役満とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > 麻雀用語 > 役満の意味・解説 

役満 ヤクマン


九連宝燈 チューレンポートー 役満

役満
面前のみ
九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈九連宝燈 アガリ九連宝燈九連宝燈
九連宝燈九連宝燈3枚ずつと、九連宝燈九連宝燈までの数の並び作る形。別にピンズソウズでもよい。
上記のように、9面待ちのものを純正九連宝燈といったりする。

四喜和 スーシーホー 役満

役満
鳴いても可
四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和四喜和 四喜和四喜和四喜和 アガリ四喜和
風牌(東~北)を全てそろえる形。
上記のように、3つ刻子にして残りひとつを雀頭したものをショースーシー(小四喜)といい、4つ全て刻子したものダイスーシ大四喜)という。

四暗刻 スーアンコ 役満

役満
面前のみ
四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻 アガリ四暗刻
手牌暗刻4つ作った形。上記のように単騎待ちになった場合俗に四暗刻単騎(スッタン)という。
四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻四暗刻のようにシャンポン待ちになった場合は、ツモらないと四暗刻にはならない(出あがった場合対々三暗刻)。

四槓子 スーカンツ 役満

役満
鳴いても可
四槓子 四槓子四槓子四槓子四槓子 四槓子四槓子四槓子四槓子 四槓子四槓子四槓子四槓子 四槓子四槓子四槓子四槓子 アガリ四槓子
槓子4つ作る形。暗槓明槓問いません。

国士無双 コクシムソウ 役満

役満
面前のみ
国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双国士無双 アガリ国士無双
全ての一九字牌一種類ずつ集めプラスひとつの雀頭作った形。

地和 チーホー 役満

役満
子供のみ
子供第一ツモツモった時点あがっていると地和で役満。

大三元 ダイサンゲン 役満

役満
鳴いても可
大三元大三元大三元大三元大三元大三元大三元 大三元大三元大三元 大三元大三元大三元 アガリ大三元大三元
三元牌全て刻子にした形。

天和 テンホー 役満

役満
親のみ
親が14配牌取った時点あがっていると天和で役満。

字一色 ツーイーソー 役満

役満
鳴いても可
字一色字一色字一色字一色字一色字一色字一色字一色字一色字一色 字一色字一色字一色 アガリ字一色字一色
その名のとおり、全て字牌面子作った形。

清老頭 チンロウトウ 役満

役満
鳴いても可
清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭清老頭 清老頭清老頭清老頭 アガリ清老頭清老頭
一九牌のみの刻子全ての面子作った形。字牌混ざっていると混老頭二翻

緑一色 リューイーソー 役満

役満
鳴いても可
緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色 緑一色緑一色緑一色 アガリ緑一色緑一色
その名のとおり、全て緑色の牌(緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色緑一色)で面子作った形。

役満貫

(役満 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 20:50 UTC 版)

役満貫(やくまんがん)とは、日本の麻雀で採用されているのうち非常に難易度が高いもの、またはその役で得られる得点のことを言う。役満(やくまん)と略すことが多い。名称は「単一の役のみで一度の和了で獲得できる最大点数(満貫)を得ることができる」ということに由来し(後述)、今日では「役としての難易度はこれより上が存在しない」という意味も含まれることがある。

役満貫となる役については麻雀の役一覧を参照のこと。

概要

役満は符数や飜数を超越した役とされており、その点数は計算を必要としない。役満が存在する場合、役満でない役は全て無視し、決められた特定の得点とする。現在は四倍満貫(親48000点/子32000点)とする事が多い。 但し、完全先付けにおける和了資格等を考慮する際に役満以外の役との複合を認める場合もある。

ルールによっては役満同士が複合した場合(字一色大三元など)、ダブル役満トリプル役満と称し通常の役満貫の2倍及び3倍の点数として扱う場合もある。また、役満に該当する役が1種類だけでも和了の方法(四暗刻単騎待ち国士無双十三面待ち九蓮宝燈九面待ち)や役の難易度(大四喜)によってはダブル役満として扱うルールもある(大役満と呼び、通常の1.5倍の点数とするローカルルールもある)。

一般的なフリー麻雀や競技麻雀では最大点数を単一の役満貫相当点(親48000点/子32000点)とするルールが主流であるが、Mリーグなどでは、役満が複合した場合にはダブル役満やトリプル役満を認めるルールを採用している。その場合でも、四暗刻単騎待ちや大四喜、国士無双13面待ち、九蓮宝燈9面待ちをダブル役満とするルールはほとんどない。主に関西のセット麻雀にのみ見られるルールである。

歴史的には麻雀において一回の和了で獲得できる最大の点数(上限)を満貫と称した(英語でも満貫は「Limit」と称する)。複数の役の複合により満貫に達する場合を数え満貫或は数満貫と呼び、単一の役だけで満貫として扱う場合を役満貫として区別した。 因って役満貫の点数は文字通り満貫と同額であったが、所謂麻雀のインフレ化に伴い満貫以上の得点(跳満貫・倍満貫・三倍満貫)が認められるようになり、それに応じて役満貫の点数も上昇していった。その結果現在では役満貫を四倍満貫として扱うようになった。

数え役満

役満以外の役の複合による最大得点を役満相当とするルールも存在する(数え役満)。数え役満の例は麻雀の得点計算を参照。

以下の条件を満たしたときは、数え役満として、そのあがり形全体を一つの役満として扱う。

  1. あがり形の翻数が13翻以上であること
  2. 他に役満が存在しないこと(先述の通り役満と通常役は複合しないため)

Mリーグなどの競技麻雀では数え役満を採用しない場合が多く、その場合は13翻以上でも三倍満として扱われる。

日本プロ麻雀連盟では四倍満として2025年度から採用されている。

役満の分類

中張牌のみでできる役満は、四暗刻四槓子緑一色・天和・地和・人和である。これ以外の役満では、么九牌を必要とする。

七対子形で作れる役満は、字一色・天和・地和・人和である(七対子形の字一色を大七星ともいう。)[注釈 1]

順子を含むことができる役満は、緑一色・九蓮宝燈・大三元・小四喜・天和・地和・人和である。

門前限定の役満は、四暗刻・九蓮宝燈・国士無双・天和・地和・人和である。(天和・地和・人和は、他家の副露や、自他問わぬ暗槓によっても消滅する。)

役満は一般に非常に難度が高いので実戦でもそう滅多に和了れないが、その難度は役の種類により幅が大きい。役満の中で比較的完成するのが容易とされるのは次の3つの役である。

  1. 四暗刻 - 使用できる牌種を厳しく制限するものが多い中で、四暗刻は全ての牌を役の構成牌として使える[1]。さらに門前役であるため手の内を(暗槓しない限り)晒さず、捨て牌も偏りにくいため見破りにくい。
  2. 大三元 - 手牌14牌の大半に条件を課すものが多い中、大三元は白・發・中の3面子9牌だけであり、鳴いて手を作る事ができる。
  3. 国士無双 - 同種の牌を複数要求するものが多い中、国士無双では雀頭を除き1種1枚で良く、確率的に有利である。

役満貫の複合例

ツモ和了
和了
和了

四暗刻は比較的出現しやすいが、他の役満との複合は非常に稀である。そもそも四暗刻は牌種に制限がないため、他の役満と複合させようとすると牌種に制限が生じ、一気に難易度が上がる。仮に么九牌の対子と刻子を集め、四暗刻と他の役満の複合を狙える手組みになっても、その場合はポンを行って和了(清老頭か字一色のシングル役満)に向かう場合が多い。四暗刻と他の役満を複合させるには、手の内に他の役満に使える対子を揃え、かつ、それら必要牌がなかなか場に切り出されず、かつ、自力でツモらなくてはならない。しかも、必要牌全て自分のツモ筋になくてはならない。これらの条件を全てクリアしなくてはならないため、四暗刻の複合は非常に珍しい。

大三元や四喜和は、字牌の刻子を要するため、字一色との複合を狙いやすい場合がある。四暗刻と四槓子は、理論上は国士無双と九蓮宝燈を除く全ての役満(ただし、四槓子については天和・地和・人和も複合不可)、さらにローカル役では四連刻などと複合できるが、あくまで理論上の話であり、上述通り現実的には非常に難しい。

脚注

注釈

  1. ^ ただし中国麻雀など、七対子の4枚使いを認めるルール下においては、清老頭緑一色の七対子形も可能。

出典

  1. ^ 四槓子も全ての牌を使えるのは同様だが、こちらはの難しさと牌が相手に見えてしまうことから難度は圧倒的に高い。

関連項目


役満

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 00:30 UTC 版)

セガネットワーク対戦麻雀MJ4」の記事における「役満」の解説

役満及び数え役満アガリにはすべて宝箱(金)与えられる。この場合宝箱(銀)を重複して得ることは出来ない一つの役でダブル役満大四喜四暗刻単騎待ちなど)は取れないが、役満同士複合認められている。 天和地和緑一色 - 發の有無問わない四暗刻☆ - 単騎待ちシャンポン待ちツモ上がり得点区別しない九蓮宝燈☆ - 筒子索子も可。Ver.Bからフリテン純正(9面待ち)は準正1面待ち)として扱われる国士無双☆ - 13待ちフリテン適用。Ver.Bからフリテン13待ち1面待ちとして扱われ雀荘モードJACKPOTminiとなる。これはフリテン13待ち1面待ちから切り替えしてもすぐツモられ、JACKPOT獲得多発を防ぐためと思われる大三元 字一色 清老頭 四喜和 - 小四喜大四喜得点区別しない四槓子 - 雀頭完成以って和了りとする。

※この「役満」の解説は、「セガネットワーク対戦麻雀MJ4」の解説の一部です。
「役満」を含む「セガネットワーク対戦麻雀MJ4」の記事については、「セガネットワーク対戦麻雀MJ4」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「役満」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「役満」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「役満」の関連用語

役満のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



役満のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
オレンジハウスオレンジハウス
Copyright(C) 2025 ORANGE HOUSE All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの役満貫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのセガネットワーク対戦麻雀MJ4 (改訂履歴)、Mリーグ2020-21 (改訂履歴)、Mリーグ2018-19 (改訂履歴)、セガネットワーク対戦麻雀MJ3 (改訂履歴)、セガネットワーク対戦麻雀MJ2 (改訂履歴)、セガNET麻雀 MJ Arcade (改訂履歴)、麻雀の役一覧 (改訂履歴)、麻雀の得点計算 (改訂履歴)、役満 (任天堂) (改訂履歴)、Mリーグ2021-22 (改訂履歴)、Mリーグ2019-20 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS