well classificationとは? わかりやすく解説

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坑井種別

読み方こうせいしゅべつ
【英】: well classification

坑井種類は、坑井掘削目的による分類掘削後の坑井の状態または使用目的での分類とがあり、探鉱段階から開発移行時までは前者を、開発段階では後者を主に用いる。
(1) 掘削目的による坑井分類
(i) 試掘井exploration well):全く未知油層またはガス層目的に掘る坑井のこと。
(ii) 探掘井delineation well):石油またはガス発見され構造広がり油層性状変化原始埋蔵量確認するために掘る坑井のこと。
(iii) 評価井(appraisal well, evaluation well):探掘井同様の目的掘削される坑井であるが、探掘井比べ油田評価精度高めるための情報入手という意味合い強くなる
(iv) 開発井または採掘井development well):石油またはガス採取目的に掘る坑井のこと。
(2) 使用目的による坑井分類
(i) 生産井、採収井(production well):石油またはガスを採収するための坑井で、主に生産する流体種類により、油井oil well)、ガス井gas well)、ガス・コンデンセート井(gas condensate well)に分けられるまた、坑井産油状態により、自噴井flowing well)、ポンピング井(pumping well)、ガス・リフト井(gas lift well)などの分類もよく使われる
(ii) 圧入井(injection well):ガス油層圧入するための坑井
(iii) 観測井observation well):圧入生産に伴う油層圧変化や油水界面・油ガス界面経時的変化観測するための坑井で、目的合わせて新たに掘削するともあれば、生産井圧入井を転用することもある。
(iv) 取水井water intake well):掘削使用する水圧入用供給するための坑井
(v) 廃水圧入井(disposal well):操業に伴う各種廃水地層中に圧入するための坑井

上のほか、上記 (2)-(ii) ~ (v)坑井サービス井(service well)と総称することもある。また、坑井本来の目的果たした場合事故により利用できなくなった場合、その坑井捨てることになるが、この廃棄され坑井廃坑井abandoned well)、なんらかの理由操業停止している坑井休止井suspended well)という。"

「well classification」の例文・使い方・用例・文例

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