STICK OUT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/06 23:23 UTC 版)
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2025年2月) |
『STICK OUT』 | ||||
---|---|---|---|---|
THE BLUE HEARTS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | AVACO CREATIVE STUDIO | |||
ジャンル |
ロック パンク・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | イーストウエスト・ジャパン | |||
プロデュース | 今井裕 | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
THE BLUE HEARTS アルバム 年表 | ||||
| ||||
『STICK OUT』収録のシングル | ||||
|
『STICK OUT』(スティック・アウト)は、THE BLUE HEARTSの6枚目のアルバム。
概要
ジャケットに凸の文字があり、「突出した」というアルバムタイトルの意味のとおり、テンポが早く勢いのある楽曲が集められている。甲本いわく「本作STICK OUT(凸)と、(7月10日発売の7thアルバム)DUG OUT(凹)は2つで1つのアルバム」だという。
前作『HIGH KICKS』の頃、バンドに窮屈さを感じていた甲本が、ブルーハーツというバンドの在り方を見せたい、バンドを再スタートさせたいという意向のもと、今作と次作『DUG OUT』が制作された。両アルバムをプロデュースした今井裕は、「ブルーハーツをまだ終わらせたくない」という強い思いがあったという。
ブルーハーツの新譜を出そうとメンバーで話し合ったとき、2枚組にできるほどの曲数が集まった。しかし2枚組だとどうしても労力を使うので、それなら気分によって聞き分けられるように曲調を分けたアルバムを2枚作ろうという話になり、STICK OUTとDUG OUTは作製された(本作が出来た時点では「DUG OUT」というタイトルは未定であったが、「凹」というコードネームで呼ばれていた)。
収録曲の大半は、本作リリース前の1992年11月〜1993年1月にかけて行われた「PKO TOUR (Punch Knock Out Tour) 92-93」ですでに演奏されている。誰も知らないリリース前の曲を演奏していたことに関して、「歌や演奏を間違えても、誰も気づかない」とラジオで笑いながら話している。
バンド2作目のオリコンアルバムチャート1位を獲得。また、本作と同発で4thアルバム『BUST WASTE HIP』が再発された。
初回限定版は凸マークの入った白い紙ケース入り。
2010年2月24日に、25周年企画の一環で、デジタル・リマスタリングを施して再発することが決定。
収録曲
全編曲: THE BLUE HEARTS。 | |||
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「すてごま」 | 甲本ヒロト | |
2. | 「夢」 | 真島昌利 | |
3. | 「旅人」 | 甲本ヒロト | |
4. | 「期待はずれの人」 | 甲本ヒロト | |
5. | 「やるか逃げるか」 | 真島昌利 | |
6. | 「テトラポットの上」 | 甲本ヒロト | |
7. | 「台風」 | 真島昌利 | |
8. | 「インスピレーション」 | 河口純之助 | |
9. | 「俺は俺の死を死にたい」 | 真島昌利 | |
10. | 「44口径」 | 甲本ヒロト | |
11. | 「うそつき」 | 真島昌利 | |
12. | 「月の爆撃機」 | 甲本ヒロト | |
13. | 「1000のバイオリン」 | 真島昌利 | |
合計時間: |
楽曲解説
- すてごま
- 夢
- 旅人
- 期待はずれの人
- やるか逃げるか
- テトラポットの上
- ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
- 甲本の趣味である釣りについて歌った曲である。
- このころのブルーハーツの曲では、この曲のみ甲本の声は1980年代の荒削りな声に戻っている。
- 台風
- 後に「旅人」と共にシングルカットされた。
- インスピレーション
- 俺は俺の死を死にたい
- 44口径
- ギターのサウンドはグレコの12弦ギターを使用して収録された(ライブでは使用せず、当時真島がメインで使用していたギブソン・レスポールスタンダードで演奏されていた)。
- また、よしもと所属のお笑いコンビ・2丁拳銃のコンビ名は、この曲の歌詞からつけられた。現在彼らの舞台出演時の出囃子になっている。
- うそつき
- 対比表現が使用されている。ライブで一度も演奏されなかった数少ない曲の中の一曲。
- 月の爆撃機
- アルバム発売後のライヴにおいては、真島の「やるよー! やるよー! やっちゃうよー!」(「やっちまうよー」、「やっちゃうんだよー」と言うことも)というシャウトがこの曲の合図だった。「1000のバイオリン」がセットで続けて歌われることが多かった。(PKOツアーでのみセットではなかった。)
- 2013年にマキシマムザホルモンがアルバム『予襲復讐』の中でカヴァーしている。
- また、2015年1月期の独立局系深夜アニメ『ローリング☆ガールズ』のエンディングテーマとしてTHE ROLLING GIRLS(小澤亜李、日高里菜、種田梨沙、花守ゆみり)がカヴァーしている。
- ワーナー在籍時の曲のシングル未収録の曲ではファンの間では一番人気がある。
- 1000のバイオリン
- 後にシングルカットされ、カップリングに弦楽器アレンジの「1001のバイオリン」が収録された。
- 「1001のバイオリン」が2006年にアサヒ缶コーヒー「ワンダ 100年ブラック」のCMソングに起用された。
- こちらも深夜アニメ『ローリング☆ガールズ』の挿入歌としてTHE ROLLING GIRLS(小澤亜李、日高里菜、種田梨沙、花守ゆみり)がカヴァーしている。
- 凸凹ツアーでは、この曲がラストで、アンコールの声が響く中、1001のバイオリンが流れるといったものだった。
参加ミュージシャン
- THE BLUE HEARTS
SticK Out
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 17:56 UTC 版)
「SticK Out」 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
KOTOKO の シングル | ||||||||
B面 | 初雪ディスタンス | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | マキシシングル | |||||||
ジャンル | J-POP、アニメソング | |||||||
レーベル | NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン | |||||||
作詞・作曲 |
KOTOKO(作詞) DECO*27(作曲) | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
KOTOKO シングル 年表 | ||||||||
| ||||||||
|
「SticK Out」(スティック・アウト)は、日本の歌手、KOTOKOの23枚目のシングルである[4]。2020年11月17日にNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンから発売された。
概要
KOTOKOのシングルとしては前作「PLASMIC FIRE」から約4年ぶり、ソロシングルとしては前作「ZoNE-iT」以来約6年ぶりのリリースとなる。初回限定盤・通常盤の2形態で発売。ジャケットもそれぞれ異なっている。初回限定盤付属DVDに「SticK Out」のミュージック・ビデオが収録されている。アニメソングベストアルバム『KOTOKO Anime song's complete album "The Fable"』と同時発売。CD発売に先駆けて2020年10月10日より各音楽配信サービスにて「SticK Out」の単曲は先行配信が開始[5]。
DECO*27が作曲を担当し、6作目のアルバム『空中パズル』の収録曲「黙れよ、ピーター」以来、約7年ぶりの楽曲提供となった[6]。
表題曲の「SticK Out」は2020年10月放送開始のテレビアニメ『キングスレイド 意志を継ぐものたち』のエンディングテーマに起用されており[7]、疾走感のあるロックテイストの楽曲に仕上がっている[8]。自身の楽曲がテレビアニメの主題歌として起用されるのは、2017年発表の「▲MEW▲△MEW△CAKE」以来。
カップリング曲の「初雪ディスタンス」では、KOTOKOが作詞・作曲、I'veのクリエーター・C.G mixが編曲を担当している。歌詞について、KOTOKOが「(本作を発売時期には)ディスタンスっていう言葉を使うっていうのは物議を醸し出すだろうなとは思っていましたけど、あえてその言葉をモチーフにして。歌詞の内容としてはコロナには関係ない世界観で、恋愛の歌詞なんです。もちろん、受け取っていただく方の考えで全然いいなと思っているんですけど、ただ最近はディスタンスという単語に対してネガティブなイメージがついてしまったじゃないですか。でも実際はそうではなくて、もっと心の距離感とかを描ける、ロマンチックで切ない言葉だったはずなんです。そこをもう一度思い出してほしかったんですよね。」とコメントした [6]。
チャート成績
2020年11月16日付オリコンデイリーチャートでは初登場7位にチャートインした[2]。同年11月30日付の週間シングルランキングでは28位を獲得し、初動1,198枚を売り上げた[1]。チャート登場回数は2回、累計1,354枚のセールスを記録した[9]。
収録曲
- CD
全作詞:KOTOKO
- SticK Out
- 初雪ディスタンス
- 作曲:KOTOKO / 編曲:C.G mix
- SticK Out (instrumental)
- 初雪ディスタンス (instrumental)
- DVD
- SticK Out (Music Clip)
出典
- ^ a b “オリコン週間 シングルランキング 2020年11月16日~2020年11月22日 21~30位 - ORICON NEWS”. オリコン. 2020年11月25日閲覧。
- ^ a b “オリコンデイリー シングルランキング 2020年11月16日付 - ORICON NEWS”. オリコン. 2020年11月17日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Singles Sales - Charts”. Billboard Japan. 2020年12月7日閲覧。
- ^ “23TH SINGLE SticK Out”. KOTOKO NBCUniversal Entertainment Japan OFFICIAL SITE (2020年10月15日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ 2020/10/10より「SticK Out」先行ダウンロード配信スタート!、KOTOKO NBCUniversal Entertainment Japan OFFICIAL SITE
- ^ a b 澄川龍一 (2020年11月17日). “『KOTOKO Anime song’s complete album“Fable”』&TVアニメ『キングスレイド 意志を継ぐものたち』EDテーマ「SticK Out」を同時リリース!KOTOKOインタビュー【完全版】(エムオンプレス)”. Yahoo!ニュース. 2020年11月25日閲覧。
- ^ KOTOKO 11月17日発売 TVアニメ『キングスレイド 意志を継ぐものたち』EDテーマシングル リリース決定! - KOTOKO NBCUniversal Entertainment Japan OFFICIAL SITE
- ^ “11月17日発売、KOTOKOアニソンベスト全収録曲決定!シングル「SticK Out」ジャケ&アーティスト写真も到着!”. エキサイトニュース (2020年10月15日). 2020年10月29日閲覧。
- ^ オリコンランキング情報サービス「you大樹」で公開されている情報
外部リンク
「STICK OUT」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- STICK_OUTのページへのリンク