flaskとは? わかりやすく解説

flask

別表記:フラスク

「flask」の意味・「flask」とは

「flask」は、英語で主に二つの意味を持つ単語である。一つ目は、狭口瓶やフラスコを指す。実験室などで用いられるガラス製の容器で、特に底が広く口が狭い形状を指すことが多い。二つ目は、携帯用小型酒瓶を指す。主にステンレス製で、がついていて持ち運びに便利形状をしている。

「flask」の発音・読み方

「flask」の発音は、IPA表記では /flæsk/ となる。IPAカタカナ読みでは「フラスク」となり、日本人発音するカタカナ英語では「フラスク」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「flask」の定義を英語で解説

「flask」は英語で、"A flask is a type of container with a narrow neck, and it is used for carrying liquids such as water, alcohol, etc. It can also refer to a type of laboratory glassware that has a wide base and a narrow neck."と定義される。つまり、狭い口部を持つ容器で、アルコールなどの液体を運ぶために使用されるまた、底部広く口部が狭い実験室用のガラス製品を指すこともある。

「flask」の類語

「flask」の類語としては、「bottle」、「vial」、「jar」、「beaker」などがある。これらはいずれ液体保管運搬するための容器を指す単語であるが、形状用途により微妙な違いがある。

「flask」に関連する用語・表現

「flask」に関連する用語としては、「Erlenmeyer flask」、「volumetric flask」、「hip flask」などがある。「Erlenmeyer flask」は、底が広く口が狭い三角形フラスコ指し化学実験などでよく使用される。「volumetric flask」は、特定の容量正確に測定するためのフラスコである。「hip flask」は、腰に携帯するための小型酒瓶を指す。

「flask」の例文

以下に「flask」の使用例を示す。 1. He filled the flask with hot coffee.(彼はフラスコに熱いコーヒー入れた。)
2. She carried a small flask of whiskey in her bag.(彼女はバッグ小さなウィスキーフラスコ持っていた。)
3. The scientist mixed the chemicals in the Erlenmeyer flask.(科学者はエーレンマイヤーフラスコで化学薬品混ぜた。)
4. He measured the liquid precisely with a volumetric flask.(彼は容量フラスコ使って液体正確に測定した。)
5. The hip flask is designed to fit in a pocket.(ヒップフラスコポケットに収まるように設計されている。)
6. The flask is made of heat-resistant glass.(そのフラスコ耐熱ガラス製である。)
7. She took a sip from her flask.(彼女はフラスコから一口飲んだ。)
8. The flask kept the drink warm for several hours.(フラスコ飲み物数時間温かく保った。)
9. He sealed the flask with a stopper.(彼はフラスコを栓で密封した。)
10. The flask is filled with a clear liquid.(フラスコには透明な液体入っている。)

Flask

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/08 10:11 UTC 版)

Flask
開発元 Armin Ronacher
初版 2010年4月1日 (2010-04-01)
最新版
3.1.0[1]  / 2024年11月13日 (2か月前)
リポジトリ
プログラミング
言語
Python
対応OS Cross-platform
種別 ウェブアプリケーションフレームワーク
ライセンス BSDライセンス
公式サイト palletsprojects.com/p/flask/
テンプレートを表示

Flask(フラスク)は、プログラミング言語Python用の、軽量なウェブアプリケーションフレームワークである。標準で提供する機能を最小限に保っているため、自身を「マイクロフレームワーク」と呼んでいる。Werkzeug WSGIツールキットとJinja2テンプレートエンジンを基に作られている。BSDライセンスで公開されている。

概要

Flaskは、標準で提供する機能を最小限に保っているため、自身を「マイクロフレームワーク」と呼んでいる。Flask自身は、他のフレームワークがしばしば持っているような、データベース抽象化レイヤやフォーム値の検証などの機能を持たない。これは、どんなWebアプリケーションにも適合する良い基盤を作るための設計判断だとしている(例えば、テンプレートエンジンはほとんどのWebアプリケーションで有用だが、関係データベース等はすべてのアプリケーションが必要とするものではない)[2]。とはいえ、それらの機能を、あたかもFlaskが元からサポートしているかのように追加できる拡張性も備えている。現段階において、オブジェクトリレーショナルマッパや、フォーム値の検証、ファイルのアップロード、ユーザログイン、種々のオープンな認証技術をサポートする拡張などが第三者によって提供されている[3]

歴史

FlaskはArmin Ronacherによって開発された。彼は『エイプリルフールのジョークとして作ったのだけれど、有名になって、いつのまにか本格的なアプリケーションになってしまった』[4][5]と述べている。

バージョン0.10で、Python 3に対応した[6]

FlaskはPython愛好家の間で人気がある。2020年10月 (2020-10)現在GitHub上のPythonのウェブ開発フレームワーク中でDjangoよりわずかに少ない2番目に多いスターを獲得しており[7]JetBrainsのPython Developers Survey 2018~2023では、最も人気が高いウェブフレームワークになった[8][9][10][11][12][13]

機能

  • 開発用サーバとデバッガを備える
  • テンプレートエンジンとしてJinja2を使用
  • RESTfulなリクエストディスパッチ
  • 整備されたドキュメント
  • 統合されたユニットテストサポート
  • メッセージ認証コード付きのセキュアCookieのサポート(クライアントサイドセッションを実現)
  • WSGI 1.0 の完全な準拠
  • Unicodeベース
  • Google App Engine互換
  • 機能を追加する各種の拡張が利用可能

サンプル

以下のサンプルコードは、ルートパスにアクセスすると "Hello World!" を表示するだけのアプリケーションである。

from flask import Flask
app = Flask(__name__)

@app.route("/")
def hello():
    return "Hello World"


if __name__ == "__main__":
    app.run(debug=False)

関連項目

脚注

  1. ^ Release 3.1.0” (13 11月 2024). 21 11月 2024閲覧。
  2. ^ Design Decisions in Flask”. February 20, 2013閲覧。
  3. ^ Extensions Registry”. February 20 2013閲覧。
  4. ^ Ronacher, Armin. “Opening the Flask”. September 30, 2011閲覧。
  5. ^ Denied: the next generation python micro-web-framework (April Fools page)”. September 30, 2011閲覧。
  6. ^ Pythonの軽量Webフレームワーク「Flask」がPython 3に対応” (2013年6月16日). 2014年3月11日閲覧。
  7. ^ Python libraries by GitHub stars”. Github. 2020年1月27日閲覧。
  8. ^ Python Developers Survey 2018”. www.jetbrains.com (2018年11月1日). 2021年5月20日閲覧。
  9. ^ Python Developers Survey 2019 Results” (英語). JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams. 2021年5月20日閲覧。
  10. ^ Python Developers Survey 2020 Results” (英語). JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams. 2021年5月20日閲覧。
  11. ^ Python Developers Survey 2021 Results”. JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams. 8 October 2024閲覧。
  12. ^ Python Developers Survey 2022 Results”. JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams. 8 October 2024閲覧。
  13. ^ Python Developers Survey 2023 Results”. JetBrains: Developer Tools for Professionals and Teams. 8 October 2024閲覧。

外部リンク




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