一色三順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 23:24 UTC 版)
一色三順(イーソーサンシュン、イッショクサンジュン)とは、麻雀のローカル役のひとつ。同色の同一順子を3組揃えた時に成立する。ルールにより門前に限り2飜[1]または3飜とする場合と、門前で2飜、食い下がりで1飜[2]、または門前で3飜、食い下がりで2飜にするルールがある。
概要
一盃口に同一順子をもうひとつ加えた和了形である。門前の場合の牌の構成は三連刻と同じになるが、どちらに解釈するほうが点数が高くなるのかは一概には言えない。中国麻雀においては正規の24点役一色三同順として健在だが、日本ではローカルルール扱いである。
牌姿の例
(例)純チャンが絡むケース
(例)対々和が絡むケース
(例)両方が絡むケース
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- 三連刻2飜+三暗刻2飜+対々和2飜と解釈しても、一色三順3飜+純チャン3飜と解釈しても6飜となる。符は前者の方が高いがどちらに計算しても跳満であり結局同じ点数になる。ツモれば上の例と同じく四暗刻が成立して役満。
脚注
- ^ 栗原安行『カラー版 麻雀教室』日東書院、1986年。ISBN 4528004364。p94-P95。このルールブックでは門前役・2飜役として紹介されている。「この役は採用していない所もある」との付記あり。
- ^ ファミコン版4人打ち麻雀より。
関連項目
一色三順
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 07:53 UTC 版)
詳細は「一色三順」を参照 一色三順(いっしょくさんじゅん、いーそーさんしゅん)は、同色で同数の順子を3つ作った時に成立する役。一盃口は同色同数の順子2つだが、一色三順はこれが3つ。基本的には門前役だが、副露を認めている場合もある。門前で作った場合は三連刻と同じ形になる。 (例) 中国麻雀では一色三同順の名称で正式に認められている。
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