ObfuscateAssemblyAttribute クラス
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)

<ComVisibleAttribute(True)> _ <AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Assembly, AllowMultiple:=False, Inherited:=False)> _ Public NotInheritable Class ObfuscateAssemblyAttribute Inherits Attribute
[ComVisibleAttribute(true)] [AttributeUsageAttribute(AttributeTargets.Assembly, AllowMultiple=false, Inherited=false)] public sealed class ObfuscateAssemblyAttribute : Attribute
[ComVisibleAttribute(true)] [AttributeUsageAttribute(AttributeTargets::Assembly, AllowMultiple=false, Inherited=false)] public ref class ObfuscateAssemblyAttribute sealed : public Attribute

ObfuscationAttribute 属性および ObfuscateAssemblyAttribute 属性は、最小限の外部構成によって難読化ツールでバイナリを正しく処理できるように、アセンブリ作成者がバイナリに注釈を付けるための手段を提供します。
この属性をアセンブリに適用すると、難読化ツールに対してアセンブリ型の既定の規則を使用するように指示が出されます。
![]() |
---|
この属性を適用しても、自動的にアセンブリの隠ぺいが行われるわけではありません。この属性の適用は、難読化ツールの構成ファイルを作成する代わりとして行われます。つまり、難読化ツールに対する指示を出すだけです。Microsoft では、難読化ツールの販売元が次に説明するセマンティクスに従うことを推奨しています。ただし、特定のツールが Microsoft の推奨するセマンティクスに従っているという保証はありません。 |
ObfuscationAttribute は、アセンブリ内の型、およびこれらの型のメンバに適用できます。最も内側の属性によって、難読化ツールが特定のコード エンティティを処理する方法を制御します。

ObfuscateAssemblyAttribute でマークされているプライベート アセンブリのコード例を次に示します。難読化ツールが処理後に属性を削除しないようにする場合、StripAfterObfuscation プロパティは false です。
ObfuscateAssemblyAttribute と共に ObfuscationAttribute を使用する方法を示すコード例については、ObfuscationAttribute クラスのトピックを参照してください。
Imports System Imports System.Reflection <Assembly: ObfuscateAssemblyAttribute(False, _ StripAfterObfuscation:=False)>

System.Attribute
System.Reflection.ObfuscateAssemblyAttribute


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ObfuscateAssemblyAttribute コンストラクタ
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


アセンブリを現在のアプリケーションのみで使用し、他のソフトウェアによって使用されるライブラリに含めない場合は、アセンブリをプライベートとしてマークします。通常、アセンブリをプライベートとしてマークすると、アプリケーションの隠ぺいの一環として、パブリック メソッドを含むすべてのメソッドの名前を隠ぺいするように隠ぺいプログラムに通知されます。アセンブリがパブリックである場合、隠ぺいプログラムはパブリック メンバの名前を隠ぺいしません。
![]() |
---|
この属性を適用しても、自動的にアセンブリの隠ぺいが行われるわけではありません。この属性の適用は、難読化ツールの構成ファイルを作成する代わりとして行われます。つまり、難読化ツールに対する指示を出すだけです。Microsoft では、難読化ツールの販売元が次に説明するセマンティクスに従うことを推奨しています。ただし、特定のツールが Microsoft の推奨するセマンティクスに従っているという保証はありません。 |

アセンブリがプライベートであることを属性コンストラクタが指定する方法のコード例を次に示します。難読化ツールが処理後に属性を削除しないようにする場合、StripAfterObfuscation プロパティは false です。
Imports System Imports System.Reflection <Assembly: ObfuscateAssemblyAttribute(False, _ StripAfterObfuscation:=False)>

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


ObfuscateAssemblyAttribute プロパティ

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AssemblyIsPrivate | アセンブリがプライベートとしてマークされているかどうかを示す Boolean 値を取得します。 |
![]() | StripAfterObfuscation | 難読化ツールが処理後に属性を削除する必要があるかどうかを示す Boolean 値を取得または設定します。 |
![]() | TypeId | 派生クラスに実装されている場合は、この Attribute の一意の識別子を取得します。 ( Attribute から継承されます。) |

ObfuscateAssemblyAttribute メソッド

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | GetCustomAttribute | オーバーロードされます。 アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用された指定した型のカスタム属性を取得します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | GetCustomAttributes | オーバーロードされます。 アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用されたカスタム属性の配列を取得します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | このインスタンスのハッシュ コードを返します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | IsDefaultAttribute | 派生クラス内でオーバーライドされたときに、このインスタンスの値が派生クラスの既定値かどうかを示します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | IsDefined | オーバーロードされます。 指定した型のカスタム属性が、アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用されているかどうかを判断します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | Match | 派生クラス内でオーバーライドされたときに、指定したオブジェクトとこのインスタンスが等しいかどうかを示す値を返します。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 ( Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 ( Object から継承されます。) |

ObfuscateAssemblyAttribute メンバ
該当するアセンブリ型に対して標準の隠ぺい規則を使用するように、難読化ツールに指示します。
ObfuscateAssemblyAttribute データ型で公開されるメンバを以下の表に示します。

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | ObfuscateAssemblyAttribute | 隠ぺいするアセンブリがパブリックであるかプライベートであるかを指定して、ObfuscateAssemblyAttribute クラスの新しいインスタンスを初期化します。 |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | AssemblyIsPrivate | アセンブリがプライベートとしてマークされているかどうかを示す Boolean 値を取得します。 |
![]() | StripAfterObfuscation | 難読化ツールが処理後に属性を削除する必要があるかどうかを示す Boolean 値を取得または設定します。 |
![]() | TypeId | 派生クラスに実装されている場合は、この Attribute の一意の識別子を取得します。(Attribute から継承されます。) |

名前 | 説明 | |
---|---|---|
![]() | Equals | オーバーロードされます。 ( Attribute から継承されます。) |
![]() | GetCustomAttribute | オーバーロードされます。 アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用された指定した型のカスタム属性を取得します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | GetCustomAttributes | オーバーロードされます。 アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用されたカスタム属性の配列を取得します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | GetHashCode | このインスタンスのハッシュ コードを返します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | GetType | 現在のインスタンスの Type を取得します。 (Object から継承されます。) |
![]() | IsDefaultAttribute | 派生クラス内でオーバーライドされたときに、このインスタンスの値が派生クラスの既定値かどうかを示します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | IsDefined | オーバーロードされます。 指定した型のカスタム属性が、アセンブリ、モジュール、型のメンバ、またはメソッド パラメータに適用されているかどうかを判断します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | Match | 派生クラス内でオーバーライドされたときに、指定したオブジェクトとこのインスタンスが等しいかどうかを示す値を返します。 (Attribute から継承されます。) |
![]() | ReferenceEquals | 指定した複数の Object インスタンスが同一かどうかを判断します。 (Object から継承されます。) |
![]() | ToString | 現在の Object を表す String を返します。 (Object から継承されます。) |

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