N値 (-ち)
N値
N値 (ボーリング調査)
(n 値 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/30 13:28 UTC 版)
N値(エヌち、英語:N-value)とは、標準貫入試験(JIS A 1219)によって求められる地盤の強度等を求める試験結果(数値)である。標準貫入試験値とも言う。
その定義は『質量63.5±0.5kgのドライブハンマー(通称、モンケン)を76±1cm自由落下させて、ボーリングロッド頭部に取り付けたノッキングブロックを打撃し、ボーリングロッド先端に取り付けた標準貫入試験用サンプラーを地盤に30cm打ち込むのに要する打撃回数』である。
N値の信憑性の問題
N値は標準貫入試験を行うことで算出されますが、独立行政法人 土木研究所が運営するサイト「物理探査」に、この試験の抱える多岐にわたる問題が掲載されています。 気をつけよう,軟弱地盤と標準貫入試験
N値の利用
N値を用いて、地盤の硬さや締まりの程度を評価したり、基礎や地盤反力等の設計に必要な地盤定数(土質定数)の推定に利用する[1]。
出典
- ^ 規格詳細情報-JIS_A_1219:2001JSA WEB Store(日本規格協会ホームページ)
関連項目
「n 値」に関係したコラム
-
FX(外国為替証拠金取引)のボリンジャーバンド(略称、ボリバン)とは、現在の為替レートが高値圏にあるか安値圏にあるかを判断するためのテクニカル指標です。また、ボリンジャーバンドはトレンドの転換点を見つ...
-
FXやCFDのチャイキンボラティリティ(Chaikin's Volatility)とはEMA(指数平滑移動平均)を用いたテクニカル指標のことです。チャイキンボラティリティは、n日間の高値と安値との差の...
-
株式分析のスローストキャスティクス(Slow Stochastics)とは、現在の株価が過去の高値、安値と比較してどの位の水準にあるのかを調べ、売られすぎ、買われすぎを見極めるためのテクニカル指標のこ...
-
株式分析のサイコロジカルラインとは、一定期間の株価の上昇した回数と下降した回数から相場の強さを調べるためのテクニカル指標のことです。サイコロジカルラインは、次の計算式で求めることができます。計算期間を...
-
FX(外国為替証拠金取引)のモメンタム(momentum)とは、為替レートの勢いやトレンドの転換点などを調べる時に用いられるテクニカル指標の1つです。モメンタムの計算方法は次の通りです。計算期間をn日...
-
FX(外国為替証拠金取引)で用いられる移動平均線にはいくつかの種類があります。ここでは、よく知られている移動平均線を紹介します。▼単純移動平均線単に移動平均線という場合は、単純移動平均線(Simple...
- n 値のページへのリンク