SessionStateSection.Cookieless プロパティ
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)

Dim instance As SessionStateSection Dim value As HttpCookieMode value = instance.Cookieless instance.Cookieless = value
public: property HttpCookieMode Cookieless { HttpCookieMode get (); void set (HttpCookieMode value); }
/** @property */ public HttpCookieMode get_Cookieless () /** @property */ public void set_Cookieless (HttpCookieMode value)
public function get Cookieless () : HttpCookieMode public function set Cookieless (value : HttpCookieMode)
HttpCookieMode 値の 1 つ。既定値は false です。Cookie を使用することを示します。

クライアントをサーバー セッションに関連付ける一意のセッション ID を格納する方法は 2 つあります。クライアント上に HTTP Cookie を格納する方法と、URL 内にセッション ID をエンコードする方法です。Cookie にセッション ID を格納する方法の方がセキュリティは高いですが、クライアント ブラウザが Cookie をサポートしている必要があります。
多くのモバイル デバイスなど Cookie をサポートしないクライアントの場合、こうしたクライアントを許可するアプリケーションでは、セッション ID は URL に格納されます。URL オプションにはいくつかの欠点があります。サイト上のリンクは相対的である必要があり、ページはセッションの開始時に新しいクエリ文字列値でリダイレクトされます。また、セッション ID がクエリ文字列内で公開されるため、セキュリティの攻撃を受けやすくなります。
Cookieless モードは、Cookie をサポートしていないクライアントをサポートする必要がある場合のみ使用するようにしてください。
また、セッション状態は、UseDeviceProfile と AutoDetect の 2 つの追加オプションもサポートします。前者の場合、クライアント単位でブラウザの機能に基づいて Cookie モードか Cookieless モードかを判断するセッション状態モジュールが有効になります。AutoDetect オプションでは、ブラウザに対してハンドシェイクが行われ、Cookie が格納されているかどうかが確認されます。この場合、モードを判断するためにさらに要求が必要になります。Cookieless クライアントをサポートする場合には、Cookieless URL を必要とするクライアントに対してのみ UseDeviceProfile を使用して、Cookieless URL を生成することを強くお勧めします。

Cookieless プロパティを取得する方法を次のコード例に示します。SessionStateSection オブジェクトにアクセスする方法については、SessionStateSection クラスのトピックにあるコード例を参照してください。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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