WindowsAuthenticationModule イベント
WindowsAuthenticationModule クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


認証 Mode が Windows に設定されている場合、WindowsAuthenticationModule は、現在の HttpContext の User プロパティを、現在の要求に対して IIS が提供した Windows ID を表す IPrincipal オブジェクトに設定します。IIS が匿名認証を使用する場合、WindowsAuthenticationModule は、GetAnonymous メソッドによって返される ID を使用します。
WindowsAuthenticationModule は Authenticate イベントを公開します。このイベントにより、現在の HttpContext の User プロパティにカスタム IPrincipal オブジェクトを設定できます。Authenticate イベントには、ASP.NET アプリケーションの Global.asax ファイルに、WindowsAuthentication_OnAuthenticate というサブルーチンを指定することによってアクセスします。

WindowsAuthentication_OnAuthenticate イベントを使用して、現在の HttpContext の User プロパティにカスタム IPrincipal オブジェクトを設定するコード例を次に示します。


System.Web.Security.WindowsAuthenticationModule


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


WindowsAuthenticationModule コンストラクタ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


このコンストラクタは、アプリケーション コードから呼び出すためのものではありません。
ASP.NET は、このコンストラクタを呼び出して、WindowsAuthenticationModule クラスのインスタンスを作成します。コンストラクタを呼び出すと、コンストラクタは Init メソッドを呼び出して新しい WindowsAuthenticationModule オブジェクトを初期化します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


WindowsAuthenticationModule メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Dispose | WindowsAuthenticationModule で使用されていたすべてのリソース (メモリを除く) を解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | Init | WindowsAuthenticationModule オブジェクトを初期化します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。) |

WindowsAuthenticationModule メンバ
Windows 認証が有効な場合、ASP.NET アプリケーションに対してユーザーの ID を設定します。このクラスは継承できません。
WindowsAuthenticationModule データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。


名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Dispose | WindowsAuthenticationModule で使用されていたすべてのリソース (メモリを除く) を解放します。 |
![]() | Equals | オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | 特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | Init | WindowsAuthenticationModule オブジェクトを初期化します。 |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Finalize | Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。) |
![]() | MemberwiseClone | 現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。) |


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