spelling

実用日本語表現辞典

spelling

別表記：スペリング

「spelling」の意味・「spelling」とは

「spelling」とは、英語の単語で、文字の並び方や綴りのことを指す。英語では、発音と綴りが一致しない単語が多く存在するため、正確なスペルを学ぶことは非常に重要である。例えば、「enough」は「イナフ」と発音するが、「e-n-o-u-g-h」と綴る。これは英語特有の特徴であり、日本語のように音と文字が一致する言語とは異なる。

「spelling」の発音・読み方

「spelling」の発音は、IPA表記では /ˈspɛlɪŋ/ となる。IPAのカタカナ読みでは「スペリング」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「スペリング」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「spelling」の定義を英語で解説

「Spelling」 is the process or activity of writing or naming the letters of a word. It is a critical skill in English as the pronunciation of a word does not always correspond to its written form. For example, the word 'knight' is pronounced as 'nait', but it is spelled as 'k-n-i-g-h-t'. This characteristic of English makes it different from languages like Japanese where the sound of a word corresponds to its written form.

「spelling」の類語

「Spelling」の類語としては、「orthography」がある。これは、言葉の文字の正しい配列や綴りを指す言葉である。例えば、「The orthography of English can be complex」は、「英語の綴りは複雑である」という意味になる。

「spelling」に関連する用語・表現

「Spelling」に関連する用語としては、「spelling bee」がある。これは、主にアメリカで行われる綴りのコンテストで、参加者は指定された単語の綴りを正確に書くことが求められる。また、「misspelling」は綴り間違いを指す単語で、「typo」はタイプミスを指す。

「spelling」の例文

１. The spelling of this word is difficult.（この単語の綴りは難しい）
２. I need to check the spelling of your name.（あなたの名前の綴りを確認する必要がある）
３. My son is good at spelling.（私の息子は綴りが得意だ）
４. The spelling of English words can be confusing.（英語の単語の綴りは混乱を招くことがある）
５. She won the spelling bee.（彼女はスペリング・ビーを勝ち取った）
６. There is a spelling mistake in this sentence.（この文には綴りの間違いがある）
７. The spelling and pronunciation of this word do not match.（この単語の綴りと発音は一致しない）
８. He is learning the correct spelling of words.（彼は単語の正しい綴りを学んでいる）
９. The teacher corrected the spelling of the student.（先生は生徒の綴りを訂正した）
10. The spelling of her name is unique.（彼女の名前の綴りはユニークだ）

（2023年8月8日更新）

デジタル大辞泉

スペリング【spelling】

読み方：すぺりんぐ

ヨーロッパ諸語で、語のつづり。また、そのつづり字法。スペル。

外国人名読み方字典

Spelling

名前 スペリング

ウィキペディア

綴り字

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/09/01 23:29 UTC 版)

綴り字（つづりじ）とは、ある語を文字で表す際に、どの音や意味・文法的機能にどの字を用いるかという規則のこと。綴字（ていじ、てつじ）、スペリング（英語名詞: spelling）、スペル（英語動詞: spell）ともいう。

言語によって決められている綴り字の規則体系を綴字法、または綴り字法と呼び、正書法の最も中心的な役割を果たしている。綴字法により、ある言語において同じ語は同じ綴りで書かれる。

日本語においては複数の文字体系を使うが、仮名についての綴字法のことを特に仮名遣いと呼んでいる。

表音主義

綴り字において、音と字が1対1対応することを目指すことを表音主義という。現実的に完全な表音ということはありえず、言語によって表音主義に近いか遠いかの差がある。例えば、英語は歴史的な音韻変化により表音主義からかなり離れた綴り字となっており、「a」1つだけでもcat/æ/（ă）take/eɪ/（ā）, father/ɑː/（ä）, water/ɔː/…といった多くの音を表している。

日本語の現代仮名遣いの場合、表音主義に近く作られているが、徹底はしていない。例えば助詞の「へ・を・は」や、[oː]という音を表すのに「おう」「おお」の2通りがあるといったことがある。これらを表音主義にもとづいて綴れば、誰にでも読み書きが学びやすくなるといった長所があるが、古語との関連性が断たれたり、語源の明示性が失われるといった短所がある。また、語は他の語と結合したり、文法的機能に応じて語形変化したりすることで発音を変化させる。これを表音主義に基づけば一々綴り字を変えることになるが、経済性を重んじて綴り字は同じまま発音だけが変わったり、発音の変化に対応できるような綴り字を工夫したりすることもなされる。

カナモジカイなど現代仮名遣いを徹底的に表音主義化すべきとの論者もいる。ギャル語など俗語では現代仮名遣い以上に表音主義化することがある。

綴り字において字は音だけを表すとは限らず、文法規則や発音規則を表すために使われることがある。例えば英語のcakeやsiteにおけるeは発音されず、子音の前の母音が長母音（二重母音）であることを示すための記号であり、このような発音されない字を黙字と呼ぶ。

関連項目

• ノア・ウェブスター：綴字改定運動家、辞書編纂者
• フォニックス