SIMカード(ワイモバイルのUSIMカード)種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 18:21 UTC 版)
「ワイモバイル」の記事における「SIMカード(ワイモバイルのUSIMカード)種類」の解説
Y!mobileブランドのSIMカードについては、2015年4月時点では、特に決まった名称は付いておらず、公式サイトでも『ワイモバイルのUSIMカード』あるいは『USIMカード』とされている。ここでは混同を防ぐために一般的な呼称である『SIMカード』とする。 カードの種類は、4G音声用とデータ通信(DUAL2)用の2種類あり、データ通信用SIMにはSoftBankのネットワークを使用する番号と旧イー・アクセスのネットワークを使用する番号の2番号が登録されており、ユニバーサルサービス料金が2番号分発生する。 但し、スマホプランのオプションとして設定されているシェアプラン用のSIMは、データ通信専用であるが4G音声用のSIMカードが発行される(403HWや404HWなどを単品で契約する場合も、スマホプランが適用されるため、音声用のSIMカードになる)。 しかしながらシェアプラン用として使用出来るSIMのうち、nanoサイズに関しては、『n101』『n111』となり、同じnanoサイズでもiPhone用のSIMとされている『n141』は契約時にUSIM No.(ICCID)を入れた時点でエラーが出て契約出来ないようになっている。これにより、ワイモバイルもICCIDでiPhoneの使用可否に縛りを入れていることが分かる。但し『n141』iPhoneしか使えないが『n101』『n111』関しては、Android・iPhone・ガラホでも使用可能 その為か、305ZTのようなデータ通信専用機種に4G音声用SIM(シェアプラン用SIMカード)を挿入しても「USIMロック」と表示され、SIMロック相当の影響を受ける。 『n101』(シェアプラン用SIMカードは、一部のタプレットやiPad使用できない。 (シェアプラン用データSIM『n101』でもiPhoneやガラホやAndroid使用可能 カードサイズはmicroとnanoの2種類であり、2015年現在、標準サイズのSIMカードは存在していない。 カードパッケージはSoftBankブランドと同様に紙の封筒型パッケージにSIMカードパッケージが封入されているが、SoftBankブランドのものと違い電話番号が記載されているシールが存在しない。 製造は、ジェムアルト(GEM)とギーゼッケ アンド デブリエント(G&D)とオベルチュール・テクノロジーズ(OCS)。 microSIM(4G音声用) カード名は『m101』 紙パッケージには『4G音声<micro> USIM card m101』と記載されている。 docomoやauのmicroSIMと違い、製造番号が端子面に下12桁分だけ記載されている。 店舗在庫によっては2015年4月時点でも旧EMOBILE 4G-SのmicroSIMが払い出されている。 m101と旧EMOBILE 4G-SのmicroSIMはパーツコードやJANコードが同じであり、両者は同じとされている様子だが、 双方のSIMを同時期にNexus 5(EM01L)契約し、4G-S SIMを挿すとキャリア表示が『SoftBank』に、m101 SIMを挿すと『Y!mobile』と異なっている。 nanoSIM(4G音声用) カード名は『n101』『n111』『n141』 紙パッケージには『4G音声<nano> USIM card n101(または111/141)』と記載されている。 microSIMと違い、製造番号は端子面と逆面に記載されている。 適用機種により分けることを推奨しており、n101は国際的なSIMフリー機用(Nexusシリーズ等)、n111は日本製機種用(京セラ・シャープ等)、n141はiPhone用との事。 但し、オンラインショップではシャープ製でもn101が提供されたり、n101/n111はシェアプラン用として共通で使えるのに対し、n141は前述の通りiPhone用として明確に差別化されている。 microSIM(データ通信(DUAL2)) カード名は『m09』『m121』 紙パッケージには『データ通信(DUAL2) USIM card m09』と記載されている。 前述の通りSoftBankと旧イー・アクセスの2つのネットワークを使用するために、2番号が登録されている。 microSIM(302HW専用) カード名は『m06』 紙パッケージには『4G音声<micro> USIM card m06』と記載されている。 docomoやauのmicroSIMと違い、製造番号が端子面に下12桁分だけ記載されている。 302HWは、旧イー・アクセス回線を使用する端末であり、タイプ2での契約となるため、前述したタイプ1用のm101とは別に設定されている。GL07Sを契約した際に使用するイー・モバイルのLTE音声のmicroサイズのEM chipとほぼ同等と見られる。 microSIM m101カード m101 SIM EM 4G-S USIMカード EM 4G-S USIMカード SIM端子面(m101/4G-S共通) nanoSIM n101カード n101 SIM n101 SIM端子面(GEM) n111カード n111 SIM n111 SIM端子面(G&D)
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