W & G Foyle Ltd.とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > W & G Foyle Ltd.の意味・解説 

フォイルズ

(W & G Foyle Ltd. から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/02 16:31 UTC 版)

チャリング・クロスにあるフォイルズの本店(2006年)

W&Gフォイルズ (W & G Foyle Ltd.) は、英国ロンドンソーホーに存在する老舗書店。一般にはフォイルズ (Foyles) と略して言及されることが多い。日本ではフォイル書店フォイルなどとも称される。

1903年、公務員試験に失敗したウィリアム・フォイルとギルバート・フォイル兄弟が大量に所持していた受験用の教科書を売却したところ、在庫以上の注文を受けたことが店を開くきっかけとなった。自宅での古本販売に始まって、1906年からチャリング・クロスの113-119番地に店舗を構え、現在では英国一の書店にまで成長している。

本棚の専有面積と書籍の数に関して、世界最大の書店としてギネスに登録されていた。現在でも英国内では最大級の書店である。ロンドン市民だけでなく観光スポットにもなっている。

フォイルズは豊富な品揃えだけでなく、次に示すような経営姿勢によっても有名であった。

  • 店舗はチャリング・クロスの本店のみで支店は無い。
  • 本棚における書籍の配置は、分野や著者ではなく出版社別。
  • 書籍を購入する際には三度列に並ぶ必要がある。(注文書、支払い、受け取りがそれぞれ別のカウンター)
  • 電話番号が公表されているが、これは書店が電話をとらないことを伝えるメッセージを流す為である。
  • 売れ行きが悪く絶版となった本も売れるまで棚に並べている。

1999年にオーナーのクリスティーナ・フォイルが死去し、その従兄弟のクリストファーが経営権が握ると、それまで拒み続けていた近代化に着手し始め、経営の効率化が達成された。

文学を議論するランチョンを1930年から開催していることでも知られる。 2005年にはサウス・バンクロイヤル・フェスティヴァル・ホールにおいて開催された。

日本東京八重洲ブックセンターは店の姉妹店である[1]

豆知識

  • イギリス・ITV制作の刑事ドラマ『刑事フォイル』(原題: Foyle's War)の主人公クリストファー・フォイルの名は、この店のオーナーであったクリスティーナ・フォイルの名から取られたものである(クリスティーナの男性名形がクリストファー)。クリスティーナの跡を継いだクリストファー・フォイルは主人公と同名であり、この縁からドラマにカメオ出演している。

脚注

  1. ^ 男の隠れ家』(2012年4月号)、朝日新聞出版 pp. 38-40

外部リンク


「W & G Foyle Ltd.」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「W & G Foyle Ltd.」の関連用語

W & G Foyle Ltd.のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



W & G Foyle Ltd.のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフォイルズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS