四暗刻単騎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/02 15:08 UTC 版)
(例)確定単騎 このような単騎待ちの四暗刻は「四暗刻単騎」「四暗刻単騎待ち」「スッタン」と呼ばれる。待ち牌はだけだが、ツモ・ロンにかかわらず四暗刻が成立する。また、前述のとおり四暗刻単騎をダブル役満とすることもある。ただし、純粋な単騎待ちのみとか、単騎待ちにした上でツモ和了する必要があるなど、古いルールでは定義にバラつきが見られることもある(かつては単騎待ちのみが役満扱いだった)。 いずれにせよ、四暗刻単騎の点数をどうするかは基本的には取り決め次第である。しかし、インフレ化の行き過ぎを嫌うルールではシャンポン待ちのケースと区別せず、通常の役満として扱う傾向が見られる。天鳳やセガネットワーク対戦麻雀MJ4では、和了役としては通常のツモり四暗刻と区別しているが、点数的には通常の役満と同じである。麻雀格闘倶楽部ではダブル役満として扱われている。 (例)注意を要する単騎待ち このケースのように待ち牌が2種類以上ある場合は、なら四暗刻となるが、では三暗刻のみとなる。特に同巡内フリテンには注意すべきで、安目のを見逃した同巡内は、高目のが出てもロンできない。四暗刻でしかあがるつもりがないのであれば、四暗刻が確定する単騎に受け変えておいたほうが良い。また、下図のように、 このように一筒を暗槓すると、安目の待ちが消えて四暗刻単騎が確定する。受け変える前に4枚目の一筒を自模った場合には有効な手段である。ただし暗槓によって待ちが変わるため、立直をかけている時にこれを行うとチョンボになってしまう。四暗刻単騎を確定させたい時には、不確定の待ちのまま立直をかけるのは得策ではない。
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