SECIモデルとは? わかりやすく解説

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SECIモデル

「SECIモデル」とは、野中郁次郎氏が提案した知識創造モデルである。「SECIモデル」「暗黙知」と「形式知」のスパイラルを創り出す知識移転プロセス表したのである
「SECIモデル」は、
共同化」(暗黙知暗黙知へ)
→「表出化」(暗黙知形式知へ)
→「統合化」(形式知形式知へ)
→「内面化」(形式知暗黙知へ)
→「共同化
という知の移転プロセス螺旋状行き来しながら創造され、はじめの「共同化」へ戻り絶えずこのサイクル繰り返していくモデルである。

SECIモデル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 03:58 UTC 版)

ナレッジマネジメント」の記事における「SECIモデル」の解説

個人知識組織的に共有し、より高次知識生み出すということ主眼置いたナレッジマネジメント実現する場合、そのフレームワークとして以下の4段階のプロセス提示されている。このプロセスは、各段階英語名称頭文字をとって“SECI(セキプロセス”、あるいは単に“SECI(セキ)”と呼ばれる。これは野中郁次郎一橋大学 名誉教授)と竹内弘高ハーバード大学ビジネススクール 教授一橋大学 名誉教授)が執筆したThe Knowledge Creating Company(『知識創造企業梅本勝博訳、東洋経済新報社)において、提唱された。知識とは「正当化され真な信念 (Justified true belief)」であり、個人個人相互作用、あるいは組織組織相互作用により、ダイナミックに変化深化進化していくものであるという考えの下に構築されている。 共同化Socialization)とは、組織内個人、または小グループでの暗黙知共有、およびそれを基にした新たな暗黙知創造である。 表出化(Externalization)とは、各個人、小グループ有する暗黙知形式知として洗い出すこと。 結合化(Combination)とは、洗い出され形式知組み合わせ、それを基に新たな知識創造することである。 内面化Internalization)とは、新たに創造され知識組織広め新たな暗黙知として習得することである。

※この「SECIモデル」の解説は、「ナレッジマネジメント」の解説の一部です。
「SECIモデル」を含む「ナレッジマネジメント」の記事については、「ナレッジマネジメント」の概要を参照ください。

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