TemplateModeChangedEventArgs

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

TemplateModeChangedEventArgs クラス

メモ : このクラスは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

デザイン サーフェイス上のコントロールのテンプレート モードが変更されたときに生成される ViewEvent イベントにデータを提供します。

名前空間: System.Web.UI.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Class TemplateModeChangedEventArgs
    Inherits EventArgs

Visual Basic (使用法)

Dim instance As TemplateModeChangedEventArgs

C#

public class TemplateModeChangedEventArgs :
 EventArgs

C++

public ref class TemplateModeChangedEventArgs
 : public EventArgs

J#

public class TemplateModeChangedEventArgs extends
 EventArgs

JScript

public class TemplateModeChangedEventArgs extends
 EventArgs

解説

ViewEvent イベントは、デザイン サーフェイス上の特定の操作に対して発生し、Visual Studio 2005 などのデザイナ ホストによって生成されます。たとえば、イベントは、コントロールのテンプレート編集モードに切り替えたときやテンプレート編集モードを終了したときに発生します。

ControlDesigner クラスは、ViewEvent イベントを処理するための既定のデリゲートを提供します。テンプレート編集モードに切り替えたり、テンプレート編集モードを終了したりすると、デザイナのホストは TemplateModeChanged イベント型の ViewEventArgs オブジェクトを初期化し、EventArgs プロパティに TemplateModeChangedEventArgs オブジェクトを設定します。

テンプレート モードが変更されたことが ViewEventArgs オブジェクトによって示されると、ControlDesigner クラスの既定のデリゲートにより InTemplateMode プロパティの値が更新されます。

TemplatedControlDesigner クラスから派生したカスタム デザイナは、OnTemplateModeChanged メソッドをオーバーライドして、デザイン サーフェイス上のコントロールのテンプレート編集モードが変更されたときに追加の処理を実行できます。

イベントとデリゲートの詳細については、「イベントとデリゲート」を参照してください。

継承階層

System.Object
   System.EventArgs
    System.Web.UI.Design.TemplateModeChangedEventArgs

スレッド セーフ

この型の public static (Visual Basic では Shared) メンバはすべて、スレッド セーフです。インスタンス メンバの場合は、スレッド セーフであるとは限りません。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TemplateModeChangedEventArgs メンバ
System.Web.UI.Design 名前空間
ViewEventHandler
ControlDesigner.InTemplateMode プロパティ
TemplatedControlDesigner クラス

TemplateModeChangedEventArgs コンストラクタ

メモ : このコンストラクタは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

指定したテンプレート グループを使用して、TemplateModeChangedEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。

名前空間: System.Web.UI.Design
アセンブリ: System.Design (system.design.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Sub New ( _
    newTemplateGroup As TemplateGroup _
)

Visual Basic (使用法)

Dim newTemplateGroup As TemplateGroup

Dim instance As New TemplateModeChangedEventArgs(newTemplateGroup)

C#

public TemplateModeChangedEventArgs (
    TemplateGroup newTemplateGroup
)

C++

public:
TemplateModeChangedEventArgs (
    TemplateGroup^ newTemplateGroup
)

J#

public TemplateModeChangedEventArgs (
    TemplateGroup newTemplateGroup
)

JScript

public function TemplateModeChangedEventArgs
 (
    newTemplateGroup : TemplateGroup
)

パラメータ

newTemplateGroup

NewTemplateGroup を初期化するために使用する新しいテンプレート グループ。

解説

ViewEvent デリゲート メソッドは、TemplateModeChangedEventArgs コンストラクタを使用して、ViewEventArgs オブジェクトで使用する TemplateModeChangedEventArgs オブジェクトを初期化します。

テンプレート編集モードに切り替えたり、テンプレート編集モードを終了したりすると、デザイナのホストは TemplateModeChanged イベント型の ViewEventArgs オブジェクトを初期化し、EventArgs プロパティに TemplateModeChangedEventArgs オブジェクトを設定します。newTemplateGroup パラメータは、テンプレート編集モードに切り替えたときに新しいテンプレート グループを指定します。テンプレート編集モードを終了する場合、通常、newTemplateGroup パラメータは null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
TemplateModeChangedEventArgs クラス
TemplateModeChangedEventArgs メンバ
System.Web.UI.Design 名前空間
ViewEventArgs
NewTemplateGroup

TemplateModeChangedEventArgs プロパティ

パブリック プロパティ

	名前	説明
	NewTemplateGroup	テンプレート編集モードに切り替えたときに作成されたテンプレート グループを取得します。

参照

関連項目

TemplateModeChangedEventArgs クラス
System.Web.UI.Design 名前空間
ViewEventHandler
ControlDesigner.InTemplateMode プロパティ
TemplatedControlDesigner クラス

TemplateModeChangedEventArgs メソッド

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 ( Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 ( Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 ( Object から継承されます。)

参照

関連項目

TemplateModeChangedEventArgs クラス
System.Web.UI.Design 名前空間
ViewEventHandler
ControlDesigner.InTemplateMode プロパティ
TemplatedControlDesigner クラス

TemplateModeChangedEventArgs メンバ

デザイン サーフェイス上のコントロールのテンプレート モードが変更されたときに生成される ViewEvent イベントにデータを提供します。

TemplateModeChangedEventArgs データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

パブリック コンストラクタ

	名前	説明
	TemplateModeChangedEventArgs	指定したテンプレート グループを使用して、TemplateModeChangedEventArgs クラスの新しいインスタンスを初期化します。

パブリック プロパティ

	名前	説明
	NewTemplateGroup	テンプレート編集モードに切り替えたときに作成されたテンプレート グループを取得します。

パブリック メソッド

( プロテクト メソッド も参照)

	名前	説明
	Equals	オーバーロードされます。 2 つの Object インスタンスが等しいかどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	GetHashCode	特定の型のハッシュ関数として機能します。GetHashCode は、ハッシュ アルゴリズムや、ハッシュ テーブルのようなデータ構造での使用に適しています。 (Object から継承されます。)
	GetType	現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。)
	ReferenceEquals	指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。)
	ToString	現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。)

プロテクト メソッド

	名前	説明
	Finalize	Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。 (Object から継承されます。)
	MemberwiseClone	現在の Object の簡易コピーを作成します。 (Object から継承されます。)

参照

関連項目

TemplateModeChangedEventArgs クラス
System.Web.UI.Design 名前空間
ViewEventHandler
ControlDesigner.InTemplateMode プロパティ
TemplatedControlDesigner クラス