・使い方・用例・文例

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