ターボジェット・エンジンとは? わかりやすく解説

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ターボジェット‐エンジン【turbojet engine】

読み方:たーぼじぇっとえんじん

ジェットエンジンの一。ガスタービン排気ガス利用し燃焼ガスをジェットノズルから噴出させて、その反動推進力を得る。噴流速度大きく高音速から超音速航空機適する。

ターボジェット‐エンジンの画像

ターボジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/15 05:05 UTC 版)

ターボジェットエンジン(Turbojet engine)はジェットエンジンの一種。ターボファンエンジンターボプロップエンジンに対し、レトロニムとしてピュアジェットエンジンとも言われる。


注釈

  1. ^ プロペラや船舶のスクリューにおいても同じ傾向がある。
  2. ^ 騒音が大きく、燃料消費効率が低いのでKC-135のようにエンジンをターボファンに換装した例もある。

出典



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ターボジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 15:07 UTC 版)

ジェットエンジン」の記事における「ターボジェットエンジン」の解説

詳細は「ターボジェットエンジン」を参照 タービン回転力により圧縮機駆動して空気圧縮し、その燃焼によって得られる排気流のみで推力を得る純粋なジェット推進エンジンガスタービン型ジェットエンジンとしては最も基本的なもので、フランク・ホイットルハンス・フォン・オハイン製作した初期ジェットエンジンもこのタイプであり、第二次世界大戦前後に研究・開発飛躍的に進んで一気普及した。ただし、排気流速エンジン搭載機速度より遥かに大きいために効率悪く後述するターボファンエンジン完成するとそれに取って代わられていったジェット流量が1軸式ガスタービン回転数と一体となり出力調整自由に出来ない採用1939年初飛行したHe178への搭載始まり第二次世界大戦中にはドイツ未熟ながらも実用化された。初期のもの耐久時間短く、低推力・高燃費安全性にも問題抱えていたが、朝鮮戦争が始まる1950年頃には一応完成の域に達し1952年にはイギリス世界初ジェット旅客機コメット1の運用開始された。その後改良続けられアフターバーナー使用と共に戦闘機や一旅客機コンコルドTu-144)の超音速飛行を可能たらしめたが、騒音排煙初期ジェット旅客機黒煙排出していた)、燃費問題からターボプロップターボファン実用化されると順次交代していった。ベトナム戦争ではターボジェット戦闘機F-4やMiG-21活躍するものの、それ以降戦闘機といえどバイパス比ターボファン一般化し、現在では純粋なターボジェット需要はほとんどなくなっている。 Me262Ar234搭載され戦後旧ソ連ジェットエンジン開発影響与えたユモ004 初期傑作ジェット戦闘機バンパイアにも搭載されデハビランド ゴブリン T-1に搭載され戦後初の日本製ジェットエンジンJ3

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ターボジェットエンジン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 22:26 UTC 版)

ポルシェのエンジン一覧」の記事における「ターボジェットエンジン」の解説

109-005 - 長距離ミサイル用。詳細は「ポルシェ 109-005」を参照

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